
全セット品。本体のハンドルには牛革のハンドルカバーが付く。本体のほかに蓋と同型のフライパンとそれ用のクッカークリップも付属。右端は吸盤式つまみ(リッドノブ)とミニしゃもじ。
安くて手軽に手に入るのがメスティンのよさかもしれないが、消耗品として使い捨てにするのはエコではない。キャンプだけでなく、家でも使い続けられる耐久性と利便性を兼ね備えたメスティンセットがここに登場した。
素材は強化アルミを採用し、なおかつプレス加工ができる最大の厚さ=1.5mmまで厚くしている。底の四隅は丸みを持たせて、こびりついた米を取りやすくした親切設計。この強化アルミに「マーブルコート」を施している。これは大理石(マーブル)を混ぜたフッ素コーティングのことで、大理石を混ぜることで、コーティングを硬くはがれにくくしている。見た目も手に持った感じも、鉄のような重厚感があり、いかにも頑丈だ。
利便性の点では、蓋を持ち上げるための吸盤式のつまみ(リッドノブ)が秀逸。一般的なメスティンだと、蓋をはずすときは手袋をして、蓋を両脇からつかまなければならない。蓋と本体が少し曲がったりしていると、スムーズに蓋が開かなくて、本体も手袋でつかんで両手で開けることになる。この作業はなかなか面倒だが、このつまみがあれば、手袋なしでひょいっと片手で蓋を開けることができる(アルミが厚いので曲がりにくく、スムーズに蓋が開くようになっている)。
もうひとつ付け加えると、ロック式のハンドルも良いアイデアだ。ハンドルは、蓋を上から押さえた状態でカチッとロックされる。ご飯を炊いているときに蓋が持ち上がらないのはもちろんのこと、中に炊いたご飯を入れたまま持ち運びしやすい。たとえば、朝家で炊いたご飯を弁当として持っていったり、朝山で炊いたご飯を半分残して残りを弁当として食べたり、弁当箱として活用しやすくなっている。

ハンドルを閉じてロックした状態。フライパンは蓋と同型なので底にパカッとはめられる。

つまみ(リッドノブ)はポリプロピレンなので熱くならないから素手で持てる。

厚さ1.5mmなのでへこんだり曲がったりしにくい。

角は丸みを帯びている。

マーブルコートによって焦げ付きにくく、洗いやすい。

アルミが厚いので、熱が均一に行きわたり、炊きむらができにくい。保温性も高く、冷めにくい。

商品の開発者の堀秀則さん。東京の浅草橋で企画、生産、輸入卸商社の「アングル」を経営。長年のノベルティーグッズなどのモノづくりの経験を生かして、オイルライターで有名な「イムコ」ブランドのひとつとして今回の商品を企画した。製造は中国だが、現地に自前の検品所を設けて品質を管理している。

数多くのメスティンを調べて研究した。
動画もご覧ください。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。