家電の新たなトレンドとして、アウトドアシーンでも使えることを商品コンセプトに含む「アウトドア家電」が増えています。
災害対策で容量の大きなポータブル電源が普及し、その価格も手頃になってきたことでアウトドアでも電源を利用する楽しみ方が一般的になってきました。
アメリカ発の小型家電メーカー・VeSync(ウィーシンク)が2023年6月15日(木)に発売したミニノンフライヤー「COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー」 も、キャンプや車中泊など、アウトドアシーンでの活用を想定しています。
今回は、同製品を発表会にてチェックしてきました。
ソロキャンプ向きの小型サイズ!1台4役のコンパクト調理家電
「COSORI」は、「Cooking」「Smarter」「Originality & Inspired」の頭文字を取って名づけられたVeSyncのキッチン家電ブランド。ノンフライヤーはその主力商品です。
今回発売される「COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー」は、コンパクトサイズが特徴。従来のノンフライヤーよりも一回り小さく、ソロキャンプに最適。
小型ながらフライ・ロースト・ベイク・温め直しの4つの調理方法で使えるのがポイントで、キャンプ場での火起こしに自信のない初心者にもおすすめ!
もちろん、自宅での使用にも便利。トーストならば1枚が焼けるサイズで、一人暮らしのキッチンにもちょうどいい調理家電です。
油を最大97%カットできるノンフライ調理
注目は、なんといってもノンフライ調理。油で揚げずにさっくり仕上がるので、通常のコンロ調理に比べて余分な油を最大97%カットできて、健康志向の時代にぴったりです。
誰でも本格メニューが作れるレシピ本付き
また、付属のレシピ本には、「COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー」で作れる約60種類のオリジナルレシピを掲載。これさえあれば、調理家電の活用に慣れていない人でも新しいメニューに挑戦できるはず。
ローストビーフもワンタッチで作れる
発表会の会場ではローストビーフの調理が実演されましたが、下味を付けた牛肉をローストモードでワンタッチするだけ。
時間と温度を都度選択・設定しなくても簡単に調理できます。
食洗機でのお手入れOK
食材を直接入れる調理バスケットとクリスパープレートはBPA・PFOAフリー材質でプラスチック臭がしません。焦げ付きにくい仕様で、取り外せば食洗機や手洗いで簡単にお手入れできます。
アウトドアで使える調理家電はキャンプ初心者の強い味方!
発表会にはアウトドアコーディネーターの森風美さんが登壇。アウトドアトレンドの変化で、最近ではちょっと手間のかかる料理を作るニーズがあることを紹介しました。
「これまでアウトドアというとお肉を焼く、カレーを作るなどシンプルな料理を作る方が多かったのですが、SNSの流行もあってちょっとでも映えるとか、おしゃれなものを作りたいなと思う方が多くなってきています。そういうレシピも増えていますね。
また、災害対策でポータブル電源を持つ方がたくさんいます。その電源を使い、アウトドアでも調理家電を使ってキャンプをラクに楽しみたいという人も増えてきています」
また、調理家電はキャンプビギナーにとって心強い味方になってくれると言います。
「実際に炭火などで火を起こしてみると、うまく起こせなかったり、すぐに消えてしまったり、思ったようにできないこともあります。また、大人数のごはんを作ろうとすると、最近は薪なども高くなっていて、燃料代もバカにならないです。バーナーやコンロも、風が強い日だと火力が安定せず、お料理がいつまで経ってもできあがらないことも。最近はAC電源付きのキャンプ場も増えているので、このコンパクトなCOSORIは(初心者に)ぴったりだと思います」
「COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー」はAmazon店舗、楽天公式店舗、VeSyncStoreにて販売中。小売価格は8,980円(税込)です。
VeSync
https://vesync.jp/
取材・文/北本祐子