自然の中で駆け巡る楽しさは、自転車ならでは。ストレスなく遊ぶために、目的に合った自転車を選びたいものだ。今特に人気のマウンテンバイクをご紹介しよう。
マウンテンバイクを徹底比較
歩くより速く、全身で風を切り、移り行く景色をたっぷりと楽しめる自転車。自宅周辺を散策したり、クルマに積んで旅先をサイクリングしたり。さらには、厳選した道具だけを積んで冒険心を満たせるキャンプツーリングに挑戦するのもあり。
今回は、しっかりペダルを踏んで長距離を移動できるスポーツバイクのなかから、タイムや順位を競うためではなく、遊ぶためにデザインされた楽しい系の最新モデル30台を集めた。
マウンテンバイクについては、ツーリングに使ったり、初心者向けのMTBパークで楽しめる価格的にもハードルの低いハードテール(リアサスペンションなし)に絞った。
スポーツバイクでやってみたいことを考え、自分のスタイルに合った一台を探そう。
地球の凸凹を全身で楽しもう
クルマに積んで出かけてキャンプ場周辺を散策したり、MTBパークやトレイルを走ったり。卓越したオフロードでの走破性に加えて、視界が広いため普段使いでも楽に乗れる。
※各モデルの評価軸について
スピード域:快適に走り続けられる速度域(★が多いほど速い平均速度で走れる)
拡張性:泥除け、ラックなどのマウントの数とカスタムのしやすさ
乗り心地:走行時の振動を和らげる快適性
悪路が得意なキャンプバイク
ブリーザー/サンダー
¥242,000
スピード域 ★★★
拡張性 ★★★★★
乗り心地 ★★★★
フレームとタイヤのしなやかさで、しっかりと振動を吸収。サスペンションがない分、フロント側の積載性が高い。アドベンチャーキャンプにも!
問い合わせ先:アキボウ https://www.breezerbikes/
※写真はオプション装着車です。
タイヤの空気圧をしっかり調整すれば、サスペンションがなくても悪路走行を楽しめる。
10万円を切る高コスパモデル
ハロー/ダブルピーク27.5トレイル
¥99,000
スピード域 ★★★★
拡張性 ★★★
乗り心地 ★★★
初心者でも扱いやすいと人気の27.5インチのタイヤを装備。通勤や街中散策などの普段使いから、里山ライド、キャンプ場周辺の散策など幅広く使える。
問い合わせ先:モトクロスインターナショナル 052(773)0256
充実のパーツ構成で本格的な走りを
トレック/マーリン7 GEN3
¥129,800
スピード域 ★★★★★
拡張性 ★★★
乗り心地 ★★★★
ロックショックスのサスペンションフォーク、シマノ・デオーレの変速システムなど、買ってすぐにトレイルライドを満喫できる。
問い合わせ先:トレック・ジャパン https://www.trekbikes.com/jp/
スムーズな動きが特徴のシマノ製の変速機(10段変速)を搭載。
スタイリッシュなオールラウンダー
スコット/アスペクト 950
¥104,500
スピード域 ★★★★
拡張性 ★★★
乗り心地 ★★★★
きめ細かなギア比を選択できる前後2×9段変速は、初心者でも安心。洗練されたフレームデザインが所有欲をくすぐる。ブレーキはタッチが軽い油圧式。
問い合わせ先:スコットジャパン https://www.scott-japan.com/
トレイルライドを満喫できるハイスペックモデル
ジャイアント/ファゾム2
¥198,000
スピード域 ★★★★★
拡張性 ★★★★
乗り心地 ★★★★
トレイルを軽快に走れる最新のフレームデザインと高性能パーツでまとめた即戦力モデル。積載性が高いのでバイクパッキングにも向く。
問い合わせ先:ジャイアント 044(738)2200
自転車から降りることなく、手元のレバー操作でサドル高を調整できる。
※構成/山本修二
(BE-PAL 2023年6月号より)