車内の荷物問題を解決するアイテム!
軽自動車、家族4人でのファミリーキャンプ。
たいてい問題になるのは、車内に入る荷物の量です。
わが家は、軽自動車の中でも広いスズキ「スペーシア」を使っています。
そのスペーシアでも、キャンプに行く際はいつも全ての荷物がトランクには入りきらず、持って行きたい道具をやむなく置いていく、という事態になっていました。
しかし、そんな軽自動車×ファミリーキャンプの悩みを解消したのが、車のルーフトップに簡単に取り付けられるアマゾンブランドのバッグ、「ルーフトップカーゴバッグ」です。
今回は、アマゾンのルーフトップカーゴバッグについて、紹介していきます。
ルーフトップカーゴバッグとは
ルーフトップカーゴバッグは、車のルーフトップに簡単に取り付けられるバッグで、アメリカの通販大手アマゾンが販売しています。
ルーフトップカーゴバッグの収納容量は425L。筆者が乗っているスペーシアのラゲッジスペースの容量が約530Lなので、かなりの荷物が収納可能なことがイメージできると思います。
わが家では、このルーフトップカーゴバッグにテント、タープ、グランドシート、クラッシュパッド(ボルダリングマット)、テーブル、チェア4脚、エアーマット4枚、寝袋2枚を入れています。
これだけの荷物をルーフトップカーゴバッグに入れられる、ということは、もちろんこれらの荷物をトランクに入れなくてもキャンプに出かけられる、ということ。
結果、我が家はそれまで積み込めなかったポータブル電源とソーラーパネルも積めるようになりました。
車内にはクーラーボックス、薪、炭、アウトドアワゴン、焚き火台などを入れるだけ。
問題だった軽自動車の車内荷物問題が、解決されました。
ルーフトップカーゴバッグの魅力
価格が安い
ルーフトップカーゴバッグの第一の魅力は、価格が安いところです。
ルーフトップに取り付けて積載量を増やす商品として想像するのが、丈夫な素材で作られているボックスタイプのいわゆるルーフボックスだと思います。ルーフボックスの場合は、安くても3万円程度します。
ソフトタイプのルーフバッグはルーフボックスに比べて種類が少ないのですが、その販売価格は6,000円~2万円程度。
そして、今回紹介しているアマゾンのルーフトップカーゴバッグは5,700円。ボックスタイプの約5分の1で済みます。
折りたたむことができる
次に挙げられるルーフトップカーゴバッグの魅力は、折りたたむことができるという点です。
以前、筆者はルーフボックスを使用していた時期がありましたが、使わない時に家でしまっておく場所に困っていました。
収納容量が多ければ多いほどルーフボックスは便利なのですが、一方で大きいと家ではかさばるため考えものです。
その点、このルーフトップカーゴバッグは、使用しないときは小さく折りたたんで片付けることができます。
家に収納する際は小さく折りたたむ、使う時は広げてたくさんの荷物を入れられる。
このような使い方ができるルーフトップカーゴバッグは、非常に便利なアイテムと言えるでしょう。
取り付けが簡単
このルーフトップカーゴバッグは、ルーフボックスと比べて取り付けが簡単なことも魅力です。
バックルで留めるストラップが8本付属しており、それをルーフラックやキャリアベースに巻き付けてしっかりと締めつけるだけで取り付けは完了します。
ちなみに、わが家では転落防止のためにさらに小型のラチェットベルトで固定しています。
ルーフボックスの場合は大きくて重たいボックスを、ルーフトップに持ち上げ、付属のボルトなどで固定します。ルーフトップカーゴバッグはボックスに比べて軽いので、女性でも持ち上げることができます。
機能性も問題なし
わが家ではルーフトップカーゴバッグを購入して3年以上。年に7~8回はルーフトップカーゴバッグを使用していますが、破れたり、色落ちすることなく使用することができています。
走行中に突然の雨に降られた経験も何度かありましたが、ルーフトップカーゴバッグの中に収納していた着替えやキャンプ用品が濡れることはありませんでした。
ルーフトップカーゴバッグの注意点
上記のような魅力があるルーフトップカーゴバッグですが、使用に際しては注意点があります。
これは多くのルーフバッグやルーフボックスと同様ですが、ルーフトップカーゴバッグを取りつける場合は、安全のために必ずルーフラックやキャリアベースが必要になります。※一部のルーフバッグはキャリアベースを必要としない場合もあります。
ルーフトップカーゴバッグを固定するためのルーフレールがない車の場合、ルーフトップにスキーやスノーボード、自転車などを固定するための土台となるキャリアベースを用意する必要があるので、別途費用がかかります。
また、完全防水というわけではないようです。実験として、自宅でルーフトップカーゴバッグをホースに水を10分ほどかけ続けたところ浸水しました。そのため、事前に大雨などの予報が出ている場合は使用を避けたり、濡れると困るものを収納しないなどの対策は行うと良いでしょう。
他には、夏場に使用したところ、ルーフトップカーゴバッグの中身が非常に熱くなったことがあります。気温が高い日に、熱さに弱い食品などを入れるのは推奨できませんのでご注意ください。
そして、ルーフトップカーゴバッグを使用して走行すると風切り音がかなりうるさくなります。特に高速道路などの走行時は、強風にあおられることも多くなりますので、注意して走行する必要があります。
軽自動車ユーザーなら持っていて損はないルーフトップカーゴバッグ
ルーフトップカーゴバッグは、わが家では軽自動車でキャンプに行くときの必須アイテムになりました。
使用しないときは小さく折りたたんでおけば、置き場所に困らず便利です。
もちろん、軽自動車ユーザーだけでなく、キャンプの荷物が車内に入りきらず悩んでいる方全員におすすめできますので、ぜひ、今回のレビューを参考にしていただければと思います。