キャンプで調理をするときに、あると便利なのがガスバーナー。というのも、焚き火や炭火だけで調理するのは火力の調整が難しく、とても手間がかかるからです。
その点、ガスバーナーは火力の調節が自由自在で便利なので、いつもキャンプに持参している、というキャンパーの方も多いのではないでしょうか。
かくいう筆者も、やはりガスバーナーを愛用しており、アルコールストーブや固形燃料よりも優先して持っていくアイテムとなっています。
しかし、そんなガスバーナーにも意外な弱点があります。それは、「ガス缶には派手なカラーのものが多い」そして「ガス缶のデザインは自分では選べない」というポイントです。
ガス缶はメーカー指定のものを使用する必要があるので、カラーやデザインを自分で選ぶことができません。
中には、ガス缶が自分のサイトのイメージにそぐわない、と悩んでいるキャンパーの方もたくさんいると思います。
そんな問題を解決してくれるのが、「ガス缶カバー」です。自分の好みのガス缶カバーを使うことで、デザインを選べないという弱点を“文字どおり”カバーすることができます。
今回は、ダイソー、セリア、キャンドゥの3つの100円ショップで買えるガス缶カバーを紹介します。
それぞれの特徴を詳しく説明していくので、自分に合ったカバーを探してみてくださいね。
(1)ダイソーのガス缶カバー
さっそく商品の紹介をしていきます。まず紹介するのが、ダイソーのガス缶カバーです。
大きな特徴は、3つの中では最もシンプルなデザイン、という点。ロゴも柄もない外観となっています。癖のないデザインが好きな方にマッチする商品でしょう。
また、その他の特徴としては、マジックテープを使用することでガス缶に装着する仕組みになっている、という点。
セリアとキャンドゥのカバーは金属製のホック式ですが、ダイソーのガス缶カバーはマジックテープで固定する仕組みになっています。
筆者が使ってみた印象では、マジックテープ式だとガス缶への装着がかなり楽に感じました。
(2)セリアのガス缶カバー
次に紹介するのは、セリアのガス缶カバーです。
こちらの商品の特徴は、なんといっても、独特なデザインでしょう。金属製のホック部分が少し横にはみ出たようなデザインは、他2つの商品とは一線を画します。
また、その他の特徴としては、前述のとおりホックでガス缶に装着する仕組みになっているという点。これがデザインのアクセントになっています。
実際に使ってみたところ、ホックを留める際、2つのホックを引き寄せるのがちょっと難しい。扱いには少し慣れが必要だと感じました。
使用していくうちに、生地が馴染んでくると楽に装着できるようになるかもしれません。逆に、外すのはとても楽に行うことができました。
キャンドゥのガス缶カバー
続いて紹介するのは、キャンドゥのガス缶カバーです。
なんといっても、カバー中央に刻印されたクマのマークが印象的。かわいいというよりは、リアルに寄せてきたワイルドなクマのマークです。
加えて、セリアと同じくホックでガス缶に装着する仕組みになっているのも特徴的なポイントでしょう。ただし、セリアのようにホックが強調されたデザインではなく、シルエットとしてはシンプルです。
使ってみたところ、セリアと同様、ホックを留める際には2つのホックを引き寄せるのに少し慣れが必要だと感じました。しかし、やはり外すのはとても楽に行うことができます。
ガス缶カバーを使用するときの注意点
ガス缶カバーを使用する前に、知っておいてほしい注意点があります。
それは、ガス缶カバーをかけるのはあくまで移動中だけ、ということです。なぜなら、ガス缶カバーは基本的に耐熱・耐火素材ではないからです。また、カバーをしていることで、きちんとガス缶をバーナーに装着できず、ガス漏れの原因になってしまうこともあります。
したがって、バーナー使用時はガス缶カバーを外すようにしましょう。
ちなみに、移動中の装着は、目隠しになるだけでなく、ガス缶の温度低下を防いだり、外傷から守ってくれたりするメリットがあります。
ガス缶カバーでキャンプをおしゃれにアップデートしよう
以上、100均で買えるガス缶カバーを3種類紹介しました。
これからのキャンプシーンをおしゃれにアップグレードしてくれるアイテム。手持ちのギアとも馴染み、キャンプ中のテンションを大いに上げてくれるはずです。
気になった方はぜひ手にとって、チェックしてみてくださいね。それでは、楽しいキャンプライフをお過ごしください。