フェザースティック作りも楽しい!モキナイフ「バーグプロトレイル」の魅力
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    2023.01.17

    フェザースティック作りも楽しい!モキナイフ「バーグプロトレイル」の魅力

    筆者私物です。モキナイフのバーグプロトレイル

    筆者私物です。

    アウトドアを始める前に使ったことがある刃物は、包丁くらい。

    そんな筆者がキャンプを始め、本格ナイフが欲しくなり購入したのが、モキナイフ「Berg Pro trail(バーグプロトレイル)」です。

    今回は、アウトドア女子である筆者が夢中になった、使い勝手のいいバーグプロトレイルの魅力をご紹介します。

    モキナイフとは?

    モキナイフは、創業1907年からナイフ一本一本に愛情を込めて作り続けている、岐阜県関市にあるナイフメーカーです。

    モキナイフ公式ホームページを訪れると、「世界で最も美しいナイフ モキナイフ」の言葉に目が止まります。

    実際にナイフを手に取ってみると、まさにエレガント。ブレードの輝き、ハンドルの形や素材の美しさに目を奪われます。

    もちろん装飾美だけでなく、100年以上受け継がれてきた技術、デザイン、切れ味、フィット感も長年人気がある理由です。

    バーグプロトレイルの魅力

    バーグ プロトレイル

    アウトドアはもちろん、日常使いとして持っていても、カッコいい品のあるナイフ。

    バーグプロトレイルは、2022年10月末にモキナイフから発売されたアウトドア用ナイフです。

    モキナイフが自信を誇る“美しさ”のみならず、実用性を兼ね備えたナイフで、アウトドアでのタフな使用にも耐えてくれます。

    2年前に販売された旧モデルのバーグより小回りがきく絶妙なサイズ感のナイフで、キャンプだけでなく狩猟にも使用できます。

    ナイフの背

    ナイフの先から、ハンドルの後ろまで鋼材が入っていて、刃厚は3.5mmです。

    ナイフの形状は、ナイフの刃先からハンドルまで鋼材が貫通しているフルタングで、高強度。

    ハンドル素材は、マイカルタという樹脂素材。ゴツすぎない柔らかさが、愛おしく感じさせてくれます。

    そしてナイフの鋼材には、VG-7という摩耗しにくく硬度が高いものを使用。ラミネート加工も施されており、耐腐食性が高くなっています。サビに強いのは、すぐに洗うことができないアウトドア環境では、嬉しい特徴ですよね。

    小ぶりサイズが手にフィット!

    モキナイフ バーグプロトレイル

    長さは全長185mmと大きすぎないサイズです。

    ナイフの全長は185mm、ナイフのブレードは85mm。

    メインとして使用される一般的なアウトドアナイフより、コンパクトなサイズ感です。

    握ってみると、驚くほど手に馴染みます。筆者にとって初めて「かわいいナイフ」と思えたのが、このバーグプロトレイルでした。

    女性の筆者でも、重いと感じることはなく適度な重みで扱いやすいです。そのため、「フルタングのナイフが欲しいけど、フルタングのナイフは重くて使いにくい」と感じている方には、おすすめのナイフです。

    バーグプロトレイルを手にしてから、キャンプに出かける時は、このナイフをずっと使用しています。

    夫婦で兼用していますが、男性にとってもこの小ぶり加減が使いやすいと好評です。

    薪を割るのもサクサク進む!

    バトニングの様子

    薪への食い込みもバッチリです。

    ナイフの背を棒で叩いて、薪を割り、焚き付けを作るのにもバーグプロトレイルは向いています。

    フルタングのナイフには、パワーと適度な重さがあるので、ぐぐっ!と木に食い込んでいくのです。

    バーグプロトレイルの刃は、刃先の厚みとナイフの背の厚みにギャップがあるので、思った以上に簡単にパカっと木を割ることができます。

    木を削る細かな作業にも最適

    フェザースティックを作っている様子

    ハンドルが手にフィットして持ちやすいです。

    焚き付け用にフェザースティックを作る時も、バーグプロトレイルは木によく食い込んで、スムーズに削ることができます。

    力を抜いて削ればくるくるっと薄く削ることもできますし、力を入れれば厚く削れるので、フェザースティックを作る時間も楽しくなります。

    ポットハンガーを作っている様子

    ナイフの刃先での細かい作業もしやすいです。

    ブッシュクラフトで人気のあるポットハンガーを作る際も、バーグプロトレイルは使えます。

    ナイフの刃先が細いため、狙った場所を削りやすく繊細な作業に向いているのです。

    ポットハンガーにケトルをかけた様子

    削った木の枝に、ポットがかかると感動します。

    こんな風にケトルをかけるだけで、ワイルドなキャンプの雰囲気が楽しめますね。

    レザーのシースの使い勝手も抜群

    バーグプロトレイル

    品のあるゴールドの金具が素敵です。

    国産レザーを使用したシースは、光沢を抑えた優しい色味で、温かみのあるカラー。

    ポチッとボタンを外してベルトに固定できるので、着脱が簡単です。

    またベルトにくっつけると、ハンドルが手に取りやすい高さになるので、ナイフの出し入れがスムーズになります。

    このシースも筆者は非常に気に入っています。

    お気に入りのナイフで、アウトドアライフがもっと楽しくなる!

    モキナイフのバーグプロトレイル

    シースとナイフのクラシックな雰囲気がかっこいいです。

    筆者にとってバーグプロトレイルは、小ぶりにも関わらずヘビーユーズにも耐えられる機能美を兼ね備えた頼もしいパートナー。

    自分のためのナイフとしてはもちろん、一緒にアウトドアを楽しむパートナーへの贈り物としても最高の一品となること間違いなしです。

    持っているだけでも美しさに思わずニンマリしてしまう、そんなワンランク上のナイフに出合ってみませんか。

    私が書きました!
    アウトドアライター
    ムスカリ
    経験ゼロスタートの2児の母キャンパー。アウトドアブログ“ブッシュクラフトLIFEWORK”を運営する傍ら、アウトドアインストラクターのアシスタントとしても活動中。アウトドアで人生が変わる!をモットーに子どもと一緒にファミリーキャンプ&ブッシュクラフトキャンプを満喫。焚き火とキャンプ飯、そしてモノづくりが好きで、アウトドアグッズを商品化するのが夢。

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