「BE-PAL」本誌でお馴染みの、作家でイラストレーターの遠藤ケイさんは、新潟の豪雪地に住む山の手しごと師。薪ストーブを自作したり、自作の鍛冶場でナイフを鍛造したりと、火にまつわる生活術をこれまで本誌で取り上げてきた。
そんな火のプロフェッショナルともいえる遠藤ケイさんが「火の学校」を千葉県館山市で開校する!千葉の房総といえば、遠藤さんがかつて丸太小屋を建てて、田舎暮らしをはじめたルーツとも言える土地。学校となる会場には、遠藤さんが自力で建てたログハウスが山から移築され、いまだ健在だという。
「火の学校」の講義内容は、薪の選び方から焚き火料理、古代人の火起こし術まで、火にまつわるアレコレをひと通り学べるプログラムとなっている。
現在は、新潟の豪雪地に暮らす遠藤ケイさんが、関東近郊で読者とともに火について語りあう数少ない機会。火に関する民族学的知見と、暮らしの中にある火の実践学に造詣が深い遠藤ケイさんによる炎のワークショップを体験してみませんか?
開校は今春5月、生徒募集定員はわずか10名。急げ!
作家・イラストレーター
遠藤ケイ
1944年新潟県三条市生まれ。雪深い山村の棚田に家を建て、畑を耕し、必要なものは自分で作る丁寧な生活を紡ぎ出す。人呼んで“山と生きる手しごと師”。代表作は『男の民俗学』(小学館文庫)。近著に『蓼食う人々』(山と溪谷社)、著書多数。
遠藤ケイの「火の学校」
民俗学から俯瞰する「人と火の関係」を軸として、火の本質を学ぶ実践ワークショップです。
日時:2023年5月20日(土) 10:00~18:30
場所:コミュニティーガーデン Leaf&Root(千葉県館山市)https://leaf-and-root.com
参加費 10,000円(昼食、夕食BBQ&Live込み 定員:10名)
第一部 座学講話
『火の賜物』火と料理、人類の進化と文明。
昼食:山人の食事(熾した火で石焼き~メンパ汁竹飯などをワークショップで調理)
第二部 実技編
1.古代人の火起こし術(キリモミ法など)
2.マタギ、山人の焚き火術(火打石発火法など)
ホクチ、薪の選び方、カマドの作り方、山の料理、石焼き、メンパ汁、竹飯
3.タタラ師、鍛治師の火起こし術 太陽熱、鉄の空(から)打ち発火法
4.サバイバルのカリスマ、横井庄一直伝の火起こし術
お問合せ先
Info@leaf-and-root.com 090-4833-3595 (担当 飯田)