せっかく山に登るなら、素敵な景色を眺めながら、美味しいごはんが食べたい。でも、山で調理するのは時間もかかるし、準備が大変で面倒。
そんな悩みをお持ちの方には、コンビニで買える、調理が簡単&美味しい山ご飯がおすすめです。
今回紹介するのは、ファミリーマートなどのコンビニチェーンで買える冷凍鍋のシリーズ。多くのコンビニチェーンで同じような商品が売っているので、この記事を参考にして、ぜひ探してみてください。
コンビニで買える冷凍鍋とは?
コンビニで手に入る冷凍鍋のシリーズは、冷凍された具材とスープがアルミの容器に入っており、解凍するだけでお手軽に鍋を楽しめるという冷凍食品。
直火OKなので、買ってそのまま温めるだけで、簡単に美味しいご飯を食べることができます。
具材もスープも、必要な材料はすべて入っており、食材を切って用意をしておくなどの事前準備が不要!さらに、種類が豊富なため、気分に合わせてお好みの味を選べるところもおすすめのポイントです。
また、冷凍鍋のシリーズは、調理の工程数が非常に少ないのも魅力。使用する調理器具は最小限で済み、荷物の軽量化に役立ちます。
とはいえ見た目は豪華なため、手軽なご飯にありがちな“質素な雰囲気”を感じることなく、存分に山ご飯を楽しむことができるのです。
山に持っていくなら?おすすめの鍋3選
筆者が実際に山へ行くときに食べている、おすすめの冷凍鍋のシリーズを3つ紹介します。
今回は、筆者がよく購入するファミリーマートの商品から厳選しました。
(1)だしが決め手 鍋焼うどん
最初に紹介するのは、「だしが決め手 鍋焼うどん」です。同シリーズの中で、筆者一番のお気に入りです。
この商品は名前の通り、北海道産真昆布と、追いがつおなどを使った「だし」が魅力。味の濃さがちょうど良く、美味しく汁まで飲み切ることができます。
山では残っただしを捨てることができないため、飲み切ることを前提に持っていくご飯を筆者は選んでいます。そういった点でも、非常に山と相性の良い一品です。
具材は9品目入っており、麺には国産小麦が使用されているのもおすすめポイントです。うどんだけでなく、おもちも入っているので腹持ちが良く、お腹がいっぱいになります。
(2)和風だしの旨み 牛肉カレーうどん
次に紹介するのは、「和風だしの旨み 牛肉カレーうどん」です。
この商品は、28種類のスパイスを配合したカレー粉を使用。和風だしの旨みを感じることができ、マイルドな味わいなのがおすすめポイントです。
うどんを食べ終わったら、パックごはんを入れてぐつぐつ煮込めばカレー雑炊に大変身。うどんだけでは足りないという方は、ぜひ試してみてください。
(3)牛肉の旨み溶け込む 牛すき焼鍋(うどん入り)
最後に紹介するのは、「牛肉の旨み溶け込む 牛すき焼き鍋(うどん入り)」です。
牛肉や白菜、ネギなどたくさんの具材とうどんが入ったすき焼き鍋。野菜だけでなく、追加できのこ類やおもち、卵などを入れても美味しく食べることができます。いろんなアレンジをして楽しんでみるといいでしょう。
なお、ここで紹介している商品以外にも、野菜ちゃんぽんやチゲ鍋風があったりと、コンビニチェーンによっても置いてある種類は異なります。ぜひ、お気に入りの鍋を見つけてみてください。
山で食べるには?冷凍鍋の調理方法
最後に、冷凍鍋のシリーズを調理する方法について紹介します。
とても簡単なので、普段料理はしない、という方でもすぐにできてしまうはず。山で調理する際は、バーナーを使用します。
今回使用したバーナー
筆者は、山ではPRIMUSの153ウルトラバーナーを使用することが多いです。
このバーナーは簡単に点火することができ、コンパクトにまとまるため持ち運びにも便利なのが特徴です。
実際に冷凍の鍋焼うどんを作ってみた
冷凍鍋のシリーズを調理する際は、まずフィルムをはがします。
そして、そのまま直接火にかけて加熱します。数分待つとだんだん冷凍が溶け、出汁が出てきます。
上の写真はまだ少し具材が凍っていますが、この具材がすべて出汁に浸かり、解凍されたら完成です。
調理、と言っても火にかけるだけなのでバーナーさえ使用できれば作ることができます。
フィルムに記載されている加熱時間は3分程度、ですが、火力によっては5分から10分程度かかる場合もあります。
おもち入りのものは、柔らかくなるまで少し時間がかかるため、お箸で出汁の中に浸けるようにするなどして工夫するといいでしょう。
簡単!気軽に山でのご飯を楽しもう
手軽で美味しい山ご飯、冷凍鍋のシリーズで簡単に温かい料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。山という絶好のロケーションで食べるそれは、いつもの何倍も美味しく感じられるはずです。
冷凍の鍋は種類も豊富なので、お気に入りを見つけてアレンジし、自分だけのちょっと特別な鍋を作ってみてくださいね。