趣味「収納」な私です
ドアの裏とか壁面とか、「何をしまえるかなー」なんてことを考えたらニヤニヤ。好きが高じて昨年「整理収納アドバイザー」の資格、準1級まで取ってしまいました。その上の「1級」を取得すると、協会からお仕事の依頼をいただけるようです。今年中にはぜひ取ろうと思っていますが。来年にはまったく違う仕事していたりして…(笑)。
なんて話はさておいて、キャンピングカーってクルマとしては大きいけれど、部屋として考えるととても狭い。家族4人とボストンテリアの豊がとりわけ小さなワンルームに、ぎゅぎゅうひしめき合っている状態です。超「密」です(笑)。
常に荷物が散らかりがちな車内。「アレどこいった?」「 コレどこいった?」 が始まる。こういう時間、ほんと無駄だしイライラします。とくにスノーボードなど道具の多い遊びのときが、イヤになるほど散らかりますね。
イライラしないために
- モノの所在をわかりやすくする
→細かくラベリングしたり家族と収納を共有するなど - モノを重ねてしまわない
→下のモノが見えなくなり「どこいった!?」が始まる - 景観を損ねない範囲で「吊して」収納
→視覚的にモノがどこにあるかわかりやすい
コートなどが吊せる「クローゼット」があるとうれしいなーと、いつも思うのですが、うちのような「寝ること」に重きを置いたキャンピングカーには、構造的に付いていない車両がほとんどです。先日幕張メッセで行われた「ジャパンキャンピングカーショー2023」にお邪魔してきたのですが、やはり見つからなかったですね。ハイ、私がキャンピングカーをチェックする箇所は、1にも2にも「収納」なのです。
「ジャパンキャンピングカーショー2023」会場でチェック。気になった収納アレコレ
2段ベッドの「ハンガーパイプ」
これ、ナイスアイデアですね! 2段ベッドの上段マットを撤収したり、ずらしたりすればジャケット類も吊せそうです。しかしそうなると、せっかくの2段ベッドが使えなくなるのかー。ブツブツブツ…。そんな具体的すぎる目線でキャンピングカーショーを巡っている人、いるかな。いたら友だちになりたい(笑)。
- メーカー名:VANTECH
- モデル名:コルドバンクス
- 価格:915万円~
- ホームページ:https://www.vantech.jp/lineup/cordebunks/
長物を吊せる「防水マルチルーム」
丈の長いコートやスノーボードウエアなど「長物」が吊せるのは、やはり防水マルチルームですね。ここにハンガーパイプを設置するのがベストですが、強力な「突っ張り棒」だと無理な力を壁に掛けてしまうので、ちょっと心配です。また、走行中の振動もあるので、ズレたりもします(経験アリ)。
しかしながら「FFヒーター」の吹き出し口が、防水マルチルームにあります。冬場であれば、濡れたブーツや温泉で体を拭いたタオルなどを、ここに干しておいてヒーターを付けっぱなしで寝れば、翌朝にはカラカラに乾いています。現在、わが家のキャンピングカーは簡易トイレしか置いていない殺風景な空間となっており、まずはここをテコ入れしようかな。たとえば壁面に「ワイヤーネット収納」などを設置したら、いろいろ便利に使えそうです。
- メーカー名:NUTS
- モデル名:CREA5.3X
- 価格:1,096万円~
- ホームページ:https://nutsrv.co.jp/lineup/crea/crea53x.php
エントランス・ドア収納
ドア収納、わが家のキャンピングカーにも付いていましたが、上の画像のようなくぼみにはまる「ニッチ」タイプではなく、ボコッと張り出した形状でした。玄関スペースを圧迫、使っていて不便だと感じたので思い切って取り外しました。そう、収納には「引き算」も必要なのです。でも今は玄関ドアに傘を差せる、ささやかな「傘立て収納」を探しています。キャンピングカーはサイズ的にも「ひとり暮らしのワンルーム」用の収納から検索すると、ピッタリしたモノが見つかることもあるんですよね。
シンク蓋
こちらはガスコンロ蓋まで付いていました。しかも流しの蓋とはセパレート!? こういう気の利いたカラクリについ心弾んでしまう私です。皆さんはどうですか? あら興味ない?
- メーカー名:VANTECH
- モデル名:ジルノーブル
- 価格:1,125万円~
- ホームページ:https://www.vantech.jp/lineup/zilnoble/
スパイスラック
これ、あるとすごく便利なんですよ。走行中の振動でもバーがあるのでスパイスが落ちたりしません。以前乗っていたキャンピングカーには2段付いていて、本当に重宝しました。現キャンピングカーにも付けたいなー。
- メーカー名:Funluce
- モデル名:セレンゲティ
- 価格:1,077万7,800円~
- ホームページ:https://funluce.com/?post_menu=serengeti
大容量外部収納庫
車外にある収納は、必ず出る旅行中のゴミなどをしまうのに便利そう。また、日帰りスノーボードでブーツなど、室内には入れたくない「濡れ物」を保管するのも良さそうですね。
- メーカー名:VANTECH
- モデル名:ジル
- 価格:1,092万円~
- ホームページ:https://www.vantech.jp/lineup/zil/
フック
フックって、なにかと便利なんですよね~。ジャケットかけたり、タオルを乾かしたり。こちらのSEDONAシリーズの「SUNRISE」には、フックが左右あちこちに付いていました。このクルマのビルダーさん、わかっていらっしゃるー。
- メーカー名:WORKVOX
- モデル名:SEDONA SUNRISE
- 価格:472万6,700円~
- ホームページ:https://sedona-vanlife.com/sunrise_about/
「ジャパンキャンピングカーショー2023」で取材しました
「ジャパンキャンピングカーショー2023」は、2月3日(金)~2月6日(日)に幕張メッセで開催されました。私は2月3日の午前中「プレスタイム」にお邪魔しました。今後、各地で開催されるキャンピングカーのイベント情報は、下記のホームページでチェックできます。
- ホームページ:https://jrva-event.com/
まだまだ発展途上な私のキャンピングカー収納
スノーボードバージョン
旅に出る都度、収納に「改善の余地アリ」と思ってしまう、私のキャンピングカー。ここ数年は、スノーボードのウエアはバンクベッドに吊しています。そう、このあたりの景観をもうちょっとなんとかしたいのです。
DIYで取り付けたパンチングボードには、歯磨き関係、顔を洗うときに使うヘアバンドなど、水回りで使う家族のものを収納しています。あえてしまわずに「見える収納」にしているので、子どもたちも食後には、ここから取って勝手に歯を磨いています。
出入り口に近い場所のフックには「マスク」を引っかけて。
子どもたちの「キャップ無いんだけど」も防止(笑)。「モノの所在」を徹底!
停まっているときの水回りです。キャンパーの旅に欠かせないお尻拭き(現在、わが家は尻を拭くような赤子はいないので手指を拭いていますが、カークランドのモノが厚手で使える)。水やお茶もこちらに並べています。「母さんお茶!」ではなく、皆さん、セルフで勝手に飲んでいます。収納を家族で共有すると、母の仕事は減るのです。
夜、外を歩くときに頭に付けるヘッドライトとか、ティッシュ、愛犬・豊の食器類、エアコンのリモコンなどは、入口近くのワイヤーネットに、ひとまとめにしています。頻繁に使うモノはしまわず外に出しっぱなし。
キャンピングカーといえば、みんなでワイワイ車内でお酒を呑んだり眠ったり、「密」に過ごせる楽しい乗り物。一方で常に散らかる乗り物~。旅に行く都度「テコ入れ」しているのですが、次の旅ではどんな「改善の余地アリ」箇所が見つかるでしょうか。収納のことを考える。私にとって「至福のとき」なのです。