山に登って、頂上で綺麗な景色を眺めながらの優雅なカフェタイムはいかがですか?
今回は、ホットサンドメーカーを使って簡単に作れる、“山デザート”のレシピを2つ紹介します。
材料や作り方だけでなく、家での下準備や山への持って行き方もあわせて解説します。記事を読んで、ぜひ山でのカフェタイムを楽しんでみていただければと思います。
バウルー「サンドイッチトースター・ダブル」は初心者にもおすすめ
今回使用するホットサンドメーカーは、バウルー「サンドイッチトースター・ダブル」です。
こちらのホットサンドメーカーは直火式で、二等分にカットしやすいように真ん中にくびれがある点が特徴です。
重量も420gとそれほど重くないので、初心者の方にもおすすめです。
また筆者は、山ではPRIMUSの153ウルトラバーナーを使用することが多いです。
簡単に点火することができ、コンパクトにまとまるので持ち運びにも便利だからです。
簡単!冷凍パイシートで作るアップルパイ
最初に紹介するのは、冷凍パイシートで作るアップルパイのレシピです。
材料(2人分)
- りんご 1個
- 冷凍パイシート 1枚
- 砂糖 大さじ3
- シナモン 少々
冷凍パイシートを使用するので、家での下準備も少なく、簡単に作ることができます。
家で行う下準備
まずは、パイに挟む具材を作っていきます。
りんごの皮をむき、いちょう切りにします。このとき、ホットサンドメーカーに挟みやすいように小さめに切るのがポイントです。
フライパンに切ったりんごと砂糖を加えて、しんなりするまで炒めます。炒めるときにバターを引いてもいいでしょう。
りんごから水分が出て、しなしなになってきたらシナモンを加え、全体に絡めます。
シナモンが全体に馴染んだら、冷めるのを待って完成です。
次に、冷凍パイシートをホットサンドメーカーの大きさに合わせて切ります。
冷凍パイシートは、冷凍庫から出して少し経つと切れる硬さになります。解凍される前にサッと切り、再度冷凍庫へ入れましょう。
山で調理をするときに少し伸ばすので、パイシート1枚を画像のように4等分にするとちょうどいい大きさになります。
これで家での下準備は完了です。
パイシートを山へ持って行く際には、保冷剤などを活用して冷やした状態で持って行きましょう。
筆者は、100円ショップのお弁当用保冷バッグに保冷剤と一緒に入れて持って行っています。保冷バッグは軽いですし、内側がアルミ素材になっているので、保冷剤が溶けても水滴が外に漏れることがなく便利ですよ。
作り方
ここからは、山で行う調理の方法を解説していきます。
まず、冷凍パイシートを伸ばして、ホットサンドメーカーの上にのせます。
家で作っておいた具材をパイシートの上にのせます。
このとき、パイシートの端ぎりぎりまでのせると、焼いたときに吹き出てきてしまうので、要注意です。
具材と一緒に、りんごジャムを足しても美味しいのでおすすめです。
具材をのせた上から、パイシートをかぶせます。
上下の生地がくっつくように端をおさえます。
バーナーを点火してホットサンドメーカーをのせ、片面5分ずつ焼きます。
筆者は途中で開けて、焼け具合を確認しています。
焼けたら完成です!さくさくで美味しいアップルパイのでき上がりです。
山で楽しむ本格チョコデニッシュ
続いて紹介するのは、冷凍パイシートで作る本格チョコデニッシュのレシピです。
材料(2人分)
- チョコレート(持ち運びに便利なので小分けになっているチョコレートがおすすめです) 4つ
- 冷凍パイシート 1枚
家で行う下準備
冷凍パイシートを縦に4等分に切ります。下準備はこれだけです!
1つ目のレシピと同様、冷凍パイシートは冷やした状態で山へ持って行きましょう。
作り方
冷凍パイシートを少し横幅が広くなるように伸ばして、その上にチョコレートを2つ並べてのせます。
巻きやすいようにどちらか片方に寄せておくのがポイントです。
チョコレートがはみ出さないように気をつけながら、チョコレートをおいた方からくるくると巻いていきます。
最後まで巻けたら、両サイドを少しおさえてくっつけます。
バーナーを点火してホットサンドメーカーをのせ、片面5分ずつ焼きます。
焼けたら完成です。さくさく本格チョコデニッシュのでき上がりです!
山デザートで頂上でのお楽しみを増やそう!
いかがでしたでしょうか。
りんごやチョコレートだけでなく、おもちやバナナなど、冷凍パイシートに挟むと美味しい具材はまだまだたくさんあります。ぜひ皆さん、色々な具材で試してみてください。
綺麗な景色を眺めながら、美味しいデザートでカフェタイムを楽しんでもらえると嬉しいです。