キャンプで食べたくなるカップ焼きそばといえば、ペヤング。
今回は、熱狂的なファンも多いペヤングを使った「そばめし」のレシピをご紹介。ソロキャンプではもちろん、ファミリーキャンプでも楽しく食べられる一品に仕上げます。
そもそも「そばめし」って?
調理の前に、簡単にそばめしについてご紹介します。
そばめしは神戸のお好み焼き店が発祥のB級グルメ。2000年頃に発売された冷凍食品が大ヒットし、全国的に知られるようになりました。
筆者は生まれも育ちも関西で、さらに父の実家が神戸だったこともあり、当時は頻繁にそばめしが食卓に並んでいたことを覚えています。
そんなそばめしは、細かく刻んだ焼きそばとごはんを炒め合わせて作るので、炭水化物×炭水化物の組み合わせ。簡単に作れてボリュームたっぷりに仕上がり、キャンプ飯にもピッタリの一品なんです。
それでは、実際にそばめしを作っていきます!
ペヤングで作るそばめしのレシピ
材料(2~3人分)
- ペヤングソースやきそば 1個(120g入り)
- 水 200ml
- ごはん 300g
- 豚バラ肉 100g
- 炒め物用カット野菜(キャベツ・玉ねぎ・にんじん) 100g
- ごま油 小さじ2
- 中濃ソース 大さじ1
- 塩コショウ 少々
★トッピング
- かつお節 適量
- 青のり 適量
- 紅しょうが 適量
そばめしにはいろいろなレシピがありますが、今回は豚肉を使ったスタンダードなレシピをご紹介。カット野菜を利用するので調理も簡単です。
作り方
まずはカット野菜をみじん切りにしていきましょう。調理用のハサミがあれば、ボウルに入れたまま切ることができてラクですよ。
なお、今回はキャベツ、玉ねぎ、にんじんがミックスされたものを使用していますが、キャベツだけでもOKですし、ニラやもやしをプラスしたり、はたまたキムチを入れたりして作ってもおいしいですよ。
続けて、豚バラ肉を2cm幅に切っていきましょう。こちらも先ほどのハサミがあれば、包丁もまな板も使わずに調理できます。
豚バラ肉を、ハムやソーセージ、油漬けタイプのツナ缶、シーフードミックスに置き換えて作るのもおすすめです。
下ごしらえのラストは麺。かやくと調味料を取り出して、容器の中で細かく砕いていきましょう。
フライパンにごま油を熱したら、豚バラ肉を加えて色が変わるまで炒めます。火が通ったら一度取り出して、カット野菜のボウルに入れて置いておきましょう。
同じフライパンに水、ペヤングの麺を加えたら火にかけ、中火で麺が柔らかくなるまで加熱しましょう。いわゆる「焼きペヤング」を作っていきます。
水気がなくなってきたらごはんを投入。そばめしはパラパラにする必要がないので、ヘラやお玉などでほぐしながら、しっかり麺を絡めていきましょう。
麺とごはんがなじんだら、豚バラ肉をカット野菜と一緒に戻し入れてサッと混ぜ炒め…。
ペヤング付属のかやく、ソース、ふりかけ、中濃ソースを加えて味付けしましょう。
仕上げに塩コショウで味を調えたら火から下ろします。いい意味でB級グルメ感あふれる見た目で、食欲をそそりますね!
お皿に盛りつけ、かつお節、青のり、紅しょうがをトッピングして完成。
焼いたおかげでペヤングの麺はもちもちになっていて、ごはんによく絡みます。
さらに、豚バラ肉のうま味、野菜の甘み、ソースのコクのおかげで食べごたえバツグン。付属のスパイスがピリッとアクセントになって、ガッツリかきこめる一品に仕上がりました。
ペヤングのそばめしは育ち盛りのお子様にもおすすめ!
手早く作れてボリュームたっぷりに仕上がるペヤングのそばめしは、育ち盛りのお子様にもおすすめ。
今回は通常サイズで作りましたが、「超大盛り」で作ればさらにボリューミーに。調理も簡単なので、家族で一緒にワイワイ言いながら作るのも楽しいですよ。
具材はバーベキューで余ったお肉や野菜でもOK!〆にも最適です。キャンプ飯にピッタリのそばめしを、ぜひ作ってみてください!