「頂上を目指さない富士山ツアー」コース一例
●双子山周辺
1707年の宝永大噴火の名残の砂礫地にまばらに植物が生える。「ここはパイオニア植物が、いままさに砂礫地へ進出する最前線です」
●溶岩樹型
富士山の噴火で流れ出した溶岩が樹木を巻き込み、その木の形のまま岩が固まったもの。山麓のあちこちで大小様々なものが見られる。
●ブナ・カエデ林
山腹を下ると砂礫地、草原、潅木、針葉樹林へと移り変わり、次第にブナやカエデの森になる。植生の変遷が楽しめるのは下山ならでは。
●山宮浅間神社
本殿を持たず、遥拝所の先にご神体の富士山を拝む神社。その様式から、全国の浅間神
社のなかで最も歴史があると考えられている。
◎お問い合わせ先/そふと研究室
TEL054-272-0525
下記サイトにて、さまざまな「頂上を目指さない富士山ツアー」募集中です。
http://soft-labo.net/modules/tour/index.php?cid=13
◎構成/藤原祥弘 ◎撮影/鈴木 渉