アウトドアでおいしいお料理と一緒に楽しみたいワイン。ただ、人数が少ないとボトル1本のワインを飲み切れるかどうかわからず、手を出しにくい場面も。また、瓶入りのため重かったり、割ってしまったりする心配もあります。
そんなときに便利なのが缶入りのワインです。
缶入りワインのパイオニアであるオーストラリアの「バロークス」が日本上陸20周年を迎え、先日発表会が開催されました。ペアリングのアイデアも教えてもらいました。
本格派ワインのおいしさを缶で手軽に飲める「バロークス」
近年は、見かける機会が増えた缶入りのワイン。そんなワインのパイオニアである「バロークス」は、日本に上陸して20周年です。
ワインといえば、ボトル入りが当たり前だったころ、「なぜ、世の中に缶のワインが存在しないのか?」という疑問から約10年もの開発期間を経て、それまでは技術的に困難とされていた世界の常識をくつがえし、世界初となる缶ワインを開発しました。
従来の技術では、長期間の品質保持がむずかしかった缶入りワインですが、バロークスでは、缶の内面をコーティングする「VINSAFE(R)」という独自のパッケージシステムを1990年代後半に考案したことにより実現。缶入りで中身が高品質な新ジャンルを誕生させました。
缶ならではの気軽さで、辛口かつフルーティ、しっかり熟成された深く良質な味わいが楽しめます。
日本に上陸したのは、2003年。そのコンセプトは、「手軽な飲み切りサイズでありながら高品質のワイン」です。日本人の食文化や嗜好に合い、缶入りブランドとして国内トップの売り上げも記録しています。
1本は250mL。ワインのフルボトルが750mLで、一般的にグラス6杯分。ということは、ワイングラス2杯分をイメージすればいいということになります。これなら、どんなシーンでも楽しみやすいですよね。
おすすめのペアリングをアウトドアでも楽しもう!
「バロークス」は、手軽さと高品質を兼ね備えたラインアップで、お料理のジャンルやシーンを選ばず親しまれています。缶入りの飲みきりサイズは、キャンプやBBQなどのアウトドアシーンにぴったり。発表会で教えてもらったおすすめのペアリングと一緒に、屋外でのワインを楽しんでみてはいかがでしょうか。
スパークリング シャルドネ・セミヨン
一番人気なのが、「スパークリング シャルドネ・セミヨン」。
20周年のお祝いの発表会では、ウエルカムドリンクとして提供されました。きりっと冷やして飲むすっきりした味わいは、暑い日のアウトドアにもぴったり。揚げ物との相性抜群とのことで、フィッシュ&チップスとペアリング。オイル系のパスタにもおすすめだそう。
スパークリング カベルネ・シラーズ・メルロー
日本では、まだ少数派の赤のスパークリング「スパークリング カベルネ・シラーズ・メルロー」。
重口の赤ワインを想像しますが、スパークリングならではのすっきり感があり、普段、重めの赤が苦手な人にもおすすめです。
フライドチキンやスパイシーフードと合わせると◎。赤のスパークリングは、オーストラリアではよく見かけるワイン。一度試してみたいなあというときにサイズ感もぴったりです。
スパークリング ロゼ
ピンクのお酒が人気の今、はずせないロゼは、シャルドネ、ソーヴィニオン・ブランの「スパークリング ロゼ」です。
中華やベトナム生春巻き、スリランカカレーにスイーツと、万能なロゼワイン。ピザにもよく合うとのこと。キャンプでピザを焼いて、ペアリングするのもよさそうです。
カベルネ・シラーズ・メルロー
スパークリングが近年人気だそうですが、スティルの本格派赤ワインもはずせません。
「カベルネ・シラーズ・メルロー」は、牛肉の煮込みなど、肉料理にぴったりなので、BBQのときはぜひ持って行きたい1本です。
筆者が初めて飲んだ「バロークス」は、この赤ワインでした。缶なのにしっかりおいしさが担保されていて、驚いたことを今でも覚えています。
6種類の缶入りワインが楽しめる記念ボックスも発売予定
「バロークス」の缶入りワインは、6種類あります。1箱に6本入った20周年オリジナル記念ボックスが、今秋発売予定とのこと。
折りたたむとワインクーラーになるボックス付きで、アウトドアにも便利。発売が今から待ち遠しいですね。
バロークス
https://www.wineinacan.com/