遊具が置いてあっても広々とグリルを楽しめる室内コンサバトリーの奥に、ダイニングを備えたベッドルームがあります。ソファとしても使える大型ベッドは、家族4人が広々寝られる大きさです。
そのほかに2段ベッドの小部屋があるので、三世代の親子が利用できる定員6名タイプ。自然豊かな場所に行っても、ホテルに泊まるのではもったいない、かといって、心地よく眠れないのは困る。そんな贅沢なニーズにとことん答えたつくりで、ここちよい海風を感じながら外ごはんを楽しんだり、天気が悪くても、雨音を聞きながら会話を楽しむといった家族の時間を過ごすことができます。
食材も頼んだので、持参するものは寝袋と食器だけ。
希望者には寝具の貸し出しもあるし、フロントで紙食器の販売もあるので、まったくの手ぶらでも大丈夫です。注意すべきは、台所用合成洗剤の使用が禁止されているので、アウトドア用などの環境にやさしいものを持参するか、売店で入手しましょう。
庭にファイヤーピット、室内に大型ガスグリルがあるので、料理の幅と楽しみが広がります。
今回の食材は、「ワンポンドステーキセット」。2センチほどある分厚いステーキ肉を焼き目をつけながら豪快に調理しました。肉の焼きかたから野菜の調理方法まで丁寧に書かれた説明書がついてくるので、お父さん、出番です。
火の番だけでなく、ぜひここでは料理担当として腕を振るってみてください。
豪快なステーキ肉をほおばるのは、BBQの醍醐味のひとつ。フランスパンや貝にはガーリックバジルバターをぬって、トマトは中をくりぬいて、チーズを加えて丸のまま焼きました。焼きオレンジが想像以上においしくて、驚きました。
伊勢志摩ならではの魅力として、魚介類が豊富なのもうれしいポイント。食材は前日までに予約が必要ですが、メインの料理を頼んでおけば、荷物も準備も少なくて済みます。
必要があれば、子ども用に食材を持参しましょう。バーベキュー料理は小さな子どもに向かないので、我が家ではいつも、焚き火用にさつまいもやりんごなどを、そのほかに焼いておいしい野菜を少し準備しています。
ちなみに、伊勢志摩は魚介の宝庫。10月中旬ごろからは地元産の牡蠣が出始めます。周辺の道の駅などで入手するのがおすすめです。