ファミリーキャンプ前日や、当日の帰宅後は、何かとバタバタしてしまいがち。
事前にやることリスト・持ち物リストを作っておいたり、車にできる限り荷物を積んでおいたりしても、いざとなるとなぜか慌ただしくなってしまいますよね。
そんな一連の慌ただしさを解消するために、2児のママキャンパーである筆者が、キャンプ前後に実践していることをまとめました。
子どもを連れてファミリーキャンプに行く予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
パパママキャンパーが意識したい3つのポイント
ファミリーキャンプの準備や片付けをスムーズにするためのポイントは、以下の3つです。
- 事前準備は子どもも含め役割分担をする
- キャンプ当日の朝にすべきことを極力減らす
- 帰宅後にやらなければならないことをあらかじめ想定し、出発前に準備しておく
今回は、週末を利用してファミリーキャンプへ行く、という設定で、それぞれのポイントについて解説します。
(1)事前準備は役割分担が必須
キャンプの準備をスムーズに行うためには、家族内の役割分担が欠かせません。
パパ、ママ、子どもたちがそれぞれすべきことを、話し合って明確にしましょう。
我が家の場合、主にパパは車への荷物の積み込み、ママは調理の準備を担当。そして小学生の子ども2人には、各自の支度を担当させています。
そうすることでパパママは余裕ができ、子どもには責任感が生まれます。
さらに、キャンプ当日に着る服をあらかじめ用意しておいてもらえば、出発当日の朝にパパッと家を出ることが叶いますよ。
とはいえ、初めてキャンプに行く時は、親が子どものサポートをしてあげましょう。
紙に持ち物を書いて渡し、子どもが1つずつチェックしながらバッグに入れられるようにしてあげると、漏れがなく安心です。
支度ができたら、中身を最終チェックしてあげましょう。
はじめはうまくできなくても、キャンプの回数を重ねるごとに、びっくりするほど支度が上手になっていきますよ。
キャンプに慣れて子どもたちに余裕ができてきたら、効率的な荷物の詰め方を教えてあげてもいいでしょう。
キャンプ2日目の着替えをリュックの一番下に入れて、その上にパジャマを乗せるなど、荷物を使う順番を意識して詰めておくと、現地で荷物がぐちゃぐちゃになってしまうことを防げます。
子どもはあっという間に知識を吸収するので、次の回からはさっそく覚えたことを実践してくれるはずです。
(2)キャンプ当日の朝にすることを極力減らそう
キャンプ当日の朝は、思わぬアクシデントに見舞われることもあります。
そんな場合に備えて、洗濯などは前日の夜に済ませておきましょう。
キャンプで使う食材の準備も、前日の夜に行うことをおすすめします。
以下のような準備をしておくと、キャンプ場での調理がスムーズに進みますよ。
- 食材をカットして袋に小分けする
- お米を、炊く分だけファスナー付き袋に入れ、飯盒の中に入れておく
- お肉に下味をつけて冷凍しておく
食材を小分けにしておけばトレーなどのゴミを現地で出さなくて済み、冷凍したお肉は保冷剤代わりになります。それぞれ、一石二鳥と言えますね。
加えて、当日の朝食は時短を意識するとGood。グラノーラやサンドイッチなど、火を使わずにパパッとできるものにすれば、時間にも心にもゆとりが生まれます。
(3)帰宅後のことを想定して先回りする
一番に気になるのは帰宅後の食事
キャンプから疲れて帰ってきた夜、さっそく直面する問題が、夕飯の支度です。
ヘトヘトの中でキッチンに立つのは、いくらパパママであってもつらいですよね。
そんな時に備えて、我が家ではあらかじめ、パン、納豆、もずく、お豆腐など、調理不要ですぐ食卓に出せるものを用意しています。
蕎麦やうどんなどの乾麺を常備しておいてもいいですね。キャンプからの帰り道で食材を買う必要もなくなり、気持ちがグッと楽になりますよ。
子どもの学校の準備も忘れずに
キャンプに出発する前夜、すなわち金曜日の夜に月曜日の学校の準備をしておくと、帰宅後にゆっくり過ごせます。
子どもは、なかなかキャンプ後のことにまで気が回らないもの。ここでも、親のサポートの出番です。
「明日からキャンプだから、今日のうちに宿題を頑張ろうね!」「月曜日の持ち物を確認しておくと、帰ってきた時にゆっくりできるよ!」と言うと、積極的に月曜日の準備に取り組んでくれますよ。
キャンプ前後の時間を有効に使おう
初心者パパママキャンパーがキャンプ前後に行っておくべきことをご紹介しました。帰宅後の状態まで想定しておくだけで、家庭でのバタバタ度合いがグッと下がりますよ。
気持ちにもゆとりができ、キャンプを心から楽しむことができるようになります。
家族で協力して、準備の段階から楽しめるようになると、もう上級者の仲間入り!ぜひ回数を重ねて、コツをつかんでいってくださいね。