ワークマンは2023年2月23日に、春夏新製品の発表会&体験会を東京国際フォーラムにて実施。
BE-PAL.NETでは、発表会で展示されたアイテムのなかから、アウトドアシーンに使える注目製品をピックアップしてご紹介します。
5人用テントなどキャンプギアのアイテム数が大幅増
ワークマンではここ10年間、アウトドアウェアの製品開発に注力。そんななかで生まれた「ワークマンらしいテントなどのキャンプギアも販売してほしい」という声に応じ、キャンプギアのラインナップも充実してきています。
2023年春夏シーズンはキャンプ需要の高まりを受け、5人用のサークルドームテントを3万9,000円(税込み)という安価で発売するなど、さらにアイテム数を増やしています。
ちなみに、キャンプギアはオンラインストア限定商品も多いため、オンラインやカタログでまずは比較検討し、欲しい商品のあたりをつけておくのがおすすめ。特に2名以上のテント商品はオンライン販売が主流となっています。
テント泊を快適にするグッズも勢揃い
テント泊を快適にするシュラフやマットレスのバリエーションも増えています。シュラフはその保温性などに応じて9,800円から1万9,800円(いずれも税込み)まで4タイプが登場。
最上級モデルの「エクストリームダウンシュラフ 1290」は重量約1.9kgのマミー型で、エクストリームダウン1290gを充填し、ワークマンでは最高峰の保温性を実現しながらも2万円を切る価格。別売りの「INAREM シュラフカバー」2,900円(税込み)を一緒に使えば、より保温性を得られそうです。
また、マットレスも充実。中材にこだわり、ワンランク上の寝心地を実現する「エアディメンションマットレス」が登場していました。
ファッション性を前面に出したアイテムも機能はあって当然!
2023年春夏のワークマンでは、ファッション性を全面に出したアイテムも増やしています。ただし、ワークマンらしく機能はあって当然。デイリーに使えるジャケットやスカートにも防水機能などがプラスされています。
針穴が簡単にふさがる新技術「REPAIR-TECH(R)」を使った「リペアテック超軽量×遮熱半袖シャツジャケット」や「ベイカーショートパンツ」、火が飛んでも穴があきにくい「FLAME-TECH(R)」素材を使った「アウトドアワークパンツ」などが登場。
アウトドアシーンだけでなく街でも着用できるデザインのものは、機能性もあってワークマン価格となると人気になりそう。
2023年もワークマンの進化に期待!
同会場では、専務の土屋哲雄氏より、2023年の戦略も発表されました。
2023年秋冬は新たに「WORKMAN Premium」の投入を発表。ファッション、プロ職人、アウトドア、スポーツ、女性向けウェアでさらに上質な機能価値、体験価値を提供するライン25アイテムの発売を予定しているそうです。
また、相次ぐ原材料費の高騰など、商品価格の値上げが相次いでいますが、ワークマンでは2023年春夏の主力PB製品96%の価格を据え置きするとのこと。
先ほど紹介したウェアのように「次はデザイン性重視、機能はステルスへ」と、ファッション性を持ちながらも実は機能性を持ち合わせたアイテムを展開。高機能・低価格のワークマンが、アパレルとしてさらに進化した面を強調していくと宣言していました。
2023年9月には、ファッション専門店となる新業態「WORKMAN Colors」を東京都の中心部に出店予定。ワークマンの進化から、これからも目が離せません。
ワークマン
https://www.workman.co.jp/
取材・文/北本祐子