お湯を注ぐだけでおいしいラーメンが食べられる「チキンラーメン」。調理も簡単で持ち運びしやすく、ファンの方も多いはずです。
今回は、そんなチキンラーメンを即席めんとしてではなく食材として利用!「すごくおいしい!」と唸ってしまうようなアレンジレシピを2つご紹介します。キャンプ飯としてもおすすめです。
チキンラーメンのポテトサラダレシピ
まず紹介するのは、なんとじゃがりこを使ったポテトサラダ。異色の組み合わせで、絶品メニューができあがります。
手早く作れるので、キャンプ飯のサイドディッシュにもおすすめの一品ですよ。
材料(1~2人分)
- チキンラーメンどんぶりミニ 1個
- じゃがりこサラダ 1個
- お湯 120ml
- ロースハム 2枚
- マヨネーズ 大さじ2
- 刻みパセリ 適量
作り方
まずは、チキンラーメンどんぶりミニの麺と、具材のたまごを分けましょう。
じゃがりことたまごを耐熱容器に入れたらお湯を注ぎ、フタをして3分ほど蒸らします。
蒸らしている間に、麺を保存袋に入れ、手で細かく砕いていきましょう。
続けて、ロースハムを1cm幅の短冊切りにしましょう。切るのが面倒な場合は、手でちぎってもOKです。
ちょうど蒸らし終えたところで、じゃがりことたまごをフォークなどで潰して混ぜていきます。
そこに砕いた麺とマヨネーズを加えて……。
全体がなじむまでかき混ぜましょう。
お皿に盛り付けて、刻みパセリをちらして完成!食べてみると、じゃがいもの優しい口当たりの中に、程よいポリポリ食感があって小気味いい食べごたえ。
チキンラーメンとハムの塩気、たまごとマヨネーズのコクがちょうどいいバランス。今回は使用していませんが、きゅうりやミックスベジタブルを入れても新たな歯ごたえを楽しめそうです。
チキンラーメンのお好み焼きレシピ
材料(2枚分)
- チキンラーメン 1袋
- お好み焼き用豚バラ肉 2枚
- カットキャベツ 50g
- たまご 1個
- 薄力粉 50g
- 水 200ml
- サラダ油 大さじ2
★調味料
- お好み焼きソース 大さじ1
- マヨネーズ 大さじ1
- 青のり 適量
- かつお節 適量
2つ目のレシピは、お好み焼き!チキンラーメンは袋入りを使用します。
その特性を生かし、食べごたえ十分の一品を作っていきます!
作り方
まずは袋のままチキンラーメンを砕いていきましょう。お好みによって粉々にしてもOK!少し形を残しても問題ありません。
別の保存袋に、砕いたチキンラーメン、カットキャベツ、薄力粉、水を加え、たまごを割り入れましょう。
お箸やフォークを使って、麺とキャベツを底からかき混ぜるようにして生地を作っていきます。もちろん、ボウルがある場合はボウルで混ぜても大丈夫ですよ。
写真のように全体がなじめば生地の完成です。
フライパンにサラダ油を薄く引いたら、スプーンなどで形を整えながら生地を中火で焼いていきましょう。チキンラーメンが入っているおかげで、多少水っぽくてもちゃんと丸くなります。
お好み焼き用の豚バラ肉を乗せたらフタをして弱火にし、3分ほど蒸し焼きにします。
写真のように豚バラ肉の色が変わったところで裏返します。
裏返したあとは再度フタをし、さらに3分ほど蒸し焼きにしていきましょう。
豚バラ肉がカリッと焼き上がっていれば火から下ろし、もう1枚も同じように焼いていきましょう。
お皿に盛り付けてお好み焼きソースを塗り、マヨネーズをかけ、かつお節と青のりをたっぷりちらして完成!見た目は普通のお好み焼きのようですが、味の方はどうでしょうか。
豚肉のうま味とキャベツのシャキシャキ食感に、チキンラーメンのだしが絡んで、奥深い味わい。時折チキンラーメンの塊のサクッとした歯ざわりが感じられて、食感も楽しい一品に。
筆者は関西生まれ関西育ちなのですが、関西風と広島風の両方のいい所をかけ合わせたようなお好み焼きに仕上がりました。
チキンラーメンのアレンジレシピはキャンプで作ると楽しい!
チキンラーメンは鶏ガラのだしが効いているので、食材として利用すれば調味料が少なめでもおいしく仕上がるのが嬉しいポイント。したがって、少ない荷物で臨みたいキャンプシーンにもおすすめのレシピです。
調理法や合わせる具材によって食感が変わるのも楽しいですよ。仲間と一緒にわいわい楽しみながらアレンジするのもいいでしょう。ぜひ作ってみてください!