
「旅する車」のバスコン(FPタイプ)に試泊してきました。木のぬくもりが気持ちいい車内。
初めてのバスコン体験
8月最初の週末のこと。千葉県の幕張メッセで、「アソビ×モビリティ」の総合展=「アソモビ2023 in Makuhari」が行なわれました。そこで、東京都八王子市に店舗があるキャンピングカーレンタルの会社、「旅する車」が手掛けるバスコンに試泊する機会に恵まれました。

今回、試泊したアソモビ2023 in Makuhari第2会場。幕張メッセに泊まるのも貴重な体験でした。
バスコンとはマイクロバスにキャンピングカーとしての設備を追加した車両のこと。私はこれまでトラックの荷台の上に居住を載せた、いわゆる「キャンピングカーといえば」なスタイルの「キャブコン」を2台乗り継いできましたが、バスコンに泊るのは初めて。ドキドキです!

手前が試泊したバスコン。この会社では「FPタイプ」と呼ばれているそうです。レトロな見た目がかわいいですよね。(写真提供/アソモビ2023)
旅する車/バスコンFPタイプ
- 車両仕様:ディーゼルエンジン、AT車
- サイズ:全長6,990×全幅2,020×全高2,620mm
- 乗車人数:8名乗車(4名就寝)
- 車両詳細:https://ccar.jp/price/buscon/
このバスコン、「場づくり」や「つながり」をデザインする「FIREPLACE(ファイアープレイス)」という会社が手がけた車両のため、「FPタイプ」という略称が付いたそうです。さっそくですがどんな車両だったか画像で紹介したいと思います。
ルームツアー、スタート!

客室への入り口はサイドにありました。
コンパクトなスライドドア。旅先などで隣に停まっているクルマにも気を遣いません。

運転席側から車内を見渡します。長男が朝学習しているテーブルはベッドにもなり、大人2名がゆうゆう寝られます。
バスコンは中型(8t)免許でOK
全長が6,990mmもあると寝室とリビングが別といった感じで、さすがに広々としています。8名乗車可能で就寝は4名。小さいお子さんと添い寝なら6名くらいまでは余裕そうなサイズです。やはりこのタイプのクルマは大型免許でなきゃ運転できない!? いえいえ、「中型車は中型(8t)に限る」と記載された免許証であれば(私も持っています)運転することができるのです!
また、パッと見ものすごく大きく感じますが、バスって四角い分、見切りがよい。車高もあるのでハンドルを握ってみるとじつは運転しやすいそうです。私もこれまで大きめな車両ばかり乗ってきたのでわかるのですが、長さはスグ慣れます。キャンピングカーで気をつけるべきは「高さ」です。全高2,620mmあるので看板とか木とかに引っかからないよう、そこだけご注意を。

後方から見た様子。木がふんだんにあしらわれた車内はアメリカンな雰囲気でおしゃれでした。
バスコンのメリット
やはり室内空間がゆったりしていることですね。私が持っているキャブコンのように、運転席の上にある「バンクベッド」によじ登ったりと「縦移動」する必要がありません。はしゃぎすぎたお子さんが転落、という心配もないのです。

後方のベッドも大人ふたりが余裕で寝られます。こちらもテーブル席に早変わり。
どんな人がレンタルするの?
旅する車の代表、鈴木一弘氏いわく、このタイプのバスコンを借りるのは圧倒的に家族連れが多いそう。キャンプという選択肢が始めからない人たちが、行った先の車内でゆっくり過ごすとか。それから卒業旅行などで使う大学生も。ちなみに免許取得から2年以上経てばレンタル可能だそうです。
USJなど関西方面などに行くとき、2家族で移動しながら宿泊するために借りるお客様もいるとか。前後で空間がゆるりと分かれているので、2家族でも問題なく過ごせそうですね。
気になるFPタイプのレンタル料金は、1泊2日で平日だと50,000円。休日や土日祝日では60,000円~。移動できるのはもちろん、好きなタイミングで好みの場所に泊まれて…、となるとお得かもしれませんね!
今回試泊したバスコンはペットもOK

豊もリラックスしていました。
鈴木氏がいうにバスコンのレンタルは年々増えているそうです。最初は車体の大きさで懸念し、普通サイズのキャブコンを借りたお客様が、2~3回目の来店でバスコンをレンタルするというケースもあるとか。まさに「トラベリング・ホテル」。愛するペットと一緒に旅できるなんて最高ですね。

リアルな就寝風景。長男と私が後方ベッドで寝ました。
寒さ暑さ関係なく快適に過ごす
モニターの上に設置してある家庭用エアコン。外部充電があるので、RVパークやAC電源が使えるオートキャンプ場などでは季節や場所を選ばず心地よく過ごすことができます。試泊した日は熱帯夜でしたが、朝起きたら少し寒いくらいでした。そのくらい空調が効いている方が私は好きですけどね(笑)。
後方ベッドが簡単にダイニングに変身

夕飯風景。ベッドスタイルのときとはまた雰囲気が違います。

モニターにテレビ端子を接続すればアマプラやネトフリで映画鑑賞も楽しめます。

飲み物がたっぷり収納できる家庭用冷蔵庫はバスコン後方にあります。

「電子レンジがない」という事前情報をもらっていたので、コールドミール中心の総菜を用意。

山小屋にいるかのような、ウッディですっきりしたキッチン。
備え付けの卓上コンロがあるので簡単な調理もできます。冬は鍋料理などいいですね~。
気の利く収納類

「ここにあったらいいな」という入り口脇にフック。収納も充実していました。
「整理収納アドバイザー」的に、気になるのはやはり「収納」です。限られた空間にたくさんの工夫が凝らされており興奮しました(笑)。
写っているサーキュレーターは自前のモノ。車内が広いので暑いかなと思い愛車のキャンピングカーから持参しました。それからバング&オルフセンのスピーカーやiPadも、ふだん車内で過ごすときのわが家の必需品です。

室内のスイッチ類はこちら。いちいちかわいい。
オシャレな「ブックラック」。走行中に落下しない工夫もなされており参考になりました。

今回持参した荷物。
家族4人+イヌの荷物が入った大きめのパタゴニアのキャリーバッグ。食器類が詰まったダルトンのバスケット。夕飯と朝食、2食分の食材とアルコール満載のサーモスのソフトクーラーボックス。私のかごバッグなど。車内には大きめの収納が豊富にあるので、これらの荷物がすとんと収まりました。
手ぶらでOK
今回は試泊ということで食器類や寝具などは持参、クルマのみのレンタルでした。実際にこのバスコンを借りる場合、「旅する車」の店内にアウトドアショップも併設しているそうです。キャンプセット、車中泊セットなどレンタル可能、「手ぶらでOK」!
気になるトイレですが車内に備え付けはありません。基本は普通車と同様、コンビニ、道の駅、サービスエリア、キャンプ場などを利用。でも小さなお子さんのいるご家庭などには、「いざというとき」安心な簡易型トイレのレンタルもあるそうです。

風が気持ちよかったので外で夕涼み。ビールがおいしい。
バスコンをレンタルする人にオススメの旅先
鈴木氏いわく、都内観光とか繁華街にはこのバスコンは向いていません。たしかにこのサイズが収まる駐車場を探すのに骨を折りそうですね…。でも、郊外なら車体が大きいからといって不便を感じることはなく、鈴木氏のおすすめは、ズバリ「北海道」! 道の駅の数が本州より多く、駐車場には中型車や大型車の区画がたくさん設けられていて、「関東よりも旅しやすい」そうです。トラベリング・ホテルでゆったり巡る北海道、いいですね~。旅する車には、今回、試泊したFPタイプのほかに、2タイプのバスコンがあるそうです。詳細、ご予約は「旅する車」にお問い合わせください。
旅する車
- 電話番号:042-629-9980
- レンタル料金:平日50,000円(1日)、土、日、祝日、ハイシーズン60,000円(1日)~
- 貸し出し場所:東京都八王子市内に2か所あり※詳細はHPをご覧ください。
- ホームページ:https://ccar.jp/
