アウトドアでの調理において不可欠な火。
火をおこす方法はいくつかありますが、「火おこしは手早く済ませたい」という方も多いのではないでしょうか。
そのような方におすすめなのが、バーナーです。
もちろん、バーナーといっても種類が豊富にありますが、筆者が愛用しているのはSOTO「フィールドチャッカーST-430」。
このフィールドチャッカーST-430は強力な火力が魅力なのですが、使っていくなかで火おこし意外にも多用途であることがわかりました。
今回は、そんなフィールドチャッカーST430の魅力や用途について紹介します。
フィールドチャッカーST-430の魅力
SOTO「フィールドチャッカーST-430」は、アウトドアでの使用に適した機能が満載です。
どのような魅力があるバーナーなのか、詳しく見ていきましょう。
強力耐風バーナー
一つ目の魅力は、強風にも負けない火力です。
気候に左右されることの多いアウトドア。
しかしながら、フィールドチャッカーST-430は強風下でも問題なし。
ライターのように、風の影響で火が消えることがありませんので、ストレスフリーで作業に集中できます。
誤作動防止機能付き
二つ目の魅力は、本体に誤作動防止ロックがあることです。
バーナーは高火力ゆえに、誤作動は防ぎたいところ。子どもがいる際にはなおさらです。
フィールドチャッカーST-430の本体下部には、誤作動防止レバーがあります。
使用しないときは、このレバーを押し上げることでロックをかけることができます。
持ち運び時などにも、この誤作動防止機能を活用すれば安心です。
不意の事故などを防止することができますよ。
火炎調整機能
三つ目の魅力は、簡単に火力の調整ができることです。
使うシーンに合わせて火力を調整できるのはメリットが多く、うまく使えば燃料の節約にもなります。
火力調整のつまみを操作すれば、それだけでバーナーの炎の大きさを調整できます。
また、空気調整つまみもあるため、火力のバランスを自在に操ることも可能。
状況に合わせて調整すると良いでしょう。
ワンタッチ操作で使用可能
四つ目の魅力は、ワンタッチ操作で使用ができることです。
着火は、本体を握り点火レバーを引くだけ。この手軽さと高い火力の両立こそが、アウトドアにおいて信頼できる点と言えるでしょう。
フィールドチャッカーST-430は幅広い用途がある
続いては、筆者がフィールドチャッカーST-430を愛用してきたなかでの用途を紹介します。
もちろん、アイデア次第で用途はさらに広がりますよ。
焚き火や炭火の着火
フィールドチャッカーST-430で最も期待される用途、火おこし。すでに述べた通り、フィールドチャッカーST-430は高火力なので、薪や炭の着火も容易にできます。
火おこしを手早くしたい方には、特におすすめ。
着火剤と併用すれば、より効率的な火おこしが可能です。
料理への焼き目つけ
意外と重宝するのが、料理への焼き目つけ。
素材の旨味を引き出したり、見映え良くするには欠かせない作業となりますが、そんなときにもこのフィールドチャッカーST-430が大活躍します。
パンやチーズ、デザートなどの焼き目つけから、刺身の炙りなどまで簡単にできます。
筆者は家でも使用するほど、重宝しています。
DIYの焼き作業にも
その他、DIYでも活用できます。
筆者は木材の焼きに使用してみましたが、簡単にできました。
使用上の注意点
フィールドチャッカーST-430の魅力や用途を紹介しましたが、安全に使用する上での注意点もあります。
使用後は火口が高温に
使用した後は火口が高温になります。
うっかり手や腕が触れると火傷の恐れがあります。
筆者も使用後のノズルに腕が触れてしまい、火傷した経験があります。
使用後は触れない場所に置くなど、対策をおすすめします。
使用時は周囲を確認
このギア含め火器を使う際には、周囲に可燃物などがないことを確認しましょう。
思わぬ事故に繋がる可能性もあります。
専用のガス缶が必要
このフィールドチャッカーST-430には、カセットボンベではなく専用のガス缶(ST-720)が必要となります。
ホームセンターやネットなどで手軽に入手可能ですが、どこでも調達できる、という訳ではないので注意しておきましょう。
フィールドチャッカーST-430は持っていて損はないアイテム
魅力や用途多彩なフィールドチャッカーST-430。
ひとつあれば、火おこしから料理、DIYなど幅広く活躍してくれます。
手の出しやすい価格設定なのも好印象で、持っていて損はないアイテムと言えるでしょう。
素早い火おこしやワンランク上の料理に、是非取り入れてみてはいかがでしょうか?
フィールドチャッカーST-430
サイズ:長さ150mm×高さ100mm×幅25mm(ボンベ除く)
重量:140g(本体のみ)
火口径:直径20mm
使用燃料:ST-720
火炎温度:1000℃~1600℃