冬の夜にほっと温まるホットアルコールを紹介!
キャンプの夜を楽しむのに欠かせないのがお酒。仲間や家族でお酒を片手に語り合うのは、何にも代えがたい大切な時間です。
しかし、秋から春にかけてのキャンプは寒くなりがちなため、ビールなどのキンキンに冷えたお酒を飲むのが辛いときも。
寒い日のキャンプでも美味しいお酒をたくさん飲みたい…という人のために、今回はホットアルコールレシピを3種類紹介します。
いつものお酒にひと手間加えるだけで断然美味しくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
ホットアルコールの作り方
1.ホットワイン
まずは、ホットアルコールの代表とも言えるホットワインから紹介します。
材料
必要な材料(2人分)は、以下の通りです。
- 赤ワイン:300ml
- はちみつ:大さじ2
- クローブ:2粒
- スターアニス(八角):1個
- シナモンスティック:2本
- レモン(輪切り):2枚
作り方はとても簡単。まずは鍋に赤ワイン・はちみつ・クローブ・スターアニス・シナモンスティックを入れ、沸騰直前まで温めましょう。
鍋の底から小さな気泡がふつふつと沸きあがってきたら、火からおろす合図です。
火からおろしたらそのままカップへ注ぎ入れ、仕上げに輪切りのレモンを浮かべたら完成!
はちみつとレモンが織りなす甘酸っぱさを感じつつ、クローブ・スターアニス・シナモンスティックのスパイシーな風味のアクセントも堪能できる一杯です。
チョコレートやケーキなどの甘いお菓子にぴったりですよ。
2.ホットバタードラム
ホットバタードラムは、ラムの芳醇な香りとバターのコク、そしてシナモンスティックのアクセントが楽しめるちょっぴり大人なホットアルコール。
材料
必要な材料(2人分)は、以下の通りです。
- 水:120ml
- 砂糖:小さじ1
- ラム酒:45ml
- バター:10g
- シナモンスティック:2本
まずは鍋に水を入れて沸騰させ、そこへ砂糖を入れてしっかりと溶かしましょう。
砂糖が溶けきったのを確認したら火からおろし、カップへ注ぎ入れます。さらにそこへバターを浮かべましょう。
あとは、シナモンスティックでかき混ぜてバターを溶かしながら飲むだけです。
ラム酒の奥深い香りとバターのコクが楽しめる、おすすめの一品。
なお、ラム酒と言えば「マイヤーズラム」が有名ですが、個人的なおすすめはキャプテンモルガンの「スパイストラム」です。マイヤーズラムよりもアルコール度数が5度低い35度であるうえ、隠し味として加えられたほんのりと甘いバニラフレーバーで比較的飲みやすいでしょう。
3.ホットミルク酒
ホットミルク酒は、牛乳の優しい甘さとシナモンの風味を堪能できるホットアルコールで、赤ワインやラムが苦手な人におすすめしたい飲み物です。
材料
材料(2人分)は以下の通りです。
- 日本酒:100ml
- 牛乳:200ml
- 砂糖:大さじ2
- シナモンパウダー:お好みで適量
最初に、シェラカップなどに牛乳と砂糖を入れて加熱し、砂糖をしっかりと溶かしましょう。
その後、小さな気泡がふつふつと出てきたら日本酒を入れ、沸騰直前で火からおろします。かき混ぜたら完成です。
シナモンパウダーをお好みで適量入れると、さらに風味が引き立ちます。
また、パウダーではなくシナモンスティックでかき混ぜながら飲むのもおすすめですよ。
ホットアルコールを作る際に気をつけるポイントは?
ホットアルコールを作る際に気をつけてもらいたいポイントが一つあります。それは火からおろすタイミング。
なぜなら、アルコールの沸点は78.3度℃と低く、加熱しすぎるとアルコールが蒸発してしまうからです。
鍋の底から小さな気泡がふつふつと出てきた頃が火からおろすタイミング。見逃さないようにしましょう。
ホットアルコールは体も心も温めてほっと一息つける飲み物。温かいお酒をゆっくりたしなみながら、寒い季節の夜を楽しみましょう。