(5)廃材を活用せよ。欲しいものは日ごろから口に出せ
荷物運搬用パレットを切ってゲタ箱に。「田舎なら周囲の人に欲しいものを伝えておくと、解体現場などでもらえることが多い」
(6)自然木を拾って活用せよ
バーナーで焼き焦がしたスギ板で製作。そこに自然木(縦に割っている)を組み合わせることで、ちょっと個性的な作品に仕上がった。
(7)工具は「切る」「つなぐ」「削る」の3つだけでよい
丸ノコ(左)は、「材の切断」。インパクトドライバー(右)は、「穴あけやビスの打ち込み」。サンダー(奥)は、「切断面の研磨」。AC電源式より充電式のほうが、コードがないぶん使いやすい。
和田義弥(よしひろ)さん
1973年生まれ。茨城県石岡市で田舎暮らしを実践。
ライターとしてDIYや野菜作り、自転車の分野で執筆。著書『ニワトリと暮らす』など。
*ツーバイ材:アメリカの「ツーバイフォー工法」で使用される規格木材のこと。表記されるインチ数は名目寸法であり、実寸は1インチ(25.4㎜)より短い。
◎構成/大塚 真(DECO) ◎撮影/小倉雄一郎