春キャンプの季節が到来するも…
まだ肌寒い日もありますが、日差しの暖かさを感じられる季節になってきました。ポカポカ陽気でのキャンプを待ちわびている人も多いのではないでしょうか。
しかし、春は朝晩の寒暖差が激しいため、服装や持ち物には気を使わなければなりません。日中の気温に合わせて準備をすると、朝晩は冷え込んで寒い…なんてことになるかも。
そこで今回は、春キャンプへ行くならチェックしておきたい、持ち物リストを紹介します。
寒さ対策がカギ!実は使える春キャンプの持ち物リスト
さっそく春キャンプで役立つ持ち物を見ていきましょう。意外と忘れがちなものばかりなので、出かける前にぜひチェックしてみてくださいね。
(1)防寒具
先述した通り、春キャンプは朝晩と日中の寒暖差が激しいので、服装に気をつける必要があります。
季節が進めば寒暖差はなくなっていくものの、4月上旬は、まだまだ防寒対策が必須です。
とはいえ、朝晩が冷えるからといって、厚手の服で日中を過ごすと暑くなってしまいます。特に子どもは大人よりも体温が高く、体をよく動かすため、汗をたくさんかくことも考えられますよね。
したがって、着脱が簡単な防寒具を持って行くと重宝するでしょう。
気温の変化に合わせて服装も変えられるよう、朝晩用と日中用の服を用意しておくのも安心です。また、体温調節しやすくするために、重ね着もおすすめです。
(2)花粉対策グッズ
花粉症の人にとって、春は辛い季節でもあります。スギ花粉は2月の下旬〜4月上旬まで、ヒノキ花粉は3月下旬〜4月下旬ごろまでが飛散量のピークと言われています。
春キャンプで意外と忘れがちなのが、花粉対策グッズ。せっかくキャンプへ来たのに、くしゃみが止まらず、目を擦ってばかりいては楽しさが半減してしまいますね。
花粉に悩まされることがないよう、以下のような花粉症対策グッズはしっかり持参しておきましょう。
- マスク複数枚
- 日数分の薬(薬を服用している場合)
- 花粉がつきにくいツルツルした素材(ポリエステル、ナイロンなど)のアウター
また、大人の分だけでなく、子ども用のマスクや服用している薬なども、忘れず持参するようにしましょう。
(3)傘やレインウェア
「春に3日の晴れなし」ということわざがあるように、春の天気は変化しやすい傾向にあります。天気予報では晴れマークが付いていたのに、キャンプ場に到着したら雨がポツポツ降り出した……なんてことも珍しくありません。
雨に濡れると、体を冷やす原因となるので、雨対策は万全に。天気予報では晴れマークが付いていても、傘やレインウェア(できれば上下が分かれているもの)、長靴などを用意しておくといいでしょう。
(4)あったかグッズ
快適な春キャンプを楽しむためには、体を温めるグッズも忘れないようにしましょう。
気温があまり高くないところでキャンプする場合、春とはいえ寝袋は保温性の高い冬用タイプを持って行くと良いかもしれません。冬用の寝袋がない場合はブランケットを多めに用意したり、湯たんぽなどの体を温めるアイテムを使ったりするのもいいでしょう。
また、電源サイトならホットカーペットや電気毛布も使えて便利です。
(5)グランドシート
グランドシートはテントの下に敷くシートのことです。テントを傷や汚れから守る役割に加え、地面からの冷気や湿気を防ぐ効果もあります。急な雨が降ったときでも浸水を防いでくれる、頼もしい存在です。
特に春の夜はまだまだ底冷えするので、冷えと湿気を防ぐグランドシートはぜひ用意しておきたいアイテムです。
春キャンプの持ち物は寒さ対策がカギ!
春は暖かいイメージがあるかもしれませんが、朝晩はグッと冷え込みます。したがって、春キャンプで役立つのが防寒具やあったかグッズ。
特に標高の高いキャンプ場では、真冬並みの準備をしておいたほうがいいでしょう。
しっかりと準備をして、春キャンプを楽しんでくださいね。