ナイフを挟んで収まりが悪い場合は、さらに彫刻刀で削る。最後に下部に水抜き用の通路を彫る。
板の周囲に木工用接着剤を塗り、2枚を貼り合わせる。重しなどをのせて、十分乾かし固定する。
携帯用の紐を取り付ける。上部の2か所に枕木を打ち付け、その間に紐を渡すようにする。
板の角全体にサンドペーパーをかけ、ささくれなどを取り除いて滑らかに整える。
塗料を布で塗り込み、よく乾かしたら完成。塗装すると、防水&撥水効果が高まる。
◎教えてくれた人
長野修平さん
自然物を使った造形を得意とする、ネイチャークラフト作家。火も道具のひとつとして、クラフト作業に多々登場する。焚き火料理の達人でもある。