焚き火をしたら絶対にやりたいのが串に食材を刺して炙る“炙りフード”です。炙りフードといえば、マシュマロやソーセージ、塊ベーコンなどが定番ですが、「ちょっと飽きてきたなあ…」という方はいませんか?そんな方のために、定番脱出のヒントを3つ紹介していきます!
ヒントその1:果物を炙ってみる
家の冷蔵庫で眠っている果物や、キャンプ場近くで購入した地元の果物などを炙ってみましょう!果物によっては、甘みが増したり焼いたほうが美味しいものがあったりと、新しい味を探すことができます。
試しにやってみてほしいのがリンゴやバナナ、パイナップルです。これらはキャンプ料理の定番食材なので、安定した美味しさが保証されています。
うまくいったら、さらに様々な果物を炙ってみましょう!
「どんな果物を炙ると一番自分好みか?」は、ぜひみなさんご自身で探していただきたいのですが、美味しい炙り果物を探すコツは、大きく分けて4つあります。
1:好きなサイズにカットできる果物
リンゴやモモなど、果実が大きくてカットできるタイプの果物は、炙ったあとにシェアもできてオススメ!
2:酸味系は甘みが増す
パイナップルやイチゴなどの酸味系は、炙り加減で甘さと旨さが変わります!
3:こってり系は火が通るくらいじっくり炙るとうま味が増す
バナナやアボカド、洋ナシなどのこってり系は特にオススメ!
4:失敗を恐れずなんでも炙ってみよう
炙ると異様に美味しくなくなる果物もあるので、失敗を楽しみながら探してみよう!
ヒントその2:巻いてみる
ベーコンや豚バラ、パイ生地など、薄くて長いものを食材に巻いてみましょう。2つの味が合わさることで食材同士のコラボレーションが意外な旨さを引き出してくれます。
スタートはベーコンがおすすめです。ミニトマトやカマンベールチーズの組み合わせはもちろん美味。変わったところでパイナップルを巻いて炙ると、組み合わせの面白さを感じてもらえるはず!
次々といろいろ巻いてみたくなること間違いなしです。
「巻く系」炙りフードを考える時のオススメ方程式は次の3つです。
1:油系+酸味系
ベーコン+ミニトマト、ベーコン+パイナップルなど
2:油系+さっぱり系
ベーコン+アスパラ、ベーコン+カイワレ系など
3:油系+こってり系
ベーコン+カマンベールチーズ、ベーコン+アボカドなど
ヒントその3:調味料で遊んでみる
塩、コショウの他に、アウトドア料理用のスパイスやハチミツ、ラム酒など様々な調味料を食材にかけてみると、また炙りの世界が広がります。
おすすめはパイナップルにラム酒、ベーコントマトにアウトドア料理用のスパイスです。
その他にも、地方でしか手に入らないスパイスや調味料を探して入手すると、キャンプの楽しみが一気に膨らみます。
いかがだったでしょうか?今回紹介した3つのヒントを組み合わせるだけで、無限の炙りフードを生み出せそうな気がしませんか?
みなさんもいろいろ試して、オリジナルの炙りフードをつくってみてください!