キャンプで魚が釣れたときには、丸ごと豪快に食べてみたいものですね。炭火でシンプルに塩焼きにした新鮮な魚は、格別の味!自分で釣った魚を調理して食べることは、貴重な自然体験にもなります。
そこで今回は、初心者でもできる美味しく魚を焼くための3つのポイントを紹介します。すぐに活用できる簡単な方法なので、ぜひ試してみてください。
キャンプで釣った魚を美味しい塩焼きにするには?
釣った魚を美味しい塩焼きにするには3つのポイントがあります。
ポイント1:下処理

ヒレにトゲがあるかもしれないので、取り扱いに注意しましょう。
まず魚全体を洗ってから、下処理をスタートします。魚は身が劣化しやすいので、何度も触りすぎないように気をつけましょう。

今回の魚はカマスです。
魚の鱗を取り除きます。鱗は頭から尾に向かって生えているので、生えている向きと逆方向に包丁で撫でるようにして取り除きます。鱗の大きな魚の場合は、鱗取りを利用すると作業しやすいですよ。
前述の通り、ヒレにはトゲがあるかもしれないので、頭の周りを掴んで作業しましょう。

小さい魚の場合は、キッチンバサミを使ってエラを取り除くこともできます。
次に、エラを取り除きます。エラの周りをなぞるように包丁を入れ、切り離します。新鮮な魚は、エラの部分が鋭利になっている場合もあるので、気を付けましょう。

新鮮なエラは、鮮やかな赤色をしています。
エラを取り除くことで、火が入りにくい頭まわりをしっかり焼くことができます。

内臓を破ってしまうと、身に臭みが移るので気を付けましょう。
次に、お腹に切り込みを入れ、内臓を取り出します。

血合いが取れにくい場合は、小さなブラシなどを使って丁寧に取り除きます。
血合いの部分を洗い流します。内臓や血合いが残ってしまうと、焼きあがった時の臭みにもつながるので注意しましょう。
大きめの魚で、身が分厚い場合は、皮面に切り込みを入れると火が入りやすいですよ。
ポイント2:串打ち

カマスは歯が鋭利なため、怪我をしやすいので注意が必要です。
口を広げて、串を差し込みます。

エラの横は魚の身の中でも少し固い部分になるので、縫刺しにすると身崩れや串のズレを防ぐことができます。
口から入れた串は、エラ蓋の横を通って、身に刺し込んで縫刺しにします。串で魚の身を整えておくことで焼き上がりが綺麗になります。

化粧塩のひと手間で、焼き上がりが格段に違いますよ。
全体に薄く塩を振ります。尾ビレ、胸ビレ、背ビレ、腹ビレの部分は焦げやすいので、化粧塩をするのがおすすめです。多めの塩を手にとって、指先でつまむようにして何度か塩をつけましょう。
ポイント3:焼き方

魚用の長い金串をお持ちの方は、焚き火台の両サイドに渡すように魚を置くといいでしょう。
炭をおこして魚を置きます。小さい魚は、網の上で焼くと皮が剥がれやすいので、今回は、網を使わずに補助棒として竹を渡した上にセットしています。

魚は何度も触ってしまうと身崩れの原因になるので、気を付けましょう。
炭の火力は、遠火の強火がいいとされています。キャンプでは、高さが出せる焚き火台を利用して、遠火でゆっくり焼くのがおすすめです。

炭火で焼いた魚は格別の美味しさです!
炭火で焼くことで、自宅の魚焼きグリルで焼く食感とはひと違った、本格的な焼き上がりになります。
水っぽさがなく、皮目はパリッと、中はふわっとした食感に仕上がるのが特徴です。

ちょっとしたひと手間が、魚の美味しさを引き立てます!
化粧塩をしたヒレも、焼け焦げることなく美味しそうに仕上がりました。
釣った魚を美味しい炭焼きにしよう!

味付けは塩のみ。しっかりとした魚の旨味が口いっぱいに広がりますよ。
釣った魚を美味しく豪快に食べられるのは、釣りキャンプの醍醐味ですね。
その場で食べない場合も、下処理を済ませてから自宅に持ち帰ることをおすすめします。保冷できていても、内臓が残った状態が長く続くと、身の劣化や臭みの原因になるからです。
今回紹介したポイントを参考に、釣れたての新鮮な魚をキャンプでお楽しみください。
