灯りの質と多様性がポイント! 編集部員の気分を上げた最良のランタン8選
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    2023.06.26

    灯りの質と多様性がポイント! 編集部員の気分を上げた最良のランタン8選

    燃料系のランタンか、使いやすいLEDランタンか…。キャンプ好きにとって永遠の悩み(!?)といえば、ランタン。数ある名品の中から、編集部員が点灯テストをして検証した。

    私が試しました! 編集部 オオシタ

    image

    ランタンの使い試しに挑戦!

    ひと昔前、ランタンといえば、ガスやガソリン燃料モデルが主流だった。ところが、2000年代に入ると手軽に扱えるLEDタイプが激増し、とくに今は、明るいだけではなく〝灯りの質〟を選択基準として重視する傾向が強くなっている。
     
    LEDが出まわり始めたころの白色光だけではなく、目にやさしい暖色系やゆらぐ灯りなど、明るさの度合いよりテントサイトをセンス良く、ムーディーに演出できるタイプが圧倒的な支持を受けるようになってきた。
     
    とはいえ、従来のマントル仕様の燃料系や炎の灯りも根強い人気がある。そんなランタンの使い試しに挑戦したのは、キャンプ初心者の編集・オオシタ。

    「手軽に使えて機能的なミニLEDが安心だけど、やっぱり燃料系ランタンは憧れる……」
     
    気分によって使い分けていくのもいいだろう。

    ※specは❶サイズ❷明るさ❸充電方式または燃料❹重量

    ミニLEDランタン

    右から、A、B、C、D。アルファベットは下の各商品と連動しています。

    真鍮ボディーの質感を楽しむ

    A

    ベアボーンズ/マイナーランタンLED 
    ¥10,560

    鉱山で使われていたランプがデザインの原型でレトロ感満載! 照射は前方のみなので使い道は限定されるが、物欲をそそるデザインは秀逸だ。底部に固定用マグネット付き。

    ❶W10.8×D10.8×H11.4㎝
    ❷Hi/250lm、Low/30lm
    ❸USB-C充電
    ❹181.4g

    問い合わせ先:エイ アンド エフ 03(3209)7575

    光は暖色。同社スティックタイプと比べると前方を広範囲に照らす。

    CHECK POINT

    ボディーは重厚感ある真鍮、ハンドルとスイッチは銅で、経年変化による変色が楽しめる。レバーで調光も可。

    ぐるぐる巻きのロープが光る個性派!

    B

    ベアボーンズ/エジソンライトスティックLED 
    ¥10,560

    螺旋状に巻き付けられたロープ状LEDを採用。上部はフラッシュライトとしても使え、本体部と同時点灯も可能だ。7種類の点灯モードを搭載し、本革製のハンギングループが付く。

    ❶W4.45×D4.45×H10.8㎝
    ❷ライトスティックモード:Hi/90〜120lm、Low/9〜12lm、フラッシュライトモード:Hi/115〜145lm、Low/11〜15lm
    ❸USB-C充電
    ❹226.8g

    問い合わせ先:エイ アンド エフ 03(3209)7575

    オレンジが強めの暖色で目にやさしい。テント内での読書にも最適。

    CHECK POINT

    独特のロープLEDの配置がかっこいい。本当に光るの? と思ったが、明るさはまったく問題ない。

    新開発の構造で広範囲に光を拡散

    C

    ゼインアーツ/ジグ 
    ¥5,368

    上部にリング状にセットされたLEDを光源に、中央のシリンダーで反射、下部の独自形状で横から真下まで光を拡散する新構造。人とは違う軽くて小さいLEDランタンが欲しい人にぴったりのモデルだ。底にカメラ三脚用ネジを装備。

    ❶φ4.4×H10.4㎝
    ❷最大200lm
    ❸USB-C充電
    ❹115g

    問い合わせ先:ゼインアーツ info@zanearts.com

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    真下を影なく照らし、計算し尽くされた光の照射が印象的。

    CHECK POINT

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    手のひらサイズで軽く、デザインも◎。人気で入手困難なのが難点。

    ラクしたいときはスマホがリモコンに

    D

    レッドレンザー/ML6 Connect WL 
    ¥14,960

    寒い夜、吊るしたランタンを寝袋から出ずに消せたらどんなに幸せか⁉ その願いを叶えてくれるのがコレ。付属リモコンかスマホで遠隔操作ができるのだ。給電できる機能も備える。

    ❶φ4.5×H17.8㎝
    ❷Boost/750lm、Power/550lm、Middle/100lm、Low/5lm
    ❸USB充電(付属マグネットチャージャーケーブルを使用)
    ❹約260g(充電池込み)

    問い合わせ先:レッドレンザージャパン 03(5637)7871

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    上部と着脱式台座下の2か所にフックがある。使い分けることで、照射範囲を変えられる。

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    CHECK POINT

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    家の照明と同じように使えるリモコンが付属。しかも専用アプリをDLしておけばスマホでも、オンオフ、明るさ調節などが遠隔操作できる。

     

    LEDランタン/燃焼系ランタン

    右から、E、F、G、H。アルファベットは下の各商品と連動しています。

    内蔵充電池でスマホ充電も可能!

    E

    コールマン/リチャージャブルマルチランタン 
    ¥7,590

    大定番のガソリンランタンのデザインを踏襲したLEDモデル。力強い最大光にすればサイト照明に、目にやさしい最小光はテント内照明として使える。

    ❶(約)φ14×H28㎝
    ❷(約)800lm、300lm、100lm
    ❸USB-C充電
    ❹約830g

    問い合わせ先:コールマン カスタマーサービス 0120-111-957

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    左写真のガソリンタイプと遜色ない照射範囲。明るさは3段階に調節できる。

    CHECK POINT

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    電波の弱い地域ではバッテリーの消耗も早い。デッド寸前のスマホ充電ができて、モバイルバッテリーがなくても安心!

    「炎の灯り」を手軽に楽しめる

    F

    SOTO/Hinoto 
    ¥8,800

    ゆらぐ生の炎は、やっぱり見ていて癒やされる。ろうそくは風で火が消えやすいが、ガス燃料のコレなら心配無用。炎の灯りを堪能できる決定版ランタンだ。

    ❶W3.8×D3.8×H15.6㎝
    ❷データなし
    ❸SOTO製CBまたはOD缶ガス、ライターガス
    ❹237g

    問い合わせ先:新富士バーナー 0533(75)5000

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    別売りアダプターを使えば、OD缶からガス充填が可能。

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    安全に携行できる専用ケースが付属。

    CHECK POINT

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    ゆらぐ炎にアクセントを加えてくれるのが、新製品のオーナメント。柄は3種類ある。

    炎のプロが手がけるプレミアムモデル!

    G

    カメヤマ/カメヤマオイルランタン灯匠 
    ¥6,050

    "灯りの匠"として知られる1927年創業の老舗ろうそくメーカー、カメヤマが手掛けたプレミアムモデル。重厚なデザインで質の良い灯りを堪能できるのがうれしい!

    ❶W15.5×D11.8×H28.5㎝(トップリング含む)
    ❷データなし
    ❸パラフィンオイルまたはオイルランタン用白灯油(タンク容量200㎖)
    ❹440g

    問い合わせ先:カメヤマキャンドルハウス https://k-design.kameyama.co.jp/

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    風にゆらぐムーディーな灯りは癒やし効果抜群だ。ボディー色はろうそくの箱で馴染み深い「カメヤマNAVY」。

    CHECK POINT

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    キャップにはカメヤマを象徴するロゴ「山亀」の刻印。

    いつかは欲しい定番の復刻「赤ランタン」

    H

    コールマン/ワンマントルランタン(レッド) 
    ¥19,580

    大定番のガソリンランタン「286A」に待望のコールマンレッドカラーが復刻。ポンピング→マントルの空焼き→点火! の一連の儀式が楽しめる逸品。

    ❶φ16×H31㎝
    ❷約130W相当
    ❸専用ホワイトガソリン(タンク容量約590㎖)
    ❹約1.4kg

    問い合わせ先:コールマン カスタマーサービス 0120-111-957

    直視すると目が痛くなるほどの明るさ。照射範囲が広くサイト照明として最適。

    CHECK POINT

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    使用前に行なうマントル(発光体)の空焼き作業。マントルがうまく膨らむか、緊張とワクワクが入り交じる瞬間でもある。

     

    ※構成/坂本りえ 撮影/中村文隆

    (BE-PAL 2023年5月号より)

     

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