四国・中国・九州・沖縄でおすすめのソロキャンプ場29選
四国・中国・九州・沖縄エリアのソロキャンプにおすすめなキャンプ場を紹介。海がきれいな島のキャンプ場から、無料の絶景キャンプ場まで、いろんなタイプのキャンプ場があるので、お気に入りキャンプ場を探してみてほしい。
四国・中国・九州・沖縄でおすすめのソロキャンプ場
【1】長崎県|Sun Sea(旧御崎野営キャンプ場)
ソロキャンプ料金 2,420円〜
島が好きで、息子とのキャンプを楽しむ写真家の猪俣さん。
テントを設営して夕日を待つ
区画サイトもあるが、夕日を眺めるなら、海沿いのフリーサイトがいちばんおすすめ! テントサイトを設営し、焚き火をおこして準備完了!
サウナ
高台にサウナを新設。1時間貸し切りで¥5,500。個人でも1人¥1,210で入浴可能。水風呂と五右衛門風呂もセット。
売店
場内は無料のWi-Fi完備。薪(5㎏¥550)やガスカートリッジは購入可能。テントや寝袋、ファニチャーのレンタルもある。
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【2】沖縄県|国頭村森林公園~星と森のキャンプ場~
営業:通年(火曜休)
テントサイト:47
その他の宿泊施設:6棟
モデル料金:5,000円
ソロキャンプ料金 1,000円〜
公園内は外灯がひとつもなく、星空観察を楽しむ条件が整う。一年中見られるというてぃんがーら(天の川)は必見。現在、村と共に星空保護区の認定を目指している。
【3】沖縄県|Y’sガーデン狩俣キャンプ場
ソロキャンプ料金 2,200円〜
エメラルドに光る海が目の前に広がる宮古島唯一のキャンプ場。日中は海遊び、夜は星観察など、大自然を十二分に満喫できる環境がそろい踏み。朝焼けも夕日も美しい。太陽と共に過ごす贅沢!
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【4】熊本県|ゴンドーシャロレーオートキャンプ場
営業:通年
テントサイト:約100
その他の宿泊施設:なし
モデル料金:4,600円
ソロキャンプ料金 1,800円〜
標高900mの大谷山高原に位置し、雄大な阿蘇五岳の山々を一望できる広大なキャンプ場。自然豊かな阿蘇の景色はもちろん、山々に沈む夕陽や、運が良ければ出会える朝方の雲海はまさに絶景だ。
【5】愛媛県|姫鶴平キャンプ場
営業:4月~11月(変動あり)
テントサイト:フリーサイト
その他の宿泊施設:5棟
モデル料金:500円〜
ソロキャンプ料金 500円〜
標高1,400m、四国カルスト県立自然公園内にあるキャンプ場。そこからの眺めは360度広がるパノラマで、圧倒的なカルスト地形の大自然を楽しむことができる。姫鶴平の頂からは石鎚山をはじめ四国山地が一望でき、夜は満天の星空が降り注ぐ。
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【6】愛媛県|見近島自然公園野営場
ソロキャンプ料金 無料
かつて無人島だった場所をキャンプもできる自然公園として開放。橋は自転車、オートバイ、徒歩でしか渡れないが、瀬戸内海を間近で見ながら泊まれるのが魅力。
【7】徳島県|まぜのおかオートキャンプ場
ソロキャンプ料金 2,200円〜
ハワイのような南国ムード漂うヤシの木が出迎えてくれるキャンプ場は、小高い丘より太平洋のオーシャンビューを望める。近くには世界初の線路と道路を走るDMV、海中観光船ブルーマリンなどの体験スポットも。
【8】大分県|グランヴェルデリゾート
営業:通年
テントサイト:37
その他の宿泊施設:15棟
モデル料金:3,850円
ソロキャンプ料金 1,650円〜
緑豊かな草原、丘の上のチャペルなど、まるでヨーロッパの田舎に来たような景色が広がる。常設のドームテントやサウナ、露天風呂などグランピング設備も充実しており、リゾート気分も味わえる。
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【9】島根県|隠岐諸島中ノ島 明屋海岸キャンプ場
ソロキャンプ料金 無料
女神がお産をしたという神話が残る明屋海岸に開設。赤崖と海のエメラルドグリーンのコントラストが美しい。サイトは車の乗り入れ不可で、施設は炊事棟とトイレのみ。通常は区画はないが、7~8月のみ区画を整理し、予約を受け付けている。
また、目の前の海では海水浴はもちろん、釣りも楽しめる。島に着いたら、菱浦港フェリーターミナル内の海士町観光協会で手続きのこと。
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【10】島根県|隠岐島後 海洋スポーツセンターキャンプ場
営業:通年
予約:随時(電話)
モデル料金:2,000円~
(ソロ):500円
ソロキャンプ料金 500円
隠岐諸島最大の隠岐の島町(島後)の南西部、高い透明度と白い砂浜で知られる「塩の浜」沿いに立地。テントサイトは芝生で覆われていて、浜から1段上がったところにサイトがある。車の乗り入れはできない。設備はトイレ、炊事場、温水シャワーなど。
目の前に広がる塩の浜は湾になっていて、波も穏やか。シーカヤックをレンタルして海上散歩をするのもいい。よりアクティブに島の自然を楽しみたい人には、ガイドの引率による「洞窟カヤックツアー」もオススメだ。
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【11】岡山県|蒜山高原キャンプ場
営業:4月20日~11月30日
予約:話予約は6ヶ月前の同日午前10時、インターネット予約は6ヶ月前の翌日午前0時から
テントサイト:104
その他の宿泊施設:5棟
モデル料金:5,300円
ソロキャンプ料金 2,100円~
西日本きっての高原リゾート地の一角に位置するキャンプ場。サイトとともに林間散策路などが設けられ、自然と触れ合いながら一夜を過ごせる。夜は天然のプラネタリウムのような星空が広がり、高原ならではの絶景が楽しめる。
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【12】岡山県|中蒜山(なかひるぜん)オートキャンプ場
ソロキャンプ料金 1,800円(バイク800円)
設備は簡易水洗トイレと炊事場だけという昔ながらのキャンプ場だが、広々とした芝生のフリーサイトから大山(だいせん)連峰の東につらなる蒜山山群が一望できる絶好のロケーション。
トイレットペーパー持参、ゴミは持ち帰りとなるが、オートキャンプができてこの料金は破格だ。サイト環境のよさに加え、冬季も利用できることからリピーターが絶えない。電源サイトもある。
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【13】鳥取県|一向平(いっこうがなる)キャンプ場
住所:鳥取県東伯郡琴浦町野井倉688-130
営業:3月下旬~12月中旬
予約:利用月の1年前より
テントサイト:45
モデル料金(ソロ):4,400円〜
ソロキャンプ料金 4,400円〜
鳥取県のほぼ中央部、琴浦町に立地。キャンプ場は木漏れ日が心地よいブナの原生林内にあり、オートサイト、キャンピングカー向け電源付きサイト、車の入れない区画サイト、フリーサイトの4タイプ。
2020年6月のリニューアル時に本格的サウナが誕生。本場フィンランドと同じように、自分でサウナストーンに水をかけるセルフロウリュが楽しめる。設営や撤収も不要の手ぶらキャンプも可能で、キャンプ&サウナデビューをしたい人にもオススメだ。
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【14】広島県|Hawk Nest Family Village
営業:通年
予約:2か月前より
テントサイト:9
モデル料金:5,000円〜
ソロキャンプ料金 3,000円〜
広島港からフェリーで30分の江田島にあり、日中は瀬戸内海、夜は広島湾の夜景を眺望できるキャンプ場。自生していた樹木を木陰としてレイアウトしながらサイトを造成。伐採した木材は手作りの柵や迷路などに活かしている。
テントサイトの地面はふわふわなウッドチップ。エコな場内の排水はすべてバイオ式浄化槽を利用しているほか、太陽光と蓄電池も取り入れて環境負荷を最大限軽減している。
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【15】高知県|リバーパーク轟
ソロキャンプ料金 520円
四万十川を見下ろす公園内に整備されている。サイトは草地のフリーサイトで、オートキャンプは不可。設備はシンプルだが、清流・四万十川と周囲の濃密な自然を十分に堪能できる。
四万十川へは階段を使って、直接、降りることができる。場内を予土線の鉄橋が渡っているので、鉄ちゃんにもオススメだ。
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【16】愛媛県|面河(おもご)第一キャンプ場
ソロキャンプ料金 400円
四国でも有数の紅葉の名所、面河渓(おもごけい)の本流ルートにある森の中のキャンプ場。石鎚山登山のベースとしても最適だ。
クルマで行けるのはキャンプ場から徒歩5分の食堂「渓泉亭」まで。水道、トイレ、炊事棟と、設備はシンプルだが、きれいに掃除されている。炊事棟のカマド以外では焚き火禁止なので注意。
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【17】愛媛県|サウンド波間田(はかんだ)キャンプ場
営業:通年
予約:随時(電話受付時間平日:8:30~17:00)
テントサイト:40
モデル料金(ソロ):1,430円~
ソロキャンプ料金 1,430円~
広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」の東側に位置する生名島のキャンプ場。離島だが、広島県の因島からはフェリーで3分ほどだ。
瀬戸内海を臨む芝生のテントサイトは区画がなく、開放的な雰囲気。シーカヤックを持ち込む人も少なくない。設備は炊事場、トイレ、温水シャワーなど。地元のジビエを使ったBBQ食材の予約もできる。
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【18】高知県|沖の島 白岩岬公園キャンプ場
ソロキャンプ料金 無料
足摺・宇和海国立公園内にある沖の島のなかでも、絶景地として知られる白岩岬公園内に整備されている。島の港は「母島」と「弘瀬」の2か所あるが、キャンプ場は中間に位置し、徒歩30分ほど。
テントサイトは芝生のフリーサイト。設備はトイレと水(山水)のみ。公園内の展望台からは太平洋が眼下に広がり、視界270度の大パノラマが楽しめる。星空の眺めも圧巻だ。
集落に商店はあるが、キャンプ場周辺には店がないので、食料や燃料は来島前に調達しておこう。チャンスがあれば、1,000種類もの魚が見られる豊かな海を泳いでみよう!
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【19】熊本県|歌瀬キャンプ場
ソロキャンプ料金 3,500円~
小高い丘の上に整備されたキャンプ場で、広大な草地のサイトからの眺望は抜群。南側からは鏡山と祇園山、西側からは阿蘇山系や祖母山系を見渡せる。
オートサイトは区画なしのタイプとフリーサイトのほか、電源、水道を備えキャンピングカーに対応の区画サイトがある。レンタル用品も充実、BBQ食材も予約できるので、ビギナーも安心。
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【20】大分県|久住高原オートビレッジ
ソロキャンプ料金 3,850円〜
広大な草地のサイトからは阿蘇の雄大な山々が見渡せ、開放感抜群。テントサイトはフリーサイトと区画サイトとがあり、いずれもクルマの乗り入れが可能。サイト環境もいいが、このキャンプ場のお楽しみは隣接する『満天望温泉』。源泉が敷地内から湧く新鮮なお湯で、露天風呂からは阿蘇の大自然を一望できる。
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【21】鹿児島県|霧島高原国民休養地
ソロキャンプ料金 2,640円~
馬場だった場所を利用したキャンプ場で、霧島連山を眺めながらキャンプができる。サイトは芝生で、広々とした外周800mのメインサイトのほか、サクラの木立が並ぶ林間サイト、キャンプ場が一望できる丘の上のサイトなど、バリエーションが豊富。
敷地内には源泉掛け流しの温泉があり、3連泊すると入浴券がもらえる。
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【22】長崎県|的山大島 大賀キャンプ場
ソロキャンプ料金 無料
島の最東端に位置し、40~70mの大賀断崖の上の広々とした草原に立地。断崖絶壁の上にあり、眺望抜群!
炊事棟(水は飲用不可)、トイレ、シャワーがあるだけのシンプルな造りだが、無料のうえに絶景が楽しめるのだから申し分なし。テントサイトからは東シナ海を一望でき、夜は漁火も見られる。遊歩道沿いの展望台から見る大賀断崖は大迫力!
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【23】鹿児島県|種子島 浦田海水浴場・キャンプ場
営業:4月20日~9月7日
予約:随時
テントサイト:10
モデル料金(ソロ):1,000円〜
ソロキャンプ料金 1,000円〜
鹿児島県内で3番目に大きな種子島には西之表市、中種子町、南種子町と3つの自治体があるが、オススメなのは北端にある西之表市の浦田海水浴場・キャンプ場。入り江の奥に広がる白砂のビーチは、島の住民も太鼓判を押す美しさで透明度抜群!白砂のビーチでシーサイドキャンプが楽しめる。
海水浴はもちろん、釣りやシュノーケリングなどもオススメ。管理棟、シャワー、トイレ、展望デッキなどもあり、快適な時間を過ごせる。
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【24】大分県|赤川温泉スパージュキャンプ場
ソロキャンプ料金 2,350円
阿蘇くじゅう国立公園内にある温泉宿の、広大な庭の一角がキャンプ場になっている。車は乗り入れできないが、グリーンの芝生に覆われたフリーサイトは開放感抜群。南には祖母山、北には久住山を望むことができ、眺望もバッチリ。晴れれば満天に星が輝く。
1日5組限定なので、絶景を独り占めした感覚が味わえる。料金には館内にある貸し切り温泉利用料が含まれていて、1泊2日の場合は、チェックイン当日と翌日の2回、温泉へ入れる。
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【25】大分県|そらのほとり(旧・うめキャンプ村)
ソロキャンプ料金 2,000円〜
祖母傾山系の静かな山の中にある、ダムのほとりのキャンプ場。宇目出身の登山家、戸高雅史さんが代表を務める野外学校が運営を開始し、名称も新たにリニューアル。オートサイトを整備し、炊事棟やトイレの清掃も徹底。コールマンと提携し、レンタル用品は充実している。
沢遊びやショートトレックなど、地域の自然を感じられる体験プログラムも内容が濃くなった。敷地内には道の駅もあり、朝採れ野菜やジビエなどの特産品を販売。地元グルメを楽しめる。
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【26】鹿児島県|リバーバンク森の学校
営業:通年(火・水・木曜、年末年始休)
予約:随時
テントサイト:21
その他の宿泊施設:4室(鉄筋校舎内客室)
モデル料金(ソロ):3,300円〜
ソロキャンプ料金 3,300円〜
テントサイトは、天然芝が広がる校庭(広さ3,000㎡ほど)をフリーサイトとして活用しているほか、隣接する杉の林間の2タイプ。校庭には樹齢100年を超えるクスの巨木が生えているので、その周りにテントを設営すれば、木陰も確保できる。林間サイトは限定1組。広いウッドデッキが設置されていて、どこにテントを張ってもOKだ。
設備は炊事棟、トイレ、シャワー、ランドリーなど。ボルダリング、パックラフト、スラックラインなど、さまざまなアクティビティーも提供。受付のある鉄筋校舎内に泊まることもできる。
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【27】鹿児島県|奄美大島ヤドリ浜キャンプ場
ソロキャンプ料金 無料
奄美大島の南の端にあるエメラルドグリーンの海が美しい海岸キャンプ場。白い砂のビーチに隣接してシャワー室、トイレ、炊事棟、休憩棟などが完備している。
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【28】沖縄県|屋我地ビーチ
ソロキャンプ料金 3,000円~
WEBメディア「なちゅガール」の編集長・森 風美さんがBE-PAL 2023年8月号で紹介してくれたキャンプ場。海に面した芝生のキャンプ場で、干潮時に現われる幻の砂の道「ピュアロード」で目の前の島にも渡ることができる。
目の前で海水浴を楽しむことができ、夕陽も美しい。夜は星空の下で波の音を子守歌にしながら眠りにつける。
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【29】沖縄県|又吉コーヒー園
ソロキャンプ料金 2,200円〜
沖縄本島北部、自然豊かなやんばるエリアにあるコーヒー園内のキャンプ場。テントサイトは芝生の区画サイト、ウッドデッキ付きサイトなど。水道や電源、五右衛門風呂が付いた区画サイトもある。
東京ドーム約2つ分の広大な敷地内では、コーヒーのほかにマンゴーやパパイヤなども栽培。11~4月末までは、コーヒー豆の収穫&焙煎体験ができ、摘みたて&煎りたてのコーヒーを味わえる。
▼参考記事
キャンプ場ガイドの決定版!『ほんとうに気持ちいいキャンプ場100』
おしまいに、ナンバー1アウトドア雑誌『BE-PAL』が作ったキャンプ場ガイド本『ほんとうに気持ちいいキャンプ場100』(通称:ほんきも)を紹介。いまどきはスマホでキャンプ場情報を調べられる時代だが、ページをめくりながらパッと見てキャンプ場を選べるのは「紙の本」ならではの魅力。こちらのガイドブックには、厳選したベリーベストのキャンプ場情報がまとめられている。
家族4人でキャンプした場合やソロキャンプ時の目安となる「モデル料金」や、ソロキャンプの料金、ワーケーションに便利な「Wi-Fiの有無」、「トイレやキッチンのきれいさ」「シャワーの有無」も、きめこまかく整理して見やすい誌面。キャンプ場を探すときはもちろん、お目当てのキャンプ場の予約が取れないときに代案を探す際にも便利だ。
一家に一冊、『ほんきも100』本があれば、ソロでもデュオでもファミリーでも、もうキャンプ場選びに困らない!
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小学館 ほんとうに気持ちいいキャンプ場100 2022/2023年 東海版