夏にはキャンパーで賑わう「然別峡野営場」。その人気の秘密は自然環境のよさ、低料金に加え、キャンプ場をずんずん進んでいった場所にある天然温泉「鹿の湯」にある。
じつは「鹿の湯」へ通じる道道1088号線は、北海道に甚大な被害をもたらした昨年9月の台風10号の影響で閉鎖されていたが、G.W.には開通の見込みがたったそう。全国の秘湯好きのみなさん、おめでとうございます!
5~6人は入れそうな「鹿の湯」の湯船は、シイシカリベツ川の目の前にあり、清冽な流れと一体化したかのような特別な感覚が味わえる。湯温は40℃ほどと適温。しかも、源泉かけ流し!
源泉は湯船の隣にあり、湯船の底から新鮮なお湯がポコポコと沸いているという、温泉通にはたまらない環境だ
ただし、脱衣所は無いに等しいので、女性はあらかじめ水着に着替えてから向かおう。
キャンプ場の営業は7月~9月だが、温泉へ入ることはできるそう。カヌーや登山、原生林ウォーキングなど、周辺はアウトドア遊びの宝庫。北海道を旅する際はぜひ、立ち寄ってほしい。
鹿の湯
■住所:北海道河東郡鹿追町然別峡
■問い合わせ先:鹿追町観光インフォメーション
■電話:0156(66)1135
■料金:無料(募金のご協力を)
【お詫びと訂正】
*「BE-PAL」2017年5月号P.99「然別峡野営場」の本文中に誤りがありました。正しくは下記になります。
本文2行目
(誤)カラマツ林に囲まれた
(正)アカエゾマツなどに囲まれた
お詫びして、訂正いたします。