クーラーボックス不要な食材で作る簡単キャンプ飯
いよいよキャンプシーズンの到来。まとまった休暇を利用して連泊キャンプを楽しみたい!とはりきっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、何日もキャンプ場で連泊する際に困るのが、連泊後半のご飯。
後半にもなればクーラーボックスの保冷力が落ちてきているし、食材を買い足しに行くとなると、せっかくのキャンプを慌ただしく過ごすことになってしまいます。
そんなときに活躍するのが、常温保存できる食材。
今回は常温保存OKな食材で作る「鯖缶のドライカレー」と「ポテトとコーンのスパイス炒め」をご紹介します。どちらも簡単に作れてボリューム満点のレシピなので、ぜひ連泊キャンプにご活用ください。
鯖缶のドライカレー
常温保存可能な玉ねぎと人参を利用した缶詰レシピです。ご飯が進むスパイシーな味付けがポイントです。
材料(4人前)
- 鯖の水煮缶 1缶
- ご飯 人数分
- 玉ねぎ 1個
- 人参 小1本
- にんにく 1~2片
- トマトペースト 大さじ1
- カレー粉 小さじ1
- オリーブオイル 小さじ1
- 塩 少々
- ガラムマサラ 小さじ1
ガラムマサラは、カレーの香りを引き立ててくれるミックススパイスです。メーカーによって香りや辛さが変わってくるので、お好みの商品を見つけてみてくださいね。
作り方
玉ねぎと人参は粗くみじん切りにします。にんにくは皮をむいて半割りにします。
鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて、弱火で加熱します。
にんにくがきつね色になってきたら、玉ねぎと人参を加えて弱火で炒めます。
野菜がしんなりしてきたら、鯖缶を汁ごと入れて炒めます。
鯖の身を崩すように炒めましょう。
ここに、トマトペーストを加えます。
さらにカレー粉を加えて、全体を混ぜます。
最後にガラムマサラ、塩を入れて味を整えます。
全体を混ぜて、味がなじんだら鯖缶のドライカレーの完成です。
ご飯と一緒に器に盛り付けましょう。
なお、ご飯を炊く際にターメリックスパイスを加えれば、黄色に色付いた本格ターメリックライスを楽しむことができます。
ポテトとコーンのスパイス炒め
スパイシーなフライドポテトとコーンが楽しめる簡単缶詰レシピです。
材料(2人前)
- じゃがいも 5個
- コーン缶 1缶
- オリーブオイル 大さじ1
- 薄力粉 大さじ1
- チリパウダー 適量
- 塩 適量
じゃがいもの代わりに、さつまいもやかぼちゃを使用しても美味しく作れます。
作り方
じゃがいもは皮をむいて棒状に切り、水にさらしてアク抜きをします。
アク抜きを終えたら、クッキングペーパーなどで水分を拭き取ります。
ビニール袋に、上記のじゃがいも、薄力粉、チリパウダーを入れます。
袋に空気を加えて膨らませ、中のじゃがいもに薄力粉とチリパウダーが均等に付くよう、袋ごと振りましょう。
続いて、じゃがいもを焼いていきます。スキレットなどにオリーブオイルを入れ、先ほど粉をつけたじゃがいもを入れます。
焼き色がついたらじゃがいもを裏返します。全面に焼き色が付くようにしましょう。
じゃがいもの全面に焼き色が付いたら、じゃがいもはいったんスキレットのふちに寄せておきます。
そして、スキレットの中心部分に、水気をきったコーンを入れます。
コーンを入れたら、チリパウダー、塩を振りかけて味付けをしましょう。
コーンが温まるまで加熱したら、完成です。
スキレットのままテーブルに並べるのも、雰囲気が出ておすすめです。
クーラーボックス不要のレシピを連泊キャンプで活用しよう!
ご紹介したレシピは、どちらも缶詰と常温食材だけで作れる料理なので、クーラーボックスの保冷力が落ちる連泊キャンプ後半に大活躍します。
これからの季節はキャンプのベストシーズン。今回のレシピをぜひご活用ください。