まだまだ暑い日が続く今日この頃。手軽で効果的な暑さ対策を知っておきたいですよね。
今回は、簡単・快適な手ぬぐい活用術を紹介します。
木綿素材でできた手ぬぐいは、日本の文化に根付いた、暑い夏に役立つアイテム。日除けや、冷却などの目的で使うことができます。ぜひ試してみてください。
手ぬぐいを使った暑さ対策6つ
手ぬぐいの使い方は多種多様!基本から応用まで、暑さ対策として役立つ使い方を一気に見ていきましょう。
(1)基本の汗ふき
手ぬぐいといえば、ハンカチと同じようにポケットに入れたり、首にかけたりして汗ふきとして使用するのが一番基本的な使い方です。
首に巻いておけば汗が出ても素早く拭けるので、暑い日も快適に過ごせます。
写真のように細く折りたたんで首に結んでおけば外れにくくなるため、よく動くアウトドアの際にはこの巻き方を試してみてください。
また、首元以外の汗対策にも使えます。細くした手ぬぐいをヘアバンドのように額に巻いておけば、汗が目に入るのを防ぐことができます。
(2)日除けカバー
手ぬぐいの上から帽子を被ると、後頭部や首周りへの日除けとして使うことができます。これは薄手の手ぬぐいだからこそできる使い方!
また、頭に巻けば直射日光を防ぐことができるので、帽子の代わりとしても使えます。
(3)冷却手ぬぐい(その1)
濡らした手ぬぐいを固く絞れば、簡単冷却手ぬぐいの完成です。
これを首に巻いたり、額に当てたりすれば、「熱交換」や「気化熱」の作用によって肌の温度を下げてくれます。
「熱交換」とは、温度の高いもの(肌)から低いもの(濡れ手ぬぐい)へと熱が移動するというもの。「気化熱」とは、水分が気体になる際に周囲から吸収する熱のことです。
しばらくすると手ぬぐいがあたたかくなってくるので、広げて振ってあげましょう。すると、また冷んやり感が戻ってきます。
さらに合わせ技として、濡らした手ぬぐいを頭に巻けば頭が冷んやりとして涼しくなります。
(4)冷却手ぬぐい(その2)
凍らせた保冷剤を手ぬぐいにくるめば、冷却シートの代わりになります。それを額などに当てれば、冷んやりして気持ちいいでしょう。
何度も使えるので、使い捨ての冷却シートよりも経済的!
さらに、重ねる手ぬぐいの厚さを変えることによって冷たさを調整できるのも便利な点です。
(5)アロマと組み合わせてひんやり感アップ
洗面器などに水をはり、ペパーミントのアロマオイルを一滴垂らします。その水で手ぬぐいを濡らして絞れば、ペパーミントの香りがする“手ぬぐい冷湿布”の完成です。
首筋や額に当てると、通常の水で濡らした手ぬぐいに比べて、より冷んやり感じます。ただし使用時は、目の周りや肌の荒れている部分などにあてるのは控えるようにしましょう。
また、手ぬぐいに直接ペパーミントのアロマオイルを垂らして持ち歩くのもおすすめ。オイルを垂らした手ぬぐいの香りを嗅ぐだけで、暑さによる不快な気分を軽減してくれます。
ちなみにオイルを垂らす際、しみになることがあります。しみになっても問題ない手ぬぐいを用意してくださいね。
(6)凍ったボトルを結露から守る
凍ったペットボトルは、冷たいドリンクを飲むことができるのはもちろん、そのボトルを使って体を冷やすこともできます。
しかし、ボトルをそのまま持ち運ぶと、結露で他の荷物が濡れてしまうことが…。そんな時、結露から他の荷物が濡れるのを守ってくれるのが、手ぬぐいです。
手ぬぐいを使った便利なボトルの包み方を覚えておきましょう。
手ぬぐいを二つ折りにして、ペットボトルを斜めに置きます。
ボトルを回して、手ぬぐいを斜めに巻いていきます。
途中でボトルの底に手ぬぐいをかぶせて、さらに巻いていきます。
そのまま、手ぬぐいを最後まで巻きます。この時にできるだけキツく巻くのが、綺麗に包むコツです。
ボトルを立てて、上の部分を外側へ折り曲げます。最後に、ゆるまないよう形を整えればできあがりです。
ちなみに、手ぬぐいを使ったペットボトルの包み方はいくつかあります。以下の記事では、他の包み方も紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
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アウトドアでは、手ぬぐいが様々な活躍をしてくれます。その活躍は暑さ対策の場面でも!
今回紹介したのはどれも簡単な方法なので、気軽に試してみてください。手ぬぐいを上手に活用して、暑い日々を涼しく楽しく過ごしましょう!