日差しを和らげたり、小雨を防いだりと活躍するタープ。
タープとセットになっているロープは輪ができていて自在金具も付いていることが多いですが、壊れたり無くしても困らないためにもロープワークは覚えておいて損はないです。
もちろんタープ以外にもいろいろ使えますしね。
『もやい結び』の結び方
まずは「輪を作る結び方」の基本『もやい結び』
力が加わっても、輪の大きさは変わらない結び方です。
もやい結びは、”お話風”にして覚えると、子どもでも覚えやすい。
さあ、やってみましょう!
1.タープにロープを通します。
2.ロープの“もと”の側に、「池」(=輪)を作ります。
※ロープワークで大事な“先”“もと”については「本当に使えるロープワーク4」をご覧ください。
3.「池」にヘビ(ロープの先)がザブンと飛び込んで…
4.水中で、池の中から生えている「木」(ロープの“もと”)にぐるっと巻き付きました…
5.そして、池から出てきた!
6.引き絞って完成!
ロープの先を「下」にして池(輪)を作るのか、先を「上」にして池を作るかで、ヘビが「池に入る/池から出る」が逆になります。
今回は、小さな輪っかのところでロープの先が「下」になっていたので、ヘビが池に上から飛び込んでいきました。
それぞれ手の動かしやすさや癖もあるので、何度か練習しておくと「あぁ逆だった」とすぐに気づくようになります。
もやい結びは、タープを張るとき以外でも、バケツに結んで川や海で水をくむのにも使えます。
便利な結び方なので、ぜひ何度も練習して、手に覚えさせてください。
6.完成!
※こちらの記事もぜひ読んでみてください!
→「本当に使えるロープワーク4」
https://www.bepal.net/know-how/ropework/789
◎構成=加藤岳洋
アウトドアとコーヒーについての情報を発信する「アウトドア&カフェ 甘酸辛苦」代表。身近なアウトドア体験や道具についてブログや動画で伝えている。また、コーヒーソムリエの資格を持ち、イベントやお店への出張コーヒーサーブや淹れ方講座の講師も務める。2016年からは公園でのアウトドア活動で地域のコミュニティーを作るプロジェクト『LIFE Camping』を東京都多摩市の仲間とスタート。アウトドアを通じて公共施設の利用促進や人とのつながり、緊急時の助け合いができるコミュニティー作りを目指している。
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