日本初の加圧式石油コンロや加圧式石油ストーブなどを世に送り出してきた1937年創業の「コロナ」に、自然やアウトドアをモチーフにした新ブランド「OUTFIELD」が誕生。その第1弾アイテムとして、本体色をアースカラーの「フィールドベージュ」で統一した石油ストーブや石油ファンヒーターなどが登場する。
幅広いシーンで使用できる安全機能
「小型対流形石油ストーブ SZ‐F32」は、レトロなランタンをイメージしたデザインが特徴。置台底面の幅は35.5cmで、同社の従来モデルである「SL」シリーズと比べて約11cm小さいコンパクトさだ。それでいて、暖房能力3.19kW、連続燃焼約12.3時間を実現した。水平確認ができる水平器も搭載し、幅広いシーンで使用できる。
一方、「ポータブル電源対応石油ファンヒーター FH‐CPF25」は、低出力のポータブル電源でも使用できる石油ファンヒーター。点火時に必要な電力を抑え、運転時の消費電力も8.5〜14Wなのでポータブル電源の定格容量が少なくても長時間運転が可能だ。コンパクトながら、最大暖房出力は2.5kWとパワフル。標高2,000mまで対応する「高地切換モード」と、水平確認ができる水平器、対震自動消火装置、不完全燃焼防止装置などを搭載し、非常時やアウトドアでも安心して使用できる。
この他、1962年発売のロングセラーである対流形ポータブル石油ストーブ「SL」シリーズの「フィールドベージュ」ラインでの発売も予定されている(発売は9月ごろの予定)。
小型対流形石油ストーブ SZ‐F32
- 外形寸法:高さ475×幅355×奥行355mm(置台を含む)
- 質量:6.3㎏
- 暖房出力:3.19kW
- タンク容量:3.8L
- 燃焼継続時間:約12.3時間
- 燃料消費量:3.19kW(0.310L/h)
- 暖房のめやす(木造):木造15.0㎡(9畳)まで、コンクリート20.0㎡(12畳)まで
- 安全装置:対震自動消火装置
- 付属品 燃焼筒押え
- 価格:34,800円
https://www.corona.co.jp/outfield/szf/
ポータブル電源対応石油ファンヒーター FH‐CPF25
- 外形寸法:高さ390×幅312×奥行307mm(置台を含む)
- 質量:7.9kg
- 暖房出力:2.50〜0.66kW消費電力50/60Hz:点火時166/166W、燃焼時14/14〜8.5/9.5W、待機時0.9W
- 運転音:強33dB、弱21dB
- タンク容量:3.6L
- 燃焼継続時間:強14.8〜弱56.3時間
- 燃料消費量:強2.50 kW(0.243 L/h)、弱0.66 kW(0.064 L/h)
- 暖房のめやす(木造):木造:11.5㎡(7畳)まで、コンクリート15.0㎡(9畳)まで
- 安全装置:対震自動消火装置、過熱防止装置、点火安全装置、 燃焼制御装置、停電安全装置、不完全燃焼防止装置、 消し忘れ消火装置、気密油タンクの給油時消火装置
- 付属品:固定タンクキャップ゚(黄色)、スポイト
- 価格:25,800円
https://www.corona.co.jp/outfield/cpf/
発売日(2台とも):4月26日(水)10時
予約販売受け付け期間(2台とも):3月31日(金)10時~4月10日(月)10時