パンの耳がクラフトビールに変身!?フードロスを削減する兵庫県加西市のふるさと納税に注目
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • サスティナブル&ローカル

    2023.06.22

    パンの耳がクラフトビールに変身!?フードロスを削減する兵庫県加西市のふるさと納税に注目

    食品ロスについて考える機会が増えている。農林水産省の2020年の資料によると、日本では年間約612万トン、国民1人あたり毎日お茶碗1杯分の、まだ食べられる食料が捨てられているという。

    兵庫県加西市の食パン専門店「Massimo」は、こうした食品ロスを削減する新しい取り組みとして、パンの耳を原料に使用したビール「Crust Ale(クラストエール)」を完成させた。さらに同ビールは、加西市のふるさと納税として新しい返礼品に加わっている。

    なぜ食パンがビールに?

    「Massimo」では、焼き上がりの形が悪いものや、売れ残りなど廃棄対象となっている食パンが、週に約10kgにもなっていたという。この廃棄食パンはこれまで、イノシシの罠猟や餌として市内の猟友会に提供していた。

    この食品ロスを削減する取り組みとして生まれたのが、今回のクラフトビール。ビールの名称である「Crust Ale」とは、パンの耳を意味する「Crust」と、上面発酵製法を意味する「Ale」を組み合わせたもの。

    店主の浅野英樹さんによると、「持続可能な社会を目指すSDGsの取り組みを、ふるさと納税返礼品として提供することで、多くの方に共感してもらい、加西市のイメージアップに貢献したい。甘みやフルーティな香りは押さえ、香ばしくビターな焼きたての食パンのような風味に仕上げた」とのこと。

    ふるさと納税の限定品として受付中

    食パンがデザインされたパッケージ。

    冒頭のとおり、このクラフトビールは、加西市のふるさと納税の返礼品として受け取ることができる。

    また、同市のふるさと納税には、「Massimo」の食パン1.5斤が味わえる返礼品も!原料となったパンをお供に、SDGsに貢献するビールを味わってみてはいかがだろうか。

    Crust Ale(クラストエール)
    寄附額:16,000円
    ※各種ポータルサイトより申し込み可能
    容量:瓶6本(1本あたり330㎖)
    作成数量:400本(1セット6本入り)

    NEW ARTICLES

    『 サスティナブル&ローカル 』新着編集部記事

    東京都江東区の団地1階で営業中!日本人の飲み方に合った“ブリュー居酒屋”ガハハビールの挑戦

    2024.09.05

    飯盒で鮭を燻製!? パパッと手軽に、しかも美味しい!【自衛隊出身芸人トッカグン小野寺の極上サバイバル飯 VOL.14】

    2024.09.04

    どんな虫も悪者にされない建物を。日本屈指の総合建設会社・竹中工務店の「三代目 虫の専門家」の思い

    2024.09.02

    ハッカ水の作り方を解説!使い方から注意点まで紹介

    2024.09.01

    アウトドアサウナの魅力とは?東京・関東で楽しめるスポットを紹介

    2024.08.31

    やっぱりひと味違うサーフィン天国・北海道

    2024.08.30

    今回はツーリング…じゃなくてヒマラヤ山脈のゴミ問題について考える【39歳女芸人・橋爪ヨウコの爆夢旅その11】

    2024.08.30

    アウトドアインテリアでオシャレな空間に!おすすめの商品を一挙紹介

    2024.08.29