関西最大級のアウトドアイベント、OUTDOOR PARKが5月20日、21日に万博公園で開催されました。
普段なかなか見られない珍しいタイプのテントが展示されていたり、ギアの体験ができたりと、アウトドア好きにはたまらない2日間。
キャンプをこれから始める方も、すでにキャンプにハマっている方も、かなり楽しめるイベントになっていました。
今回は、実際に現地に訪れた筆者が、会場の様子をレポートします。アウトドアイベントに興味があって、いつか行ってみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
OUTDOOR PARKとは?
今年で9回目の開催となったOUTDOOR PARKは、テントの展示やアウトドアギアの販売のほか、ライブステージや各種アクティビティ、フードやドリンクといった食べ物も楽しめる野外イベントです。
来場者はなんと、2日間合計で約6万人だったとのこと。
ソロキャンパーからファミリー層、アウトドア初心者まで、多くの人々がアウトドアの楽しさや魅力を感じながら過ごせた2日間でした。
入場料は1人500円で小学生以下は無料。ファミリーには嬉しい価格ですね。
場所は、万博公園内にある東の広場という大きな芝生エリアです。最寄り駅は公園東口駅ですが、初めて訪れる場合は、1つ手前の万博記念公園駅での下車が筆者のおすすめ。公園入場後、太陽の塔を正面に臨みながら会場に向かうことができ、ワクワク気分が味わえる行き方です。
会場巡りをスタート!
開場と同時にチケット売り場には大行列が!公園内をアウトドアカートを引きながら歩く人も見られました。
限定カラーやイベント価格のギアが並ぶブース
無事にチケットを購入し、会場内の地図をゲット。
会場内にはアウトドアショップがぎっしり並んでいます!これはテンションが上がりますね。
ずら〜っと並んでいるショップを、順番に回ってみることにしました。
ショップによっては、限定カラーやイベント価格でお買い得になっているギアが並んでいて、思わずじっくりと見入ってしまいました。
ブースを回るとプレゼントがゲットできる催し物のほか、SNSフォローや投稿でステッカーやペグをもらえるキャンペーンもあり、心が躍ります。
時々カランカランと鐘の音が響くので何かと思えば、500円くじがありました。筆者もやってみることに。
狙っていたリュックは当たりませんでしたが、代わりに美味しそうな調味料をゲットできました。
テントコーナーはメーカー担当者と直接話せるチャンス!
テントコーナーには、各メーカーのテントやタープがぎっしりと展示されていました。ワンポールテントやパップテントもありましたが、ドーム型テントの展示数が圧倒的に多い印象でした。
イベントの最大の魅力は、メーカーの方と直接お話しできることです。開発のエピソードや使う際のコツなどを商品開発に携わった方々から直接聞ける機会は、なかなかありませんよね。
筆者はこのコーナーで、偶然にも日頃愛用しているテントのデザイナーの方に会うことができました。
めずらしいギアの展示も!
展示されていたのはテントだけではありません。ポータブルバスタブのコーナーもありました!
電気でお湯を沸かすタイプや、薪を燃やして水を循環させ約2時間温かさをキープするタイプなど、画期的なバスタブが並びます。
今後、サウナキャンプがさらに身近なものになる予感がしますね。
こちらはクッキングギアの展示です。土鍋型のギアは、カラーリングもシェイプも満点のかわいさです。
めずらしいギアや面白いギアもたくさん展示されていました。
たとえばこちらは、水を入れてシャカシャカするだけで洗濯ができるというアイテム。夏場の汗をかく季節に大活躍しそうです。
続いて、こちらのアイテムは、美しい炎を眺めながらピザが焼けるペレットストーブ。モノづくりに一生懸命な開発者の心意気が伝わってきます。
真鍮とレザーを使った手作りアイテムのお店も発見。真鍮といえば、経年変化が魅力ですよね。筆者はここで、真鍮の小物を購入しました。
アウトドアが趣味なら一度は乗ってみたい!そんな憧れのアウトドア仕様車の展示もありました。なかには車中泊用にカスタマイズされた車もあり、見ていると夢が膨らみます。
体験ブースも充実
次に、ワークショップなどの体験ブースへ移動しました。
くさびを使った薪割り、ファイヤースターターでの着火、電動キックボード乗車など、各ブースさまざまな体験教室を展開しています。筆者はナタを使ったバトニング体験をしました。
ナイフを使うバトニングとは違い、少ない回数叩いただけでパコっと薪が割れました。今までナタにはあまり詳しくありませんでしたが、これを機にナタに興味がわくように。
使ったことがない道具は敬遠しがちですが、教えてもらいながら実際に試すことができるので、新しいギアに挑戦するいいきっかけになりますよ。
ファミリー向けコーナーも!
会場にはライブステージやアスレチックエリアもあります。ファミリー連れには嬉しいエリアです。
スラックラインやアスレチック、ボルダリング体験ができるコーナーもあり、子どもたちの歓声が響いていました。
フード&ドリンクコーナーで一休み
会場の一番奥には、フードとドリンクのコーナーがずらりと並びます。アルコールの販売もありました。
フードは、おつまみ系からスイーツ、ご飯、パスタ、パン、麺類など、なんでも揃っている印象です。
筆者はお昼ご飯にルーロー飯を購入!大きな角煮がゴロッと入り、半熟卵もついていてボリューム満点でした。
デイキャンプをして過ごすのもアリ
会場の両側に広がるのが、デイキャンプエリアです。テントやタープがずらりと並び圧巻。
木陰もあり、場所を選べばシート一枚でも快適に過ごせそうです。
一日中遊べるアウトドアイベントに行ってみよう!
どこを切り取っても楽しめるアウトドアイベント。
これからキャンプを始めたいと思っている方や、キャンプデビュー前にアウトドアのプチ体験をしてみたいという方にも、非常におすすめです。
近隣で開催されるアウトドアイベントがあったら、ぜひ足を運んでみてくださいね。
ちなみに、今回ご紹介したOUTDOOR PARKの姉妹イベントであるOUTDOOR SMILEが、2023年9月30日(土)、10月1日(日)の2日間にわたって、静岡県浜松市渚園で開催予定です。
こちらも、ぜひチェックしてみてください。
OUTDOOR PARK
https://outdoorpark.jp/
OUTDOOR SMILE
https://outdoorsmile.jp/