2023年4月8日(土)、昭島で新型デリカミニ発表イベント「DELICA MINI OUTDOOR FES in モリパークアウトドアヴィレッジ」が開催されました。軽自動車ながらタフな走りが特徴の三菱自動車「デリカミニ」の走破性を体感できる走行デモンストレーションや、キャンパーのたけだバーベキューさんと森風美さんによるトークセッションなど、1日を通してさまざまなプログラムを実施。デリカミニの実車も展示され、来場客を楽しませました。
高い走破性!フルタイム4WDで悪路もグングン走る
キャンパーにも大人気のオールラウンドミニバン「デリカ」の遺伝子を引き継ぎ、力強い走りと無骨さが魅力の軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」。2023年5月25日(木)発売予定ですが現在予約注文受付中となっており、4月5日(水)までの予約注文数は約9,000件。「あのデリカの軽自動車が、ついに発売される!」と注目を集めています。
デリカミニの4WDモデルは4WDと2WDの切り替えがない「フルタイム4WD」。滑りやすい路面や未舗装路も快適に走り、イベントではその走破性を実証する「走行デモンストレーション」が行われました。まず約20度に傾いたキャンバーを走行。不安定な3輪走行になったとしても問題なく進み、ボディ剛性が高いため乗り心地も快適です。
続いては凸凹路面を再現したモーグル走行。サスペンションストロークが大きいため、四輪すべてが接地しています。四輪がすべて接地することで駆動力・制動力を制御。これによって高い走破性に繋がります。
最後はぬかるみをイメージしたローラーセクションを走行します。例えばキャンプで雨が降ってぬかるんだ道を走り「タイヤがハマってしまった!」なんて時にもデリカミニなら安心。脱出装置「グリップコントロール」が装備されているため、アクセルを踏むだけでスリップしているタイヤをコンピューターが制御し、簡単に脱出できます。
新CM発表会&たけだバーベキューさんと森風美さんによるトークも
来場者の大きな注目を集めたのは4月11日(火)よりオンエア開始した新CMの発表会。なんと、CMに出演している水川あさみさんが登壇したのです!休日はアクティブ派という水川さんは「デリカミニでどこに行きたいですか?」と質問されると、「自然が好きなので山だったり、海だったり、アウトドアに行きたいですね。キャンプを楽しむ野外フェスにも参加したいです」と笑顔で答えていました。
そしてたけだバーベキューさんと森風美さんが登壇したトークセッションでは、アウトドアの達人である2人がデリカミニを目の前にその魅力を熱弁。吉本興業に所属する芸人ながらバーベキューやキャンプのプロであるたけだバーベキューさんは、デリカミニを「グルキャンにぴったり!」と語りました。
たけだバーベキューさん「デリカはキャンプ場でもよく見かけるのですが、デリカミニはそれがギュっとコンパクトになった印象。めっちゃ可愛い!そして無骨な感じもあるので、キャンプ映えする車だと思います。色(アッシュグリーンメタリック)も自然になじみ、キャンプ場で出会えたら嬉しいですね。また、3〜4人で行くグルキャンが好きなので、人も乗れて、荷物もたくさん載せられることが車を選ぶ上で重要視しているポイントです。デリカミニは車内が広々していて、グルキャンやファミリーにも対応できると感じました。上もルーフレールが装備できるようで、荷物をたくさん載せたい派のニーズに応えてくれる車だと思いますね」
たけだバーベキューさんがデリカミニに乗ってみると、まず「ワンハンドでスーッと開けてくれるのは最高!」とスライドドアに大興奮。そして後部座席に座り、「身長175cmありますが足が広々と伸ばせて、窮屈感が全然ない。天井が広いので圧迫感を感じません」とレポートしてくれました。
一方、ソロキャンや車中泊にもおすすめと話してくれたのは、愛犬のボーダー・コリーのどんちゃんと日本全国を車中泊で旅をしているというキャンプ女子の森風美さん。デリカミニのT PremiumやG Premiumに標準装備されているテーブルやドリンクホルダーなど、その細やかな便利さを称賛しました。
森風美さん「私はキャンプへ1人で行くことが多いのですが『このテント使いたいな』『この椅子持って行きたいな』と思ってしまうので、収納力は本当に大事。あとは車中泊の目線で見ると、フルフラットにして食事をとったり、ワーケーションをしたりする時にも広々として過ごせるのが良いなと思います。スマホなどちょっと何か置きたいなと思った時に、テーブルやポケットもたくさんあるので良いですよね」
森さんは「シートが汚れにくそう」という点にも注目。愛犬と車内で過ごす上で水が垂れてしまっても、さっと拭き取れることに魅力を感じていました。デリカミニの座面・背もたれ部はダウンジャケットから着想を得た撥水シート生地を用いています。
自分好みのカスタムが楽しそう!想像が膨らむ実車展示
イベントではデリカミニの実車が6台展示され、コールマンとコラボレーションしたカスタムカーも注目を集めました。コールマンらしい赤いラッピングがほどこされたカスタムカーの車内には電気ランタンが吊るされ、アウトドアにぴったりの内装となっていました。
車中泊仕様にカスタムされた車に乗り込んでみると、その広さにびっくり!助手席と後席のリクライニングを倒してベッドキットを置くと、足を伸ばして快適に寝ることができます。身長160cmの筆者は窮屈さをまったく感じませんでした。
デリカと同様に、自分好みのカスタムが楽しいデリカミニ。ルーフラック、マッドガード、カンガルーバー……純正用品だけでなく、今後発売されるアフターパーツに期待が高まります。
たけだバーベキューさんの「バーベキュー講座」も!
親子で楽しむ「コールマンオリジナルのダンボールクラフトランタン」や「スマホ撮影レッスン」など、時間帯によってさまざまなワークショップも開催。「コールマン キャンプレッスン」ではたけだバーベキューさんをゲストに迎え、コールマンのスタッフが2ルームテントの設営方法を紹介しました。たけださんも「普段は1ルームなので、2ルームは未知の体験です!」と、勉強になった様子。コールマン昭島アウトドアヴィレッジ店ではイベントだけでなく、通年を通してお店でテントの設置方法を教えてくれます。
続いて開催されたのは、たけだバーベキューさんによる「バーベキュー講座」。明日から使えるバーベキュー技として、おすすめの野菜やお肉の焼き方を伝授しました。
たけださん一押しの野菜の焼き方が「丸ごと焼くこと」!カットせずに洗った野菜をそのまま網の上にのせて、パプリカや長ネギは完全に真っ黒になるまで焼いていきます。
完全に黒くなったら一皮剥いて、食べやすいサイズにカット。すると野菜の水分が閉じ込められたまま食べごろになるので、とってもジューシーに仕上がるのです。
エリンギも丸ごと焼き、焼き色がついたらカットします。切るときのポイントは輪切り!繊維を断つように切ることでほどよい歯応えになり、わさび醤油で食べるとアワビのような味わいになると教えてくれました。
無骨な見た目、収納力、カスタムのしやすさ……キャンパーの心をつかむ、デリカミニ。もちろんキャンプだけではなく、小回りがきくので日常生活も使いやすい車です。今回のイベントは1日限りでしたが、今後も全国各地でデリカミニを実際に見られるイベントが開催されるので、公式サイトをチェックしてみてくださいね!
三菱自動車「デリカミニ スペシャルサイト」
URL:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_mini/special/
撮影/小倉雄一郎