「移住」や「二拠点生活」を本格的に提案されたらどうする?既婚男女500人に聞いてみた
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    2023.02.11

    「移住」や「二拠点生活」を本格的に提案されたらどうする?既婚男女500人に聞いてみた

    家族が「移住」もしくは「二拠点生活」を提案したら、どう対応する!?

    コロナ禍に入ってからリモートワークが進み、毎日出社する必要がないという企業が増え、移住や二拠点生活という言葉を頻繁に耳にするようになりました。都会から離れ、自然派暮らしやアウトドアを思う存分楽しむ生活を考える人も多いのでは?

    そこで今回、子育て世代向けのWEBメディア『kufura』では、20代~70代の男女500人を対象に“もし家族から「移住」「二拠点生活」を打診されたら”をテーマに実施したアンケート調査を紹介します。

    もし家族が「移住」もしくは「二拠点生活」を提案したら、どう対応しますか?

    賛成する………13.2%
    検討する………48.0%
    反対する………29.0%
    無視する………9.8%

    賛成、反対と即答できずに「検討する」という意見が多かったのは、移住や二拠点生活に興味はあるものの、いざ踏み出すまでのハードルを感じている人が多いのが理由のようでした。

    まずは「賛成する」と「検討する」と答えた人の意見をご紹介します。

    「住み慣れた場所から離れる生活は不安ですが、自分の好きな観光地などであれば検討してもいいと思うからです」(女性・42歳)

    「移住することで人生観が変わりそう」(女性・45歳)

    「年を重ねるごとに、自然により近い環境で生活したくなってきたから」(男性・49歳)

    「経済的に余裕があれば二拠点生活を希望。移住よりも気楽なのもいい」(男性・41歳)

    「二拠点生活は新鮮味を感じながら生活できそう」(男性・57歳)

    「人生が豊かになるチャレンジになりそう」(女性・38歳)

    前向きな意見の方は、都会から離れて生活することで「人生が豊かになれるかも」と考える人が多い印象でした。「老後は自然のあるところで」という意見も多く、現状は仕事や子供のことを考えて暮らしを変えられないけれど、将来的に移住をしたいと思っている人も多いようです。また女性よりも男性のほうが肯定的な意見が多く見られました。

    反対意見は約3割

    今回のアンケートでは賛成よりも反対派のほうが多い結果となりました。その理由としは、お金や環境を変えること、移動や人間関係への不安があるようです。

    余分な費用がかかり、その分、節約することになる」(女性・58歳)

    「移住は人間関係が面倒、二拠点生活は移動が面倒」(女性・50歳)

    「仕事を辞める事になるから」(女性・41歳)

    「移住すると仕事に支障が出るから」(男性・62歳)

    「現状の生活スタイルは変えたくないから」(男性・74歳)

    二拠点生活となると、ふたつの場所に家や家具などを用意する必要がありますし、それぞれに光熱費などもかかってきます。金銭面に余裕がないと厳しいかも…というのがリアルな意見でした。またフルリモートワークができる企業であれば問題ないかもしれませんが、それができない場合には転職も必要になる場合も。すぐに「やってみよう」と踏み切れない理由になっています。

    まずは「お試し」でチャレンジしてみる手も

    「いずれは、田舎で暮らしたい」と思っていても、住み慣れた場所を離れるのはハードルは高いですよね。自然が近い場所であるほどに文化の違いは大きく、驚くことも多いはず。そんな不安を解消するために「お試し移住」などを提案するサービスもあります。

    千葉県「南房総リパブリック」

    「南房総リパブリック」では、里山学校を開催して自然を体験する場を作ったり、空き家調査や空き家活用プロジェクトを行なっています。里山学校では、自然観察会のほか、さまざまなイベントを開催。地元の方に教わる、正月のお飾り作りなどもあります。

    徳島県「デュアルスクール」

    徳島県にある「デュアルスクール」では、地方と都市のふたつの学校の行き来を容易にし、双方で教育を受けることができるという新しいスタイルを提案。ひとつの地域や学校に囚われない「区域外就学制度」で、住民票を異動させずに転校ができます。一時的なおためし移住や2地域居住には最適で、地方と都市の交流拡大にも。

    ふたつの詳しい情報は、関連記事:憧れの2拠点生活を始める前に!お試しできるサービス&取り組みをご紹介

    長野県飯綱町「宿泊無料の移住体験住宅」

    長野県飯綱町では、旅行以上定住未満の宿泊施設として古民家を最長1週間で貸し出しをしています。風呂、水洗トイレ、冷蔵庫、レンジなどの生活に必要な設備と家電はひと通り整っており、利用料金は無料です(ただし1回の使用あたり1000円の清掃料が必要。寝具を希望する場合は1組あたり1日1000円のレンタル料金がかかる)。生活をするように旅行を楽しんでみることで、土地の良さが見えたり、実際に住んだときのイメージもつきやすそうですよね!

    関連記事:「旅行以上定住未満」の宿泊施設が充実した長野県飯綱町で2拠点生活体験

    「移住」、「二拠点生活」をいきなり始めることを躊躇している方は、ワーケーションで数日宿泊してみたり、お試し住宅で体験してから検討してみてもよさそうです。

    協力/kufura

    現在、BE-PALは子育て世代向けWebメディアkufuraと『暮らしビーパル』を展開中。子育て世代の暮らしとアウトドア体験をリンクする記事を配信しています。

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