メリノウールを使った“街着”を提案
BROWN by 2-tacs
“注染”という伝統技法で染められた試作Tシャツ。素材はメリノウール×ナイロン。価格未定・9月販売予定
「オフ・ザ・グリッド」の会場を回っていて、ひときわ目を引いた「ウルトラQ」(古い!) のオープニング・タイトルを思わせるカラフルな迷彩風パターンのTシャツ。 コレなんですか?
「メリノウールで作ったTシャツに、手ぬぐいや浴衣に用いる“注 染(ちゅうせん)”という伝統技法を使って、岡山の工場で染めたものです」 説明してくれたのは「BROWN by 2-tacs」の野澤大樹さん。
この試作品Tシャツは、注染の中でも、生地にランダムにシワを寄せ、格子状に並んだマスに染料を注いで染める技法を採用したとのこと。この技法を使うと一度にさまざまな色で染めることができるそうだ。
「私たちは、アウトドア・ブランドではない一般のアパレル・ブランドなんですが、山登りが好きで、気がついたら『オフ・ザ・グリッド』には第一回から参加しています。今回は春夏の新作シャツを先行販売しましたが、ダウンやウールシャツも作っていま すよ」(野澤さん)
この「BROWN by 2-tacs」の直営ショップ「The Fhont Shop」は、東急田園都市線池尻大橋駅 近くの目黒区東山にある。
問い合わせ:2-tacs http://2-tacs.com/
2017年春夏の新作コレクションから、メリノウールにナイロンを加えることで、薄手ながら強度を高めたオリジナル生地を採用した“BAAシリーズ”と、絹の優れた吸湿性や保温性、放湿性を生かした“シルクタンクトップ”を先行販売。これらの商品は「The Fhont Shop」にも入荷済み。
「山ブランドではありませんが山が好きなんです」と話 す「BROWN by 2-tacs」の野澤大樹さん。