どこの家庭でもおなじみのアルミホイル。皆さんはキャンプに持って出かけていますか?
アルミホイルは調理に使うだけでなく、他にも便利な活用法があります!
そこで、今回はキャンプで役立つアルミホイルの活用法7選をお伝えします。
アルミホイルの活用法7選
野菜の皮むきに活用できる
アルミホイルは野菜の皮むきに活用できます。「ナイフで皮むきが大変!」「ピーラーが無い!」そんな時にもアルミホイルがあれば安心です。
野菜の皮むきを行うには、適量のアルミホイルを、手のひらに収まるサイズに丸めてから使用します。丸めたアルミホイルで野菜の表面をこすりましょう。人参や大根、山芋など、皮が薄い野菜ならばするすると皮がむけますよ。
金属たわしのかわりになる
アルミホイルを丸めれば、金属たわしのかわりになります。焚き火台やクッカーの使用後に、焦げ付きや煤を落とすのに活用できます。
ただし、テフロンなどで表面加工してあるクッカーやフライパンには使用しないでください。表面加工がはげる恐れがあるからです。
料理に活用できる
アルミホイルはキャンプ飯で多用途に活用できます。
鍋やフライパンの蓋として使える
鍋やフライパンの蓋がない場合には、アルミホイルで代用できます。鍋やフライパンの上部をアルミホイルで覆い、はがれないように端を折り曲げれば蓋になります。
蒸し料理に使える
クッカーに薄く水をはり、その上にアルミホイルを敷いて食材を並べ、蓋をしてから火にかけましょう。食材に火が通るまで数分間待てば、蒸し料理のできあがりです。
ホイル焼きに使える
肉や野菜、キノコなどをアルミホイルに包んで、中身に火が通るまで火にかければホイル焼きのできあがり。
焚き火調理の場合は、食材を包んだアルミホイルを焚き火台の端に置いて火にかけましょう。直火をさけることで、焦げることなく上手く調理できますよ。
焼き芋に使える
アルミホイルで芋を包み、焚き火に入れておけば焼き芋ができあがります。アルミで包むことで芋が蒸し焼きになるので、全体が柔らかく仕上がりますよ。
簡易な器になる
アルミホイルを使えば、簡易な器が作れます。作り方は簡単。
まずはシェラカップなどの手持ちの器を裏返しにしましょう。その器に沿って、3枚以上重ねたアルミホイルを押し付け、器を芯にしてアルミホイルの形を整えれば、アルミホイル器の完成です。
アルミホイル器は使用後に洗剤で洗うことができるため、使い捨てではなく何度でも使用ができます。
自宅から持ってきた器がキャンプ地で足らず、あと何枚か必要な場合に便利な活用法ですよ。
油汚れの防止に活用できる
グリルや焚火台で肉や魚を調理した後に気になるのが油汚れ。
掃除が面倒な場合、油が滴る部分にあらかじめアルミホイルを敷いておきましょう。油がアルミホイルの上に溜まるため、調理後にはがすだけでOK。掃除の手間が省けますよ。
また、フライパンを使用して調理する場合も、アルミホイルは油汚れの防止に活用できます。フライパンにアルミホイルを敷いて、その上で調理をすればフライパンが汚れません。
フライパンにのせる前には、アルミホイルをくしゃくしゃにしてから広げ、表面にしわを作っておきましょう。食材から出た油がしわの溝に溜まり、油はねが少なくなりますよ。
ナイフやハサミの切れ味復活に活用できる
アルミホイルを使えば、ナイフやはさみを整えることができます。
アルミホイルを折りたたみ、折り目にナイフを沿わせてカットしましょう。何度かカットすると、ナイフの切れ味が良くなりますよ。これはナイフの表面の傷に、目に見えないほど細かくなったアルミホイルが入り込むからです。
ただし、この活用法はあくまで応急処置です。ナイフの歯が欠けたり、錆びて切れ味が悪くなっていたりする場合、切れ味は復活しないのでご注意ください。
足先を温められる
足先が冷える場合には、アルミホイルで足先を包んだ後に靴を履きましょう。アルミホイルを巻くとすぐに、高い保温効果を感じられるはずです。
アルミホイルには熱を反射する性質があります。体から出る放射熱を反射して、足先を温めることができるのです。
アルミホイルを足先に巻く場合、1枚だけではすぐに破れてしまうことがあります。アルミホイルは2枚以上重ねて活用するといいでしょう。
アルミホイルは破れない限り繰り返し使用ができます。2泊3日のキャンプならば連日の活用が可能ですよ。
アルミホイルはキャンプに必須!荷物に入れておこう!
アルミホイルには調理に使用するだけでなく、器を作ったり、足先を温めたりと様々な活用法があります。キャンプはもちろんのこと、災害時のイザというときにも頼りになりますよ。
ぜひ、キャンプ道具の隅に忍ばせて出かけてくださいね。