複数の用途があるものを選んで軽量化!
災害多発時代を生き延びるべく、アウトドア達人の防災用品を紹介するシリーズ。
今回は、石井山専 新宿東口ビックロ店 店長の清水良文さん編です。
縦走登山が趣味の清水さんにとって、荷物の軽量化は永遠のテーマ。それは災害時にも同じだという。
「少ない荷物で行動するという点については、登山と災害時は同じ。ということで登山同様、道具はひとつで複数の役割があるものを選んでいます。
たとえば、②は防水バッグにもランタンにもなるアイテム。⑤はシートにもタープにもなります。道具を購入するときにそういった点に注目すると、災害時にも活用しやすいです」
これが清水さんの防災セットだ!
①ファイントラックのフローティングロープ。救助用としても使える。
②ヘッドランプと防水バッグ
③ペツルのヘルメット
④水がいらないアルファ米
⑤GRABBERの「オールウェザーブランケット」
⑥ナルゲンボトルとサーモスの山専ボトル
⑦炊事に使うコッヘルやバーナーなど
清水良文さん登山は縦走がメイン。好きな山域は南アルプスと八ヶ岳。同店屈指の道具好きでもある。
◎構成/中山夏美 ◎撮影/山本 智