飼いやすいように改良されたセイヨウミツバチに比べ、神経質で巣から逃亡することも多いニホンミツバチ。
採れる蜜の量も少ないので商売には不向きだが、この10年あまり、地方の好事家を中心に、ニホンミツバチを飼育する人が増えている。
重箱方式の巣箱を作ろう!
はじめるのなら、春までに巣箱を作っておく。
昔は丸太をくりぬいたものが主体だったが、これだと巣箱自体を破壊しないと蜜を取り出せない。
正方形の箱を3段重ねにした巣箱。
同じ形状のものを重ねるだけなので、たくさん作ってストックしておくのも手。
蜜がたまるのは上側なので、1段目だけ収穫し、2、3段目はハチの冬越し用のエサとして残せ、働きバチや幼虫へのダメージも軽減できる。
巣箱を製作し、春、群れを増やすために分蜂した蜂が入ってくれることを祈りつつ設置。
居着いてくれればこちらのもの。