キャンプに便利な焼き鳥缶詰でパエリアを作ろう
定番のタレ味や塩味をはじめ、味にいろいろなバリエーションのある焼き鳥缶詰シリーズは、キャンプ飯としても人気の食材ですよね。シリーズの中に、お気に入りの味がある人もいるかもしれません。
今回は、そんな焼き鳥缶詰を使った、スペイン料理「パエリア」のアレンジレシピを紹介します。スキレットひとつで簡単に作れるので、ぜひお試しください。
焼き鳥缶詰で作る和風パエリアのレシピ
材料(2人分)
- 無洗米 1合
- 焼き鳥缶詰(塩レモン味) 2個
- ヤングコーン 1袋
- ミニトマト 6個
- オリーブオイル 大さじ1
- おろししょうが 小さじ1
- 刻みネギ 適量
<調味料>
- 水 400ml
- めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
味付けはめんつゆで和風仕立てに。さっぱり感をプラスするために焼き鳥缶詰は塩レモン味をチョイスしてみました。
ちなみに、スキレットは8インチのものを使用しています。では、さっそく作り方をご紹介!
作り方
今回は便利な食材ばかりで、下ごしらえ不要です。まずはスキレットにオリーブオイル、おろししょうがを入れて弱火で熱しましょう。
おろししょうがの香りが立ってきたら、無洗米を加え、表面がほんのり透明になるまで中火で炒めましょう。
米を炒めるのは、米の表面を油でコーディングして粘り気を抑えるためですが、好みに応じて炒めずに作ってもOKです。
一度火を止めて水、めんつゆを加えましょう。
ヤングコーンはそのまま汁ごと加えて、ボリューミーに仕上げます。
さらに、ヘタを取ったミニトマトを加えましょう。実は、トマトは昆布にも含まれるうま味成分、グルタミン酸が豊富。和風の味付けとの相性がいい食材なのです。
今回はこのまま炊き上げるので、見栄えがよくなるように並べます。
続いて、焼き鳥缶詰を加えます。今回は和風の中にちょっぴりスペインっぽさを出したくて塩レモン味をチョイスしてみましたが、果たしてこれが吉と出るか凶と出るか…。仕上がりが楽しみです。
あとはフタをして弱火で20分ほど炊くだけ。汁が吹きこぼれることもあるので、スキレットの様子や火加減に注意しながら調理してくださいね。
お米の炊き具合は火加減やお使いのスキレット、調味料の量によっても左右されるので、フタを取ったら味見をしてお米の状態を確認しましょう。
ちゃんと炊けていたら、強火にして水分を飛ばします。
スキレットをそのまま食卓に出して、刻みネギをたっぷりちらして完成!
食べてみると、焼鳥のジューシーな風味とめんつゆのコクをしっかり吸い込んだお米はふっくらやさしい食感ながらも、力強い味わい。
ほんのりとトマトのうま味やヤングコーンの甘みも感じられて、上品ながらもがっつり食べられるパエリアに仕上がりました。
また、今回は焼き鳥缶詰に塩レモン味を使用しましたが、これが予想以上のヒット。キャンプ飯らしいパンチの効いた味わいの中に、さわやかな風味をプラスすることができました。
缶詰パエリアはキャンプ飯にぴったりのレシピ!
「パエリア」という料理名だけを聞くと難しそうですが、ご覧いただいたように調理は簡単。
缶詰は焼き鳥だけでなく、サバ缶やオイルサーディン、コンビーフなどでもおいしいですし、具材のアレンジは自由自在です。
また、トマト缶で煮込めばトマトパエリアになったり、カレーで煮込めばカレーパエリアになったり…と味付けのバリエーションは豊富。さらに、スキレットやフライパン、メスティンひとつで作れるのもキャンプにおすすめのポイントです。
ぜひお好きな缶詰を使って、いろいろな組み合わせを試してみてくださいね!