今年、あのアウトドアスパイス「ほりにし」に、待望の新フレーバーであるレモン風味が登場しました。その名も「海のほりにし」。
今回は新たに仲間入りした「海のほりにし」を、キャンプ飯にもおすすめのアクアパッツァに活用するレシピを紹介します。
ついに登場「海のほりにし レモン風味」!
今年のはじめに新フレーバーとして発売された「海のほりにし レモン風味」は、モデルとして活躍中のマーシーこと三浦理志さん監修の一品。
マーシーさんは発売当初からほりにしを愛用されていて、ご自身の好物であるレモンを使って「自分好みのほりにしを作りたい」と思っていたところ、新フレーバー監修の打診があったそうです。
これまでのほりにしではうま味や辛み、燻製の風味がありましたが、今までにない爽やかな香りを楽しめるということもあり、筆者もその発売を心待ちにしていました。
実際に味見をしてみると、最初にレモンの爽やかな香りがスッと広がって、あとからうま味がブワッと追いかけて来るような風味が印象的。
にんにくが抑え気味になっているので、奥深いのに後味さっぱりという、まさに「海のほりにし」の名にピッタリの味わいで、魚介やオリーブオイルとの相性がバツグンです。
レモン風味のほりにしで作るアクアパッツァのレシピ
材料(2人分)
- タラ(切り身) 2切れ(約120g)
- あさり缶詰 1個(125g)
- ブラックオリーブ(スライス) 1袋(25g)
- ミニトマト 8個
- オリーブオイル 大さじ1
- おろしにんにく 小さじ1
- 海のほりにし レモン風味 適量
- 刻みパセリ 適量
魚はタラの切り身、あさりは缶詰、ミニトマトはそのまま煮込み、さらにブラックオリーブはスライスを使用…となんと包丁いらずの簡単レシピ。
素材のうま味と「海のほりにし」がまとうレモンの香りを生かすため、白ワインなども使用せずに仕上げます。
作り方
まずは調理前の準備として、タラの両面に塩(分量外:ふたつまみ)を振って10分ほど置いておき、キッチンペーパーで表面の水気を拭き取りましょう。
こうすることで、魚の臭みを抑えることができます。
白身魚はクセが少ないのでそのまま調理しても美味しいのですが、今回はよりレモンの風味を生かすために、ひと手間かけて下ごしらえしておきます。
続けて、ミニトマトのヘタを取りましょう。こちらは切らずにそのまま蒸し煮に。丸ごと調理すれば、弾けるような食感を楽しむことができますよ。
なお、今回は使用していませんが、お好みできのこをプラスして作るのもおすすめです。
スキレットにオリーブオイル、おろしにんにくを加えて弱火で熱します。ちなみに、今回は直径約20cmのアルミスキレットを使用しています。
にんにくの香りが立ってきたらタラを皮から焼いていきます。皮から焼くことで、より香ばしいアクアパッツァに仕上がりますよ。
あとは順番に具材を加えていくだけ。まずはあさり水煮缶を汁ごと加えて…。
タラの周りにミニトマトを並べます。
ブラックオリーブをちらしたら…。
今回の主役、「海のほりにし レモン風味」を10~15回ほど振りかけましょう。
煮立たせたら弱火にし、アルミホイルでフタをして10分ほど蒸し煮にします。
煮えたらフタを取って火から下ろしましょう。
食卓に出したら、刻みパセリをちらして完成。魚介とレモンが交わって、まさに海のような香りが漂ってきます。
一口頬張ると、レモンの香りをまとったタラはさっぱり風味ながらもジューシー。
ミニトマトの酸味とブラックオリーブの塩気をまとった甘みがアクセントになって、口の中を潮風が通り抜けていくような味わいが楽しめるアクアパッツァに仕上がりました。
「海のほりにし」は魚介との相性バツグン!
爽やかな香りが楽しめる「海のほりにし」は、今回紹介したアクアパッツァはもちろん、カルパッチョや魚介を使ったパスタ、エスニックメニューなどとの相性もバツグン。
もちろん、何にでも合うという従来のほりにしの万能さはそのままなので、肉や野菜、ごはんなどに振りかけても、おいしく楽しめます。
スパイス界に旋風ならぬ潮風を巻き起こす「海のほりにし レモン風味」、ぜひいろいろなキャンプ飯で味わってみてください!