こんにちは、子連れライター渡部郁子です。4歳の息子を連れて、山やフェスや温泉を巡っています。今回は、子どもといっしょにマラソン! 初心者にも参加しやすいグアムで、マラソン大会に参加してきました。
ユナイテッド・グアムマラソン2017ゴール付近
さまざまなスタイルの親子ランが可能です
なぜグアムまで来たのかというと、参加者の年齢制限がないから。グアムマラソンはフルマラソンとハーフマラソンに加えて、10k、5kの4種類から距離を選べます。フルとハーフは14歳から、10kと5kコースは年齢下限なし。走りたい人は誰でも、年齢に関わらず申し込み可能です。とはいえ、息子が5kの距離を走れるかどうか少々不安。ランニングベビーカーで参加することも可能なのだと聞いて、ベビーカーでの親子ランにチャレンジすることにしました。その場合、子どもはエントリーにはなりませんが、一緒に走れることに変わりありません。中には、登山用のベビーキャリーで子どもを担いで走る人もいるのだとか。
5kmの部はとくに子ども連れの参加者が多かったです。
子連れジョギング事情
もともと夫婦でよく一緒にジョギングしていたのですが、子どもが生まれてからというもの一緒に走る機会がなかなか取れず、何か方法はないかと探していた時に見つけたのがTHULEのランニング用ベビーカーでした。普通のベビーカーでランニングしていたときは、周りから「危ないなあ」「子どもがかわいそう」という冷ややかな視線を浴びていたのですが、THULEのアーバングライドなら一緒に走っても乗り心地は快適のようで、子どもがいつも笑顔。おかげで子どもも楽しみながら夫婦一緒に走ることができるようになったのです。
近所の河川敷で重宝しているTHULEのランニングベビーカー
昨年アメリカに旅行した際、公園や道端でランニングベビーカーと一緒にジョギングしているランナーを何人も見かけました。欧米ではすでにメジャーになりつつある親子ラン。日本ではまだベビーカーでランニングしている人をあまり見かけませんが、以前の私のように、走りたくても走れないという状況に困っている人はきっと多いはずですね。
ベビーカー持参でマラソン大会エントリー
今後、日本でベビーカーランニングが広がったとしても、ベビーカーで出場できるマラソン大会は…少なくとも現段階ではありません。でもグアムならそれができるということなので、旅行もかねてやってきました、グアム!
日本から飛行機で3時間半というアクセスのよさ。ファミリー向けのサービスが充実しているリゾート地なので、小さな子どもを連れている旅行者が多いのも納得です。ハワイや他のビーチリゾートに比べて近いので、何かと忙しくてなかなか時間が取れないという人にもおすすめ。
マラソン大会の前日、土曜日に日本を出発してその日の午後グアム到着。空港から近い大型リゾートホテル「PICグアム」でマラソン大会の受付を済ませ、参加者Tシャツとゼッケンを受け取ります。あとは、時間の許す限りビーチで遊び、プールで遊び、夕食を食べて早めに就寝。日曜日のマラソンスタートは早朝です。フルマラソンは朝3時スタート、まだ暗いうちにスタートする、世界的にも珍しい大会なのです。