レンタルスペースで自転車をセルフビルドに挑戦!
フレームビルダー養成学校がいくつもあるアメリカでは、楽しむ人が多数いる。そんな流 れを受けてか、今の日本でもフレームのセルフビルドの人気が高まりつつあるのだ。
東京都新宿区中落合にあるレンタルスペース『BYOB Factory Tokyo』も、セルフビルドできる場所の一つだ。
「コンセプトは開かれたフレームビルディング。誰でもフレームが作れる場所を目指しているんです」と、代表の高井 悠さん。
高井さんは現在、自転車ブランド「サンライズサイクル」の主宰者であり、現役ビルダーでもあるが、フレームづくりはなんと独学。過去に自身が四苦八苦した経験から「もっとたくさんの人に自転車づくりが楽しんでもらえたら」と『BYOB Factory Tokyo』を始めた。
レンタルスペースの仕組みはいたってシンプル。フレーム部材一式(2万6250円~)を購入し、あとは工房の使用時間に応じた料金を払えばいいだけ。
工房内にはビルダーが常駐しているので、些細な疑問・質問をいつでも投げかけられるのも特徴。たとえ自転車の知識がまったくない人でも、パイプの切断やヤスリがけはもちろん、溶接に至るまでフレームづくりのイロハをすべて体験できるのだ。