ポケットストーブのおすすめ9選!ソロキャンプを充実させる1台を探そう
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    バーナー・燃焼器具

    2023.04.09

    ポケットストーブのおすすめ9選!ソロキャンプを充実させる1台を探そう

    コンパクトなポケットストーブは、ソロキャンプや徒歩キャンプをするなら、1台は持っておきたいアイテムです。定番から人気ブランドまで、さまざまなポケットストーブの特徴をまとめました。選び方や注意点を考慮して、使い勝手抜群の1台を選びましょう。

    ポケットストーブの選び方

    ポケットストーブを選ぶ際に注目したいのは、燃料・素材・サイズ・防風機能です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

    使用できる燃料の種類を確認

    ポケットストーブは、主に固形燃料・燃料用アルコールのいずれかを使います。旅館などで見かける卓上タイプ・タブレット型のほか、調理によく使われる炭も固形燃料の1種です。

    固形燃料は逆さまにしても液漏れする心配がなく、手軽に持ち運べます。ただ、燃焼する際に主な成分であるメタノールが揮発するため、直火料理に使うのは避けましょう。その場合、炭が使えるポケットストーブを選んだ方が安心です。

    燃料用アルコールは、入手しやすいのがメリットです。ホームセンターのほか、薬局などにも置いてあります。燃焼音がほとんどないので、静かな場所でひっそりと火を楽しめるでしょう。

    扱いやすい素材・サイズ

    ポケットコンロに使われる素材は、主にステンレス・チタンです。ステンレスは家庭の水回りにも多用されているように、さびにくく手入れが簡単という特徴があります。

    軽さを重視するなら、チタン製がおすすめです。チタンの重量は、ステンレスの約60%といわれています。なるべく負荷を減らしたいミニマルキャンプにぴったりです。

    そのほか、耐久性に優れた鉄製・銅製のストーブもあるので、キャンプスタイルに合わせて使い勝手がよいものを選びましょう。

    参考:チタンの特性|一般社団法人日本チタン協会

    ウインドシールドの有無

    ポケットストーブの弱点は、火が風に揺らぎやすいことです。炭火による遠赤外線の熱なら風の影響を受けませんが、固形燃料・燃料用アルコールの場合は、風が吹くたびに炎があちこちに逃げてしまいます。

    ただ火を起こしておくだけならそれでもよいのですが、調理に使う場合は加熱が足りず生煮えになってしまうこともあるでしょう。お湯1杯沸かすのにも時間がかかります。

    そこでウインドシールドがあれば、多少風があっても安定した火力をキープできます。別途用意して荷物を増やしたくない場合は、ウインドシールド付きのポケットストーブを探しましょう。

    「エスビット」のおすすめポケットストーブ

    ポケットストーブの潮流を作ったブランドといえば、ドイツ発祥の『エスビット』です。確固たる地位を築くエスビットの中でも、人気の高い三つのポケットストーブを紹介します。

    エスビット「ポケットストーブ スタンダード」

    亜鉛メッキの鋼製ポケットストーブです。頑丈さは折り紙付きなので、ザックの中に無造作に詰め込んでも気になりません。

    サイズ約100×78×24mm、重量約180g、5gの固形燃料タブレットが16個付いています。初めてのポケットストーブであれば、購入してすぐに使用感を試してみるとよいかもしれません。

    なお、燃料は本体内部に収納して持ち運べます。燃料のパッケージはウォータープルーフ仕様のため、ザックにしみ込むほどの雨からもタブレットを守ってくれるでしょう。

    • 商品名:エスビット「ポケットストーブ スタンダード」
    • エスビット公式サイト:商品はこちら

    エスビット
    ポケットストーブ スタンダード

    サイズ: 専用ケース:縦10.5×横9.5×マチ2.5cm  ポケットストーブ:縦10×横7.7×マチ2.3cm 重量: 専用ケース:21g  ポケットストーブ:86g


    エスビット「ポケットストーブ ミディアム WS」

    約100×78×24mm、重量約180gと、スタンダードと変わらないコンパクトさです。ソロキャンプにちょうどよいサイズ感で、スープ・飲み物を温めるのに重宝するでしょう。

    ウインドシールド付きで3方向からの風をさえぎるため、火が揺れるたびにヒヤヒヤせずに済みます。小さな板1枚でも、その防風効果はあなどれません。

    固形燃料は27gのものが2個付属しているので、メスティンを使ったほったらかし料理もはかどりそうです。

    • 商品名:エスビット「ポケットストーブ ミディアム WS」
    • エスビット公式サイト:商品はこちら

    エスビット
    ポケットストーブ ミディアム WS

    サイズ:115×85×23mm(収納時) 重量107g


    エスビット「ポケットストーブ ラージ」

    約132×96×39mm、重量約360gと、エスビットのポケットストーブの中では最大サイズです。重いといっても500gもないため、ハードな登山でもなければそれほど気にならないでしょう。

    同シリーズのコンパクトサイズに比べると、安定感が増します。やや大きい鍋・フライパンの据わりもよくなるため、たっぷりと調理したいときにも不足はありません。

    サイドは完全に立てた状態と、角度を付けた状態の2段階で固定できます。ラージサイズは開いたときに五徳に高さが出るため、火加減によって角度を調整するとよいでしょう。固形燃料は、14gが12個付属しています。

    • 商品名:エスビット「ポケットストーブ ラージ」
    • エスビット公式サイト:商品はこちら

    エスビット
    ポケットストーブ ラージ

    重量:174g


    人気ブランドのおすすめポケットストーブ

    エスビット以外にも、キャンパー御用達ブランドがポケットストーブを販売しています。それぞれユニークな特徴を持っているので、気になるストーブを探してみましょう。

    キャプテンスタッグ「クライム ストーブ」

    「サブで持っておきたい」「とりあえず使い勝手を試してみたい」という人におすすめなのが、キャプテンスタッグです。コスパのよいギアがそろっており、キャンパーたちから熱い支持を得ています。

    クライムストーブも例に漏れずリーズナブルではありますが、2段階調整可能な五徳・コンパクトかつ軽量・丈夫な鉄製と、基本性能に抜かりはありません。サイズは約120×95×68mm、重量約100gです。

    ストイックな印象の黒いストーブなので、オールブラックでコーディネートしたキャンプにもばっちり似合います。

    • 商品名:キャプテンスタッグ「クライム ストーブ」
    • キャプテンスタッグ公式オンラインストア:商品はこちら

    キャプテンスタッグ
    クライム ストーブ

    組立サイズ:(約)幅120×奥行95×高さ68mm 収納サイズ:(約)幅120×奥行95×高さ28mm


    エバニュー「アルコールストーブスタンドDXセット」

    約71×42mm、重量約86gのポケットストーブ本体に、上下スタンドが付いたセットです。スタンドはウインドシールドの役目を兼ねているため、風の影響を最小限に抑えて効率よく加熱できます。

    燃料用アルコール専用のストーブなので、うっかりストックを切らしていても、キャンプ当日に燃料を買い足しやすいでしょう。

    なお、スタンドの中にアルコールストーブではなく薪を入れれば、たき火台としても使えます。さまざまな使い方ができて、気ままなキャンプのよい相棒になってくれそうです。

    • 商品名:エバニュー「アルコールストーブスタンドDXセット」
    • エバニュー公式オンラインストア:商品はこちら

    エバニュー
    アルコールストーブスタンドDXセット

    商品(左):: サイズ:上部スタンド/径8.2×高さ6cm、下部スタンド/径8×高さ5cm、アルコールストーブ/径7.1×高さ4.2cm 商品(左):: 質量:86g


    チタンマニア「ポケットストーブ」

    極限まで重量を減らしたいのであれば、チタン製のポケットストーブなら間違いないでしょう。重量約15gと、持っていることを忘れるほどの軽さは、ウルトラライト系のキャンパーには見過ごせません。

    足を開いたときのサイズは約44×100mmです。五徳の滑り止め内に収まるのは直径95mmまでのクッカーですが、足全体を使って大きめのクッカーを置いても問題はありません。

    使い終わったら足を閉じて、付属の収納袋へしまいましょう。そのままクッカーにスタッキングしてしまえば、調理道具もすっきりと片付きます。

    • 商品名:チタンマニア「ポケットストーブ」
    • チタンマニア公式オンラインストア:商品はこちら

    チタンマニア
    ポケットストーブ

    サイズ(約):44×100mm  重量(約):15g


    ロゴス「マイクロステンコンロ」

    約86×86×55mm、重量約160gの正方形のポケットストーブです。折りたたむと高さ25mmまで薄くなり、まさにポケットにしまえるサイズになります。

    耐久性が高いステンレス製なので、簡単な手入れできれいな状態をキープできるでしょう。五徳・収納袋にさりげなく施されたブランドロゴが、おしゃれ心をくすぐります。

    組み立て時はいったん五徳部分を浮かせて、サイドのツメを立ててから再びかぶせます。五徳が風を防ぐため、別途ウインドシールドを用意する必要はありません。

    • 商品名:ロゴス「マイクロステンコンロ」
    • ロゴス公式オンラインストア:商品はこちら

    ロゴス
    マイクロステンコンロ

    総重量:(約)160g サイズ:(約)8.6×8.6×5.5cm 収納サイズ:(約)8.6×8.6×2.5cm


    ポケットストーブにもなる「SOTO」のたき火台

    たき火台として販売されてはいますが、その機能はポケットストーブとほぼ同じです。気になる特徴と使い道をチェックしてみましょう。

    SOTO「ミニ焚き火台 テトラ ST-941」

    テトラという名前ですが、四角形のたき火台でサイドは4面あり、五徳は安定して使えます。約88×88×79mm、重量約122gで、ソロキャンプにぴったりのサイズ感です。

    サイド4枚にロストルと底板でできており、収納時は全て分解して重ねられます。6枚合わせても厚みは4mmほどで、ザックのポケットにすんなり収まるでしょう。

    クッカーを使った調理はもちろん、薪・炭を使っての直火焼きにももってこいです。ちらちらと揺らぐ炎を眺めながらじっくり食材に火を通す、ぜいたくな時間を堪能できるでしょう。

    • 商品名:SOTO「ミニ焚き火台 テトラ ST-941」
    • SOTO公式サイト:商品はこちら

    SOTO
    ミニ焚き火台 テトラ ST-941

    本体サイズ:幅8.8×奥行8.8×高さ7.9cm 本体重量:約125g


    SOTO「ミニ焚き火台 ヘキサ ST-942」

    テトラと同じシリーズで、サイドが6面タイプのたき火台です。テトラより2枚増えますが、収納時の厚みは約5mm、重量約226gとそう大きな差はありません。

    一方で、使用時のサイズは約155×155×79mmになり、テトラに比べるとだいぶ五徳部分が大きくなります。少し大きめの鍋・焼き網も安定しやすく、料理の幅が広がるでしょう。

    薪以外にも固形燃料・アルコールストーブも使えるため、短時間で食事を済ませたいときにも臨機応変に活用できます。

    • 商品名:SOTO「ミニ焚き火台 ヘキサ ST-942」
    • SOTO公式サイト:商品はこちら

    SOTO
    ミニ焚き火台 ヘキサ ST-942

    本体サイズ:幅15.5×奥行15.5×高さ7.9cm 商品(左):: 本体重量:約235g


    ポケットストーブ使用時の注意点

    小さいとはいえ、火を使う以上油断は禁物です。特に気を付けたいポイントをまとめて紹介しますので、使用前に目を通しておきましょう。

    片付け前に本体の温度を確認

    ポケットストーブを取り扱う際は、やけど・擦り傷などのケガに十分な注意が必要です。

    使用中は火に直接さらされているため、ポケットストーブはとても熱くなっています。もし素手で触れれば、ひどいやけどを負ってしまうかもしれません。

    たとえ火を消して時間がたっていたとしても、熱が冷めていないことも十分に考えられるため、耐熱グローブなどを装着しておいた方が安心です。

    また、角の部分や五徳など、鋭くとがった場所が少なくありません。ふとしたときに手を切ってしまう可能性もあるでしょう。

    周囲や使用する環境に十分な配慮を

    ポケットストーブは足の高さがないため、直接火に当たったときと同じくらいの熱が、地面に伝わってしまいます。芝・草木が生えている場合は、耐熱シートを敷いて地面を保護しましょう。

    ストーブの周囲に枯れ草・小枝などがある場合は、飛び火による延焼を防ぐため、前もって火の届かない場所へよけておきます。

    また、就寝前にコーヒーなどを飲む場合、テント内で加熱したくなるかもしれません。しかしポケットストーブは、空気の流れのない場所での使用は厳禁です。

    燃料であっても薪であっても、換気せずに燃やせば中毒のリスクが高まります。たとえわずかな時間であっても、必ずテントの外に出て火をつけましょう。

    参考:テント「1. 一酸化炭素中毒に注意」 | 製品安全 | 製品評価技術基盤機構

    まとめ

    肌寒いときに温かいスープを飲みたくなったり、炊きたてのご飯が食べたくなったりするときもあります。しかし徒歩でのソロキャンプでは、そう多くの荷物は持っていけません。そんなときこそポケットストーブの出番です。

    単純な構造ながら十分な実力を備えていて、ミニマルな装備で本格的なキャンプが楽しめます。多くは固形燃料・燃料用アルコールを使用するものですが、中にはたき火台代わりに使えるものもあります。

    次のキャンプは小さなストーブをポケットに忍ばせて、心ゆくままにマイペースな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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