「なんでもある!」ワクワクが止まらない「VISON」に寄り道
春休みは毎日家族で和歌山県の「熊野古道」を歩きました。東京へ戻る途中、三重県の多気町にある商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」に寄り道。というのもBE-PALネット編集部から「おもしろい場所だよー。”車中泊”もできるし、おいしい食べ物もいっぱい。ぜひ行ってみたら」とおすすめしてもらったのです。
VISONは三重県のちょうど真ん中あたりに位置する「多気町」にあります。伊勢自動車道・上り線(伊勢から名古屋方面へ)「多気ヴィソンスマートIC」出口に直結。豊かな自然に囲まれた東京ドーム24個分の広大な土地には「ホテル」「入浴施設」、美食が集まるたくさんの「レストラン」、三重のあれこれが買える「マルシェ」や「ショップ」が揃っています。それだけではなく木工が楽しめる「ワークショップ」、世界各国の調理道具を展示している「道具の博物館」や「ギャラリーショップ」。大自然を利用した「農園」もあり、VISONで作られた新鮮な野菜もいただけます。さらにはバギーで疾走できる「バギーパーク」や、「保護犬・保護猫」と触れ合える施設などなど!
とにかく広大、バリエーションに富みすぎ! どこからスタートしたらいいのかわからない! と、一瞬パニクりましたが、VISONに着いたのが16時過ぎ。朝から熊野古道を歩いてお腹ペコペコの私たちは妙に殺気立っていたのです。まずは「ごはん」でしょ。
「マルシェ ヴィソン」で夕飯の買い出し
肉、魚介、野菜、惣菜と、なんでも揃っている「マルシェ ヴィソン」。歩いているだけで気分が盛り上がります。と、そこに大好物発見。
で、こんな夕飯になったのです。
今宵の晩餐
- フィッシュ&チップス
- 生牡蠣+ここに来る道中、伊勢のYさんちの庭に実っていた立派なレモン
- 茹で牡蠣+白ワインと生クリームを使った「マリニエールソース」がけ
- 魚介のパエリア
- 和歌山で買ってきたイチゴ
山のてっぺんにある「車中泊エリア」(1泊3,000円)にクルマを停めました。エンジンを切れば、私たちの自由。明るいうちからビール「ぷしゅー」。白ワイン「ドボドボ」。ああ幸せ!
よほどお腹が減っていたのでしょう。家族全員、黙々といただきました(笑)。
茹で牡蠣にかかっている「マリニエールソース」、アナタの嫌いな生の玉ねぎ、パセリまで散らしてあるけどー? そんなのお構いなしで、ペロリと平らげた次男だったのです。「熊出没注意!」と書かれた和歌山県の山奥で、キャンピングカーでひっそりと旅していた私たちには刺激的すぎるVISONでした。さぁ、楽しくなってきた!
マーケテリア
- 営業時間:10時~20時(L.O.19時)
- 定休日:無休
- 電話番号:0598-67-9786
- ホームページ:https://vison.jp/shop/detail.php?id=41
持参したイチゴと白ワイン以外はこちらのお店で購入しました。合計5,050円でした。
香り高き本草湯でサッパリ
お腹が少し落ち着いたら、歩いてお風呂へ。
もともと多気町は「薬草の町」としての歴史があるそうです。いにしえより気象の動きや動植物の変化を表した”七十二候”という考えを素に、三重大学とロート製薬の共同研究によってレシピを開発。お風呂には薬草が詰まった「麻袋」があちこち浮かんでいました。香りがよくリラックスの極みです。
本草湯
- 電話番号:0598-39-3900
- 入浴営業時間:6時~24時
- 定休日:無休
- カフェ営業時間:6時~22時30分
- 料金:大人(中学生以上)800円、子ども(3歳~)400円
- ホームページ:https://vison.jp/shop/detail.php?id=63
※車中泊の手続きは、こちらの施設で行ないます。また、車中泊の際のトイレも、営業時間内は使用可能(それ以降の時間帯は、少し下った場所にある施設のトイレを利用)。
バルで「ハシゴ酒」スタート!
お風呂から上がり、キャンピングカーで服を着替え、歩いて二次会場へ。熊野古道ではこんな動き絶対にできません。やることがなくて、もうそろそろ寝ていたはずです(笑)。自然もいいけど街も大好きだー! と、完全に浮かれた私たちが向かっているのは、「サンセバスチャン通り」。
「サンセバスチャン」といえば、スペインのバスク地方を代表する美食の街として有名です。その街と三重県多気町は2017年、「美食を通じた友好の証」を締結。現地でも大人気の3つのバルが初の海外出店でVISONに誕生したとか。
絶対オススメなのは、事前にオンラインで購入できる「バルめぐりチケット」。これは、大人気の3つのバルで「食べ歩き、飲み歩き」ができるお得なチケットです。
【スペインバル】~美食の街サンセバスチャンの有名店3つを満喫~バルめぐりチケット
- 価格:3,900円
- ホームページ:https://store.vison.jp/item_select.php?pid=393
ドリンクは白か赤のワイン、ビール、ソフトドリンクから1杯、フード(ピンチョス)2種類を選べます。大人はチビチビゆっくりいただきたいのに、子どもたちはバクバク大あわてで食らっています。ちょっとー(笑)!
ARATZ
- 営業時間:11時~15時(L.O.14時30分)、17時~21時(L.O.20時30分)
- 定休日:無休
- ホームページ:https://vison.jp/shop/detail.php?id=61
Casa Urola
- 営業時間:11時~15時(L.O.14時30分)、17時~21時(L.O.20時30分)
- 定休日:無休
- ホームページ:https://vison.jp/shop/detail.php?id=60
Zazpi
- 営業時間:15時~16時30分、17時30分~24時
- 定休日:無休
- ホームページ:https://vison.jp/shop/detail.php?id=59
朝食は摘みたて「VISON野菜」をいただきます
朝はビュッフェスタイルで、おかず、ヨーグルト、フルーツ、パンなど好みのフードをお皿によそいます。あたりを見回すと、皆さん野菜モリモリのプレートを召し上がっている。「私もソレ欲しい!」と 店員さんにオーダーすれば、私好みの甘くない「フレンチトースト」が出てきました。サラダと一緒にドレッシングで食べるととても美味。メープルシロップも置いてあったので、甘党の方はそちらをどうぞ。
NOUNIYELL
- 営業時間:7時30分~10時、10時~15時、17時~21時
- 定休日:無休
- 電話番号:0598-67-8299
- 料金(朝食ビュッフェ):大人2,000円、子ども1,000円
- ホームページ:https://vison.jp/shop/detail.php?id=71
ショッピングに出掛けよう
Orange
アウトドアキャンプ料理に欠かせない調味料「ほりにし」が有名ですよね。私も家で使っています(笑)。エレベーターを乗り継いだ場所にあったので、ちょっと寄ってみましょう。
Orange
- 営業時間:10時~19時
- 定休日:無休
- 電話番号:0598-67-9100
- ホームページ:https://vison.jp/shop/detail.php?id=68
HAPPA STAND TAKI
HAPPA STAND TAKI
- 営業時間:8時~17時
- 定休日:無休
- 電話番号:0598-67-8858
- ホームページ:https://vison.jp/shop/detail.php?id=8
無添加商店 尾粂
日本の食文化の代表である「魚食」。東京築地・豊洲の150年以上にわたる老舗がVISONに出店したそう。「三重だし」などご当地出汁も並び、保存料、化学調味料無添加の食品が集結していました。
無添加商店 尾粂 三重VISON店
- 営業時間:9時30分~21時(土、日、祝日は9時~)
- 定休日:無休
- 電話番号:0598-67-8200
- ホームページ:https://vison.jp/shop/detail.php?id=5
夕方16時ごろにIN、次の日の11時過ぎにOUTした今回のVISON滞在。19時間の滞在でしたので、もちろんすべては回れませんでしたが、この時間の範囲で十分満喫することができました。子どももイヌも「ウエルカム」な感じがとても心地良かった。やはり、私としては「飲み歩き」が楽しかったですね(笑)。自然しかない熊野古道の後だったので余計にVISONは世界がキラキラして見えたのです。
施設情報
VISON(ヴィソン)
- 所在地:三重県多気郡多気町ヴィソン672番1
- 電話:0598-39-3190
- ホームページ:https://vison.jp/