さまざまなメーカーからいろいろなブレンドの商品が発売され、ますます調味料としてのシェアを広げているアウトドアスパイス。
今回はそんな中から「黒瀬のスパイス」をピックアップ。便利食材のサラダチキンを使って、キャンプ飯にもおすすめの「サラダチキン炒飯」を作ります。
「黒瀬のスパイス」とは
「黒瀬のスパイス」は1950年創業、福岡県北九州市にある鶏肉専門店「かしわ屋くろせ」が販売しているスパイス。
しょうゆ、フライドガーリックなどがブレンドされていて、その香ばしい匂いは、淡白な味わいの鶏肉や魚にぴったりです。
唐辛子のピリリとした風味、さらにオレガノやバジルのほんのりさわやかな風味が感じられるのも特徴。鶏肉専門店が販売しているだけあって、肉や魚の臭みをカバーしつつ、そのうま味を引き出すようなブレンドのスパイスになっています。
というわけで、ここからはこの「黒瀬のスパイス」を使って、キャンプ飯にぴったりな「サラダチキン炒飯」のレシピをご紹介します。
黒瀬のスパイスで作る「サラダチキン炒飯」のレシピ
材料(2人分)
- 温かいごはん 2人分
- サラダチキン(プレーン) 1枚(100g)
- 卵 2個
- ミックスベジタブル 50g
- サラダ油 大さじ1と1/2
- 黒瀬のスパイス 小さじ1
- しょうゆ 小さじ1
- 刻みネギ 適量
具材は卵にサラダチキン、ミックスベジタブルとシンプル仕上げ。しょうゆは香り付けなので、味付けは黒瀬のスパイスのみです。
では、さっそく作り方をご紹介!
黒瀬のスパイスで作る「サラダチキン炒飯」の作り方
サラダチキンは1.5cm角に切りましょう。しっとりジューシーなサラダチキンは、じつは炒め物にも便利な食材。角切りにしておくと、ごはんともなじみやすくなります。
卵は割って溶いておきましょう。おいしい炒飯の作り方にはいろいろな方法がありますが、個人的には「卵→ごはん」の順で炒めるのがおすすめ。
こうすると、「ごはんのパラパラ」と「卵のふんわり」という食感の違いが生まれ、バランスの良い味に仕上がります。
フライパンでサラダ油を熱したら、溶き卵を加えて中火で半熟になるまで混ぜ炒めます。卵は油と反応するとふんわり仕上がるので、ちゃんとフライパンが温まってから卵を加えるようにしましょう。
続いて、ごはんを加えて炒めましょう。ごはんをヘラやお玉などでフライパンに軽く押し当てるようにすると、油と卵が全体になじみやすく、程よくパラパラに仕上がります。
ちなみに、中華料理店などでは火力が強いのでフライパンをあおっていますが、外や家で作る場合はお店ほど火力が強くないので、あおる必要はありません。
さらに、サラダチキンとミックスベジタブルを加えて混ぜ炒めましょう。こちらは両方とも加工されているので、サラダチキンにほんのり焼き色が付けばOKです。
ここで今回のメイン「黒瀬のスパイス」の登場。今回は小さじ1ほど使用してみましたが、実際に作るときは味見をして調節しながら作ってくださいね。
最後にしょうゆを回し入れて香り付け。
サッと混ぜ炒めたら火から下ろしましょう。具材はサラダチキンとミックスベジタブルなので、あらかじめごはんを炊いておけば5分ほどで作ることができます。
お皿に炒飯を盛り付け、刻みネギをちらして完成!今回はキャンプ飯ということで、シェラカップで形を整えてみました。
食べてみると、ガーリックとしょうゆの香ばしい香りとスパイシーな風味が絶妙のバランス。キャンプ飯らしいガッツリ感はありながらも、オレガノやバジルのさわやかな風味で、するりと喉を通っていきます。
味付けは黒瀬のスパイスのみですが、シンプルながらも奥深い味わいの炒飯に仕上がりました。
黒瀬のスパイスはキャンプ飯やBBQにぴったり!
紹介したとおり「黒瀬のスパイス」は鶏肉専門店が販売しているだけあって、肉や魚のうま味を最大限に引き出すブレンドになっているので、キャンプ飯やBBQにぴったり。
アウトドアショップはもちろん、スーパーなどでも販売されているので、店頭でみかけたときはぜひ手にとってみてください!