缶詰×スキレットで北海道の郷土料理「ちゃんちゃん焼き」を作る
鮭などの魚を野菜と一緒に焼き、味噌で味付けする北海道の郷土料理「ちゃんちゃん焼き」。手早く作れてボリューミー、こってりパンチのある味わいは、キャンプ飯にもピッタリのメニューです。
という訳で今回は、お酒好きに愛されてキャンプ飯にも便利な「缶つま」とスキレットを使って、アウトドア仕様のちゃんちゃん焼きを作ります。
缶つまSmoke「鮭ハラス」
今回使用するのは、缶つまSmokeの「鮭ハラス」。鮭の中でも脂の乗ったハラスを集め、桜のチップで燻製したという、キャンプ飯にも相性バツグンの一品。
こちらのレシピでは、この燻製風味と缶詰の油も丸ごと利用して、がっつり食べられるちゃんちゃん焼きを作ります。
缶つまSmoke「鮭ハラス」で作るちゃんちゃん焼きのレシピ
材料(2人分)
- 缶つまSmoke「鮭ハラス」 1個
- じゃがいも 1個(約120g)
- キャベツ 100g
- もやし 50g
- 有塩バター 10g
- マヨネーズ 大さじ1
- 粗挽き黒こしょう 少々
★調味料
- 味噌 大さじ1
- おろしにんにく 小さじ1
- 水 小さじ1
スキレットで蒸し焼きにすることで、キャベツやもやしのシャキシャキ食感はキープ。鮭ハラスの燻製風味が楽しめるちゃんちゃん焼きに仕上げます。
ちなみに、スキレットは8インチのものを使用しています。では、さっそく作り方をご紹介!
缶つまSmoke「鮭ハラス」で作るちゃんちゃん焼きの作り方
じゃがいもは皮をむいて薄切りにしましょう。今回は他の具材と混ぜ合わせて食べるので、加熱するとホクッと潰れやすい「男爵」をチョイス。
メークインでもおいしいので、お好みに合わせてお選びくださいね。
切ったじゃがいもは、水にさらして水気を切りましょう。水にさらすことで変色を防ぎ、余計なでんぷんを落とすことで焦げ付きを防止します。
ただ、長時間さらすとホクホク感が失われるので、他の食材の下ごしらえが済んだら水気を切っておきましょう。
キャベツはざく切りにしましょう。やや大きめに切っておくと、蒸し焼きにしてもシャキッとした食感をキープできます。
今回はキャベツを切って作っていますが、もちろんカットキャベツを利用してもオーケーです。
ここで今回の主役、缶つまSmoke「鮭ハラス」の登場。まずは鮭ハラスの身と油を分けましょう。
缶に残った油に味噌、おろしにんにく、水を加えてよく混ぜたら、合わせ調味料の完成。鮭のうま味と燻製の風味が溶け込んだ油を、そのまま調味料として利用します。
下ごしらえが済んだらスキレットに有塩バターを熱し、水気を切ったじゃがいもを中火で炒めましょう。
このあと蒸し焼きにするので、両面に油がなじんで、表面がほんのり透明になればオーケーです。
切ったキャベツ、もやし、鮭ハラスの身を乗せ、缶で作った合わせ調味料を回しかけたら、フタをして弱火で5分ほど蒸し焼きにしましょう。
蒸し焼き後の様子は写真のような感じに。フタを取るときに「ブワッ」と香る燻製の風味が、鼻腔をくすぐります。
食卓に出して、マヨネーズ、粗挽き黒こしょうをたっぷりかけて完成!じゃがいもを潰しながら食べてみると、蒸し焼きにしたおかげで、鮭の燻製風味が全体に染み渡って上品な風味。
しかし同時に、マヨネーズと味噌、にんにくに黒こしょうが絡んで、キャンプ飯らしいパンチの効いた味わいも楽しめます。
キャベツともやしも程よくシャキシャキ感が残っていて、こってりながらも食べ飽きない一品に仕上がりました。
今回野菜はじゃがいも、キャベツ、もやしを使用しましたが、にんじんやピーマン、ニラなどをプラスしてもおいしいです。カット野菜を利用すれば調理時間も10分かからず作れるので、キャンプ飯にピッタリ。
という訳で、缶つまSmoke「鮭ハラス」で作るちゃんちゃん焼き、ぜひお試しください!