JVCケンウッドのVictorブランドから、ポータブル電源「BN-RF800」と、ポータブルソーラーパネル「BH-SV100」が発売された。
良さはそのままに持ち運びやすくなった新モデル
Victorブランドは2022年12月に、ブランド初のポータブル電源として、大容量・高出力の「BN-RF1500」(ハイパフォーマンスモデル)と「BN-RF1100」(パワフルモデル)、および軽量・高出力のポータブルソーラーパネル「BH-SV180」を発売。「リン酸鉄系リチウムイオン充電池」の採用による高い信頼性と長寿命の両立や、常時コンセントに挿したまま使用できる使い勝手の良さが好評を得ていた。
今回発売するポータブル電源「BN-RF800」は、これらの先行モデルの信頼性、長寿命、使い勝手の良さをそのままに、折りたたみ式のハンドルがついたスタンダードモデルだ。
また、ポータブルソーラーパネル「BH-SV100」は、最大23%の高効率変換パネルを採用し、高効率な発電ができる。持ち運びに便利な軽量コンパクトタイプで、本体重量は約4kgだ。
新製品の主な特長は?
新発売のポータブル電源「BN-RF800」と、ポータブルソーラーパネル「BH-SV100」の気になる特長を見てみよう。
ポータブル電源「BN-RF800」
定格AC700W、瞬間最大1,400W出力、容量806.4Whのバッテリーを搭載し、スマホやタブレットをはじめ、扇風機や電気毛布、ノートパソコン、コーヒーメーカーといった家電製品の使用に対応。
バッテリーの劣化や事故のもとになる過充電、電池性能が失われる恐れがある過放電を防げるポータブル電源で、充電完了後もコンセントに挿したまま使用できるほか、常に満充電に近い状態を保つことができる。
また、コンセントから本機を中継して家電製品と接続しておくと、停電などの際、わずかな時間で自動的に本機から電力を給電してくれるので、災害時にも役立つ。
キャンプや緊急時に便利なLEDライトを搭載し、弱点灯/強点灯/SOS信号に切り替えて使用できるのも魅力だ。
ポータブルソーラーパネル「BH-SV100」
コンセントから充電できない環境でも、太陽光による発電ができるので、ポータブル電源本体やスマートフォンなどをクリーンに給電・充電できる。
パネル部分には高耐久性フッ素樹脂「ETFE」を使用し、高い耐候性、耐久性を実現している。
1台は持っておきたいポータブル電源
過充電や過放電を防ぐ安全性があり、さまざまな家電製品に対応する高性能のポータブル電源。アウトドアでの利用はもちろん、災害時の非常用電源としても期待できるので、1台持っていると安心だ。
また、軽量、コンパクトながら効率よく発電できるソーラーパネルにも注目が集まる。
購入を検討している人は、この機会に製品のことを詳しくチェックしてみてほしい。