収納に便利なコンテナボックスですが、近年ではキャンプサイトのインテリアとしても注目されています。おしゃれ感を重視したコンテナボックスのおすすめ13個を、ジャンル別に分けてまとめました。
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おしゃれなコンテナボックスの魅力と選び方
コンテナボックスを選ぶ際に注目したいのは、デザイン・収納力・素材の3点です。まずはコンテナボックスの魅力と、タイプ別の特徴について詳しく見ていきましょう。
デザイン・収納力が秀逸
キャンプには、テントやタープといった大型ギアのほかにも、さまざまな小物を持っていく必要があります。これらをまとめるのに便利なのが、収納力に優れたコンテナボックスです。
車への積み込みや、キャンプサイトへの移動が楽になるだけでなく、自宅でそのまま保管ボックスとして使用できます。映えるインテリアとしても使えるため、デザインにこだわる人もいるようです。
中身を出さずそのまま収納ボックスにするなら、調理器具・ランタン・身の回り品など、種類ごとにコンテナボックスを用意するとよいでしょう。
1個にまとめるよりも整理しやすく、横に並べたりスタッキングしたりと、スペースに応じてさまざまな置き方ができます。
素材や目的によってチョイス
コンテナボックスは、大きく分けてハード・ソフト・折りたたみの3タイプがあります。
ハードタイプは頑丈で耐久性に優れているため、スタッキングができるほか、イスやテーブルの代わりにもなります。一方で大型になると重さが増すため、力のない人だと使いにくいかもしれません。
ソフトタイプは軽くて持ち運びやすいのが魅力です。柔らかく、変形するためデッドスペースが生まれにくいのが特徴ですが、その分外側からの衝撃に弱いというデメリットもあります。曲がりやすいものや、壊れやすいものの収納には向かないでしょう。
折りたたみタイプはハードタイプに次いで衝撃に強く、ソフトタイプほどではありませんが収納時は小さくまとまります。
おしゃれなコンテナボックス「スタンダード」
スタンダードなコンテナボックスも、素材や色によって印象がガラッと変わります。タイプの異なる3種のコンテナをピックアップしたので、それぞれの機能を比較してみましょう。
snow peak「シェルフコンテナ 50」
通常のコンテナとしてはもちろん、ロック位置を切り替えて大きく開いた状態でも使用できます。ひと目で中身が確認できるため、すぐに目当てのアイテムを見付けられるでしょう。
素材には、建材としても利用されるガルバリウム鋼板が使用されており、強い日差しや雨にさらされても劣化しにくいのがメリットです。
天板はありませんが、最大3個までスタッキングできます。脚部品がズレを防ぐため、車の振動でもそう簡単に崩れることはないでしょう。サイズは約62.5×40.5×27cm、積載量は約20kgまでです。
- 商品名:snow peak「シェルフコンテナ 50」
- snow peak公式オンラインストア:商品はこちら
CAINZ「取っ手が持ちやすいコンテナ」
約52.3×36.6×30.5cmの、プラスチック性のコンテナボックスです。継ぎ目がないため頑丈で、食材や薪など重量のあるものを収納しても安定感があります。
プラスチック製なので通気性がよく、多少の湿り気なら収納したままでも乾かせるでしょう。拭き上げたばかりのキッチンツールも、気兼ねなく放り込んでおけそうです。
縦・横どちらにもある取っ手は、握りやすいようにやや丸みが付けられています。手頃な価格ということもあり、最初に手に入れやすいアイテムです。
- 商品名:CAINZ「取っ手が持ちやすいコンテナ」
- CAINZ公式オンラインストア:商品はこちら
フィールドア「WOODEN CONTAINER BOX」
全面にパイン材が使用された、木のぬくもりを感じるコンテナボックスです。ナチュラルなインテリアとの相性が抜群で、人気の北欧風でまとめたサイトにもしっくりきます。
開いたままでもスタッキングでき、積み重ねた状態のまま下段にあるボックスの中身を取り出せます。出し入れが簡単なので、収納が苦手な人でも、ものが散らかりにくいでしょう。
使い込むほどに味わいが深まるのも、天然木ボックスの魅力の一つです。キャンプだけではなく自宅でも活用し、色味や木目の表情の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。サイズは約53×35×27cmです。
- 商品名:フィールドア「WOODEN CONTAINER BOX」
- フィールドア公式オンラインストア:商品はこちら
フィールドア
WOODEN CONTAINER BOX
サイズ:外寸 : (約)幅35cm×奥行53cm×高さ27cm、内寸 : (約)幅32cm×奥行46.5cm×高さ24.5cm、展開時 : (約)幅62cm×奥行53cm×高さ33cm 容量:(約)36L 重量:(約)5kg
おしゃれなコンテナボックス「折りたたみ」
自宅での収納スペースを節約したい場合は、小さく折りたためるコンテナボックスが便利です。使用時は頑丈で運びやすく、収納時には邪魔にならないコンテナボックスを4種紹介します。
CAPTAIN STAG「CSブラックラベル FDコンテナ50」
サイズ約53×36.5×33.5cm、約51.3L入る大容量タイプのコンテナボックスです。折りたたまれた状態から上部の枠を引き上げ、フックをはめ込むだけで簡単に組み立てられます。
両側から閉じるフラップ状のフタは、ロックを掛けておけば閉じたまま固定されます。運搬中にうっかりバランスを崩しても、中身が飛び出す心配がありません。
くせのないデザインで、武骨な雰囲気がワイルドな魅力を感じさせます。オールブラックでまとめた、クールなサイトにもよく似合うでしょう。スタッキングは3段まで可能です。
- 商品名:CAPTAIN STAG「CSブラックラベル FDコンテナ50」
- CAPTAIN STAG公式オンラインストア:商品はこちら
キャプテンスタッグ
CSブラックラベル FDコンテナ50
サイズ:(約)幅365×奥行265×高さ285mm、有効内寸:(約)335×231×258mm 収納サイズ:(約)365×265×厚さ85mm 重量:(約)1.3kg、耐荷重:15kg 容量:(約)20L
LOGOS「スタックキャリーコンテナ」
サイトから洗い場まで距離があるときに活躍するのが、LOGOSの折りたたみコンテナボックスです。丸洗いできる素材でできているため、汚れが気になることもないでしょう。
買い物かごのようなハンドルが付いており、片手で楽に持ち運びできます。ハンドルを倒せばボックスのエッジに沿ってフラットになるため、スタッキング時の邪魔になりません。
なお、同じシリーズのコンテナであれば、サイズが違ってもスタッキングできます。インテリアに統一感を持たせたい人にぴったりのコンテナです。
サイズは約43.5×31.5×25cm、耐荷重の目安は約12kgです。
- 商品名:LOGOS「スタックキャリーコンテナ」
- LOGOS公式オンラインストア:商品はこちら
ロゴス
スタックキャリーコンテナ
大サイズ:幅43.5×奥行31.5×高さ25cm 小サイズ:幅30×奥行20×高さ15.5cm 収納サイズ:(約)縦32.5×横44.5×高さ12cm 総重量:1.5kg
Coleman「ベルトコンテナBII」
使用時は約45.5×30.5×24cm、約27.3Lの容量があり、大きすぎず小さすぎず、使い勝手のよいサイズ感のコンテナボックスです。ワンタッチで組み立て可能なので、初めてでも使い方に迷いません。
折りたたむと厚みが約5cmになるため、収納スペースが限られていても、ちょっとした隙間を活用して収納できます。
側面の取っ手に加えて、幅が広いショルダーベルトが付いており、重みのある荷物も運びやすくなっています。色はグリーンのほか、レッドもあるので、サイトの雰囲気に合わせて選びましょう。
- 商品名:Coleman「ベルトコンテナBII」
- Coleman公式オンラインストア:商品はこちら
KingCamp「コンテナボックス 折りたたみ式 KB23020」
明るめのカラーでまとめたいなら、白に木製天板を組み合わせたKingCampのコンテナボックスがおすすめです。ブラックやシルバーを合わせるよりも、キャンプサイトが柔らかい雰囲気に仕上がります。
上部以外にも、前と後ろ部分の開閉が可能です。側面を開けた状態を想定して収納すれば、サイトではフラップを開けるだけで収納棚として使用できます。
底部には取り外し可能なローラーが付いており、重い荷物を移動させたいときに役立つでしょう。サイズ約46.8×34.7×23cm、容量約35L、天板の耐荷重は約15kgです。
- 商品名:KingCamp「コンテナボックス 折りたたみ式 KB23020」
- KingCamp公式オンラインストア:商品はこちら
おしゃれなコンテナボックス「フタ付き」
フタ付きのコンテナボックスは、中身が汚れにくいだけではなく、テーブルや簡易的なイスとしても使用できるものがあります。耐荷重もあわせてチェックしておきましょう。
DOD「ヨクミルヤーツM」
角に丸みを付けた本体に、取っ手を利用したロックシステムと、よく見るタイプのコンテナボックスですが、DODオリジナルカラーと、おなじみのロゴで差を付けています。
ギアの運搬や収納に便利な約50Lの大容量で、キャンプに必要なアイテムをひとまとめにできます。オプションパーツ「シキルヤーツ」を使えば、ごちゃつきがちなボックス内をきれいに整頓できるでしょう。
耐荷重は約100kgとなっているため、ベンチとしても使用できます。サイズは約60×39×37cm、重量は約2.7kgです。
- 商品名:DOD「ヨクミルヤーツM」
- DOD公式オンラインストア:商品はこちら
DULTON「ALUMINUM CONTAINER ”CONVOY 2” RC-L」
ダルトンらしく「収納アイテムとしての役割を果たすだけ」といった風情の、飾り気のなさが逆に魅力的なコンテナボックスです。
アルミニウム製品は軽く扱いやすい反面、柔らかく傷付きやすいというデメリットがあります。しかし、使用感を増すほどに渋みが増し、不思議とシンプルなデザインを引き立ててくれます。
サイズは約78×43.5×34.5cm、重量約5.8kg、容量は約25kgです。3個までスタッキング可能ですが、素材の特性を考えると重量のあるものを重ねるのは避けた方がよいでしょう。
- 商品名:DULTON「ALUMINUM CONTAINER ”CONVOY 2” RC-L」
- DULTON公式オンラインストア:商品はこちら
ダルトン
ALUMINUM CONTAINER ”CONVOY 2” RC-L
サイズ:幅510×奥行320×高さ230mm 内寸:幅490×奥行300×高さ210mm 本体重量:3.4kg
OGC「ラゲッジボックス」
丸みが少ないスクエア型なので、車のトランクにデッドスペースを作ることなく収納できます。底部がフタのくぼみにフィットし、スタッキングしてもぐらつきにくい仕様です。
別売の「OTCラゲッジボックス」がぴったり収まるサイズなので、組み合わせて使用すれば、散らかりがちな小物もすっきりとまとまります。
彩度を抑えたグリーンがミリタリーな雰囲気を演出し、アウトドアを盛り上げてくれるでしょう。サイズ約60.6×27×40.4cm、容量約46Lで、ソロキャンプならこれ一つでまかなえそうです。
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- 商品名:OGC「ラゲッジボックス」
- OGC公式オンラインストア:商品はこちら
GORDON MILLER「スタッキングトランクカーゴ」
ベージュ・モスグリーン・グレーの、落ち着いた色味が魅力のコンテナボックスです。持ち運び時に便利な取っ手は、上に持ち上げればフタをロックできます。
フタの天面がフラットになっているため、そのままテーブルとして使用可能です。天板の耐荷重は約100kgもあります。
ポリプロピレン製で水に強く、形状的にも中にしみ込みにくい仕様です。雨に降られても中身を守れるため、車のルーフラックに積み込めます。サイズは約60×39×35.7cm、容量約50Lです。
- 商品名:GORDON MILLER「スタッキングトランクカーゴ」
- GORDON MILLER公式オンラインストア:商品はこちら
おしゃれなコンテナボックス「ソフト」
そのときによって荷物の量が変わる場合、柔軟性のあるソフトタイプのコンテナボックスが使いやすいかもしれません。使い勝手とデザイン性を兼ね備えたソフトコンテナを3種紹介します。
asobito「オープンコンテナ」
コットン地にパラフィン加工が施されており、ソフトコンテナでありながら、高い防水性を持っています。形状をキープしやすいので、箱形に自立し、収納時に側面を支える必要がありません。
独特の硬い布地には、だんだんと使用時のシワが刻まれていくでしょう。やがて擦り切れ、くたびれも「ボロい」ではなく「味がある」と感じられるのがアソビトクオリティです。
側面にはハンギングループが備わっているため、カラビナやS字フックを利用した吊り下げ収納に活用できます。サイズは約28×28×30cm、耐荷重は約15kgまでです。
- 商品名:asobito「オープンコンテナ」
- asobito公式オンラインストア:商品はこちら
Nordisk「Gear Container coyote」
使わないときはコンパクトにたためる、取っ手付きのソフトコンテナです。幅広いインテリアにもなじみやすいアースカラーで、ノルディスクのロゴがワンポイントとなっています。
柔らかい布製のため、移動の際にフローリングや車のボディーを傷付ける心配がありません。中身がボックスに当たって、ガチャガチャと派手な音を立てることもないでしょう。
フタ部分をファスナーで閉じておけば、ホコリや砂が内部に入りこむのを防げます。いかにもアウトドアといった印象ではないため、自宅での収納ボックスとしても活用可能です。
- 商品名:ノルディスク「Gear Container coyote」
- ノルディスク公式オンラインストア:商品はこちら
まとめ
収納するギアによってコンテナボックスに必要なサイズは変わり、大型になるほど存在感も増します。
そのため、おしゃれにまとめたいなら、コンテナボックス単体の特長だけではなく、サイト全体のバランスを見て選ぶことが重要です。理想通りのコンテナボックスを見付ければ、次のキャンプがいっそう待ち遠しくなるはずです。
とはいえ、デザインだけで選んでしまうと、機能面での不満が出てくる可能性があります。使いにくいと出番も減ってしまうため、必要な機能を備えているのか、しっかり確認しておきましょう。